Potential of aromatherapy

aromatherapy and golf and movie

糸が古くなる?

2009年06月17日 | 雑記
さて、仕事しています。
今日は、前回よりはなんとなく静かです・・・・・・・・
たぶん。

患者さんと御話をしていて、
  
 「着物はたくさんあったのよ~塩沢とか、大島はもちろん。」
 「その着物はどうされたんですか?」
 「あら、あげちゃったわよ~~」
 「死んだときに着る着物は?」
 「だってね、着物は生きているうちにあげるものなのよ。
  死んでからじゃ、糸が古くなるんだから」

へええ~~ 本当かどうか、定かじゃありません。
話していることはそんなに正しくないからです。

歌を歌ったり、だれか~~ ○○ちゃん~ん と声をだしたりしています。
寝る前に焼酎を飲みました。
 
 「御寿司が食べたいわね、ないの?けちね~。あんたも飲みなさいよ。」

と、薦められましたが、飲みませんでしたよ。仕事中ですから。
床頭台に、焼酎の陶器のびんがのっかっているっていうのも
なかなかいい景色です。

患者さんと話していると、楽しいことも、悲しいこともたくさんです。
こうして朝がくるのを待ちます。

アロマのワッカディフューザーは好評で、笑わない患者さんも
これを見て笑ったと、薬剤師さんも喜んでいました。
アロマの輪、本当に輪がでてくるのでみているだけで癒されます。
そうそう、写真を撮らないと。

さくらんぼ

2009年06月16日 | 雑記


さくらんぼの季節になり、枇杷も同じように並んでいます。
もうこんな季節なんですね。

頂いたさくらんぼに、双子??
初めてみました、こんなさくらんぼ。
種も、大きさが違っていました。まあるい種じゃなくて
曲がっていました。

さくらんぼなら許せますけれども・・・・・・・・・・。

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呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん

2009年06月15日 | アロマ
これを聞くと、何だかわかる方は私と同年代ですね。

 ハクション大魔王です。

あくびをすると、あくびちゃんがでてきました。可愛い
で、このディフューザーは、水煙がわっかです。
これもまたキュート
しかも長持ちです。
ワッカモードだと、約6時間もワッカがでてきます。
ぽっ ぽっ と、天使の輪がでてくるそうです。

患者さんが「なんだい、こりゃ」と、カウンターで聞いてきました。
聞きたくなりますね。

まるでアラジンの魔法のランプです。
 「ランプをこするとイケメンがでてこないかしら・・・・」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

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緩和したいわね

『パラドックス 13』

2009年06月14日 | 雑記
桐野夏生に続き、読書。
東野圭吾です。

まさに13日から読み始め、とまりませんでした。

13秒の間に、何かで共通する13名の人たちが、ほかに誰ひとりいない
東京で生きていくのですが・・・・・・・・・。

この世の終わりような、インディペンデンス・デイのような
デイ・アフター・トゥモローのような、洪水や地震にさらされながらも
その人たちは懸命に生きていきます。
でも、滅亡していく地球を見届けるかのような13名の運命は
過酷で、映画のようなシーンが私の脳裏に浮かびます。
  (映画の観すぎなので・・・・・)

植図かずおの「漂流教室」のようなイメージでしょうか。

SFですが、実に面白かったです。
きっと、たぶん映画化されるでしょう。
間違いない。

主人公らしき刑事の兄弟は、誰にしようか、
看護師役は誰に? 女子高生役は・・・・・
やくざは、北村一輝かなあ。

登場人物は少ないから、たやすくキャスティングできます。
私も読みながら、楽しめました。
現実的にはありえないような、ないとも言えない様な・・・・・。

現実逃避ができるって、素晴らしいです。

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来週は一日しか日勤がありませんのでよろしく


なが~い夜

2009年06月13日 | 雑記
当直時間なのに、2グループの見学者たちがいらしていました。
毎日誰かしらいらっしゃいます。

患者さんは外泊していらっしゃる方もいたので、そんなには忙しくない・・・
かなって、期待していました。
期待はするものじゃありませんわね。

全く一睡もしない患者さんがいらっしゃいました。
食事も全て介助で、温麺を箸ですくって、口にもっていくと
すぐに口が閉じるので、緬が口から必ずはみ出ます。
お豆腐とか、煮た玉ねぎとか、何とか食べました。

そこから夜は始まりました。
ずっとテレビがついていましたが、消してから落ち着かなくなりました。
物音がして行ってみると、モルヒネを注射している針は抜けていました。
1時半ごろには、床に寝ていました・・・・・・・・・
ベッドから転落したのでしょう。ナースコールも押せません。

