朝になるにつれ、激しい筋肉痛がじわじわとせまってきました。
そう、昨日当直前なのに、ビリーをやってしまうま。
ひどい筋肉痛で、しゃがむのもやっとです。
普通は寝て起きて、「あっ 痛い!」ってなるのですが、
夜に仕事をしていると、徐々に痛みがせまりくるのがわかります。
こうやって筋肉痛がくるんだ~~~と、妙に納得。
忙しい夜でした。
水仙、水仙、あやめ、さざんか、ひまわり、チューリップ、
あやめ、ひまわり、チューリップ。
時々、ハナミズキ、たまにカスミソウ。
水仙、水仙、なりやまず。
そう、ナースコールのPHSに表示されるお部屋の名前です。
チューリップは、結局眠れませんでした。
「暑いんですけど、うちわありませんか?エアコンは嫌なので」
「蚊がいるんですけど、アロマありませんか?」
「廊下で寝ていいですか?」
「ちょっと落ち着くまでここにいていいですか?」
「氷をがしゃがしゃする音が気になるんですけど、やめてもらえますか?」
「ナースコールの音が気になるんですけど、夜は消せないんですか?」
「シャワーしていいですか?」
お母さんが付き添っていますが、眠っています。
自分のお部屋は寂しいから、ナースステーションにきたり、廊下を歩いたり。
迫りくる死の恐怖と、孤独と、不安が渦巻いているようです。
「どうやって死ぬんでしょうね。あ~楽にして欲しいです。」
「家に帰ると、子供がうるさいし、落ち着かないけど、病院は
個室で広くて寂しいし、どうしよう・・・・・」
ハナミズキさんは朝起きて、珈琲牛乳飲みたいとおっしゃいました。
売っていません。
ホールの冷凍庫を見てみると、誰かのパピコ、しかも珈琲味。
半分パキッとおって頂くことにしました。
「美味しい・・・・・・・・いい味ね・・・・・・・」
ほとんどずっと眠っていて、食事もありません。
氷をずっとがりがりしていました。
自分で口に入れることもできないので、いいとおっしゃるまで
口に入れながら、ベッドサイドにいました。
パピコは、相当美味しかったようです。
体が辛くて、目もあけることができないくらいですが、
薄目を開けて、パピコを見つめていました。
「美味しいと思えるものが見つかってよかったですね」
「・・・・買ってもらおう・・・・」
最期の時に何を食べたいか。
プリンと思っていましたが、アイスキャンディのような、冷たいさっぱりした
ものをみなさん欲しいとおっしゃいます。
日中はカキ氷がよくでます。
本格的なかき氷機が欲しくなりますわね。
でも、大きな氷の塊がないですしね。
昼近くに帰りましたが、車の中が・・・・・熱かったです。
熱いっ!
熱くて昼寝も辛いです。
今日は?
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個室は寂しい