よって、また針は抜けていました。
酸素もはずれ、尿の管もはずれていました。
シーツも交換し、着替えもしました。

この方は、気管切開部の穴がふさがっていないので、お話が
できませんので、コミュニケーションが大変です。
入院生活はさぞや、ストレスなことでしょう。
 「気づかなくてごめんなさいね。慣れなくてごめんなさいね。」
何度も何度も謝りながらケアしていました。
 「カミサンヨンデ」と、私の手のひらに指で書いたので
せつなくなりました。

その間にも、別の患者さんが身の置き所がなくずっと唸っていました。
一晩中眠りながら唸っていたため、ご家族もずっと体をさすっていました。
私もアロマオイルを用意したり、そばについていました。

外泊中の患者さんが、モルヒネの注射を固定している絆創膏がはがれ
一度戻られました。
短い予後のことをずっと話していましたが、
 「私って、予後二ヶ月よりも長いような気がするんです。
  だって、今月で二ヶ月なのに、車で買い物も行かれたんですよ。」
確かに。私達だって、そう思います。

以前の医師が伝えた予後の期間が、重くのしかかっています。
 「何も考えないでって、精神科の先生に言われたけど、
  看護師さんがそれほど難しいことはないって・・・・・
  2人で泣きましたけど、わかってくれて嬉しかった。」

このような患者さんが20名となったら、一体どうなるのか、
途方もないような気がして、朝もやを屋上庭園から
ぼんやりと眺めました。

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人生も長い

真実とは何か

2009年06月12日 | 雑記
桐野夏生の『IN』を一気に読み終えました。
小説家が、小説家を研究して書くと言うお話です。

1人の男性の小説家が、自分の恋愛模様や家族のこと、不倫のことなどを
書いて出版しましたが、その本の中身が真実なのかそうでないのかを
解き明かすように書きはじめた女性小説家が主人公です。

ノンフィクションといって置きながら、実は違う。
でも、昔の真実と今の真実はかわってきて、何が真実だったのか、
そうでないのか、奥様や子供との関係や、コミュニケーションが
そのままだったのか、脚色したのか・・・・・・・・・・・
今となっては、奥様でさえも、都合のいいように解釈してしまっているのです。

主人公は、出版社の男性と激しい恋愛をしつつも、罵りあったり、
愛し合ったり、そして、永遠の別れも・・・・・・・・。

文字にして書いて残すと、それはあたかも本当にあった出来事のように
思われます。
日記もそうです。
その時に自分が感じたことは、実に刹那的な感情かもしれません。
5分もすれば、薄れたり、忘れることもあります。

私も、ブログを書いていて思います。
ブログを読んだ方が「あ~そうだったんだね」って思う方と
「これはきっと嘘でしょ~」と、思う方がいらっしゃるでしょうね。

だから、ホールインワンしました~~~って書いたら、
信じるかしら?
読書をすると、いろんなことを思い出したり、考えたりします。

さて、自動車免許の更新に警察署に行かないと。
それから、仕事です。
花の金曜日、花の仕事をしましょうか。

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ヘルペス ゾスター

2009年06月11日 | 雑記
昨日子供の腕の上のほうに湿疹ができました。
今日は、背中にもできていました。
たぶん、帯状疱疹でしょう。

痛痒い感じがします。
水疱瘡のウィルスが、こっそりしのんでいて、体調が悪いときになど
でてきます。
私も中学のときにかかりました。

これは、ストレスとか、忙しいときとか、癌の末期とか、すごく
具合の悪いときにでるもので、一度かかったら二度とかからないと
言われています。
私の田舎では「つづらご」と呼んでいました。

痛くて痛くて泣いていた記憶があります。
今は、抗ウィルス薬がありますので、治るのも早いように思います。
子供はそんなに辛くないようでした。
水疱瘡をやっていない子供には近づかないようにしなければなりません。

クラスの子供達は大丈夫でしょうか。

さて、明日は当直なので、朝寝坊と思いきや、5時20分におきて
お弁当は作らないと。
今朝は子供が忘れていきました・・・・・・・・・・・・

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最近アロマオイルをよく使うので、ステーションや廊下は
いい香りが漂っています。
患者さんの全員が、アロマトリートメントしています。

   緩和ケアの見学にみえて

『お買い物中毒な私』

2009年06月10日 | 映画
まったりし過ぎです。

桐野夏生の『IN』を読み始めています。各章は韻を踏んでいます。

隠 淫 姻 因 陰

なかなか止められません。

『OUT』は映画にもなりましたから皆さんも記憶に新しいでしょう。

あれはグロいです・・・・・・・・。

今回は恋愛の抹殺について。
失恋(失礼って誤字でした。)みたいなものかもしれません。

さて、映画は面白かったです。
(ジェリー・ブラッカイマープロダクション)
お買い物をし過ぎて、取立て屋に追われながらも、雑誌社で頑張って
いきます。
もちろん、恋愛はつきものです。

お買い物をしすぎる人はたくさんいて、自助会にも参加しますが、
なかなかそんなに上手くはいきません。

  何が必要で、何が要らないか?

そうやってものを買ったらいいのでしょうね。
現実は・・・・・・・・でも、ヨーロッパなどの世界的に有名なブランドのものを
欲しいってことはないです。
その伝統や心意気は素敵ですが。
シャネルの歴史ははかりしれませんし。ニットのミッソーニ一家もまた
歴史があります。

イヴ・サンローランのデザイナーのトム・フォードとか、
ディオールのジョン・ガリアーノとか、
シャネルやフェンディのカール・ラガーフェルドとか、
皆さん苦労なさってます。
カールさんは、16歳でコンテストでコートの部で優勝しているそうです。
16歳です!

だからそういう老舗のブランドは、大事にするもので、私などが
袖を通すものじゃないと今は思っています。
でも、カール・ラガーフェルドって、何か好きなんです。
デザイナーの世界は憧れでした。

さて、読書しないと。

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さて、当直週間が始まります。

癒されるひとたち

2009年06月09日 | アロマ
今日もアロマトリートメントのボランティアさんがいらした。
私は、その方がいらしゃるだけで、何だかぼ~っとします。
不思議な感覚がするのです。

何人か、トリートメントをやっていただきました。
私もまたやって欲しいと思いましたわ。

私は患者さんの背中のトリートメントをしました。
痩せた背中は、骨ばっていて、ごつごつしていました。

 「ぼこぼこしているでしょ」

痩せたんですね。
乾燥して白くなっている背中は、長い間の闘病生活を
物語っていました。
なんて切ない背中。
お子さんがいらっしゃらないから、自分が死んだ後に
奥様の青年後見人を探したいと話していました。
夕方、奥様が遠くまで買いに行ってきた、わかさぎの佃煮を
少し食べていました。

もう食事は殆どできませんが、ご本人の好きなものをできるだけ
食べるように工夫しています。

  食べることは生きること。

いろんな人に癒された一日でした。
昨日の、満月でイライラしていたのとは違って、穏やかになりました。
スタッフも、いろんなことを考えて、一緒に泣いたりして
徐々に成熟しているように思えました。
どれだけ患者さんに接したかで、違うと思いました。

建設会社の方も、ドアを開ける時の音が小さくなるように工夫して
くれていました。
芳香浴がもっとできるように、アロマディフーザーの贈り物も
もうすぐ届きます。
香りに癒され、あとは音楽です。

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緩和ケア

きつい香り

2009年06月07日 | アロマ
精油を嗅いでいると、淡く、植物の香りを感じますから、
人工の香料が強くて、険しく感じられます。
その最たるものが、洗濯用の柔軟材です。強いです。

患者さんに、一家全員同じ匂いがする方がいますが、
そりゃそうです。一家全員同じように洗濯しているのです。
ですから、個室の部屋中強い香りが充満しています。
むせるような香りです。

それでお子さんがアトピーだと伺うと、洗剤も問題があるのでは?と
思ってしまいます。
実際はもっと別のアレルゲンがあるのだと思いますが、
肌に触れるものなので、合成のものがたくさん含まれている洗剤は、
決していいものではないと思うのでした。

ご主人様はスーツをきていらっしゃるので、あまり洗濯の柔軟材に
さらされていないので、香りがしません。
子供達から、すごく匂ってきます。

香りがほとんどしない柔軟材はあるのでしょうか?
いつかISEKOBOさんも、同じようなことを書いていらっしゃいました。
わかります~~~~。

でも、こんなに香りがきついのでは、コロンが負けてしまいますね。
最近子供が色づいて、コロンをつけています。
でも、あまりいい香りじゃないし、高校生なのにいいのかしら?

私は最近つけていませんが、休みとか寝る前につけたくなります。
アメジスト・・・・・今日はつけてみましょう。
そうすると、朝でかけて、夕方部屋に入るときに、ほんのり香っています。
あ~自分の部屋に帰ってきたと思うのです。

クレメンタインとかレモン、ベルガモット、オレンジなどでコロンを
作ったら、夏のコロンが出来上がりますね。
ちょっと作ってみようかしら。

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緩和ケア開設しています


『 I come with the rain 』

2009年06月06日 | 映画
う~~~~~~~~~ん。
うなるしかない映画です。

イ・ヴォン・ビョン、ジョシュ・ハートネット、キムタクが
ほぼ主演状態です。

何がなんだかこれをちょっとみてから

そんなに衝撃のラストではありませんでしたが、
人間じゃない・・・・・・・・。
映画の中で、痛みや苦しみは生きている証というか、美しさがあると
言っていたように思います。
そういえば、癌の患者さんが痛み止めを痛みがなくなるまで
使わない理由に、「痛いと生きている感じがするから」と
話していたことがあります。

映画の中では、どのシーンも痛みがありました。
痛い・・・・・手のひらも痛かったし、体中も痛かったです。
十字架が痛々しいです。

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