この写真、今日の9時40分頃、高田馬場を発車した山手線外回りの車内です。高田馬場から乗りこんできた外国人3人(男性1、女性2)ですが、特大サイズのスーツケース4つと小さめのキャリーバッグ1つを持っていました。首尾よく空いた席に座った3人ですが、荷物を置くスペースは到底自分の席の前だけでは足りず、隣の人の前に置き、結局車内通路も人が一人通れるかという幅になってしまいました。
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私は池袋で降り、彼らはその後も乗り続けたからどこに向かったのかは知りません。既にラッシュの時間を過ぎているからいいじゃないか、と思われる方もいるでしょうが、もし、私が座っている目の前に、他人の荷物が何も言わずにおかれたら、みなさんはどう思われますか?外国人だと思って仕方ない、となりますか。私はデリカシーの無い行為を受けたときに他人を許すことが難しい性向にあるものですから、相手の国の言葉が話せたとしても日本語で「何も言わずに失礼だぞ、どけろ」と言って、荷物を蹴飛ばしてしまうでしょう。このところこういう光景をよく見かけますし、JRの車輌よりもっと狭い地下鉄の銀座線や大江戸線でみかけると、余計になんとかならないものかと思います。いや、それだけの大きい荷物を持てるだけのお金があるなら、シータク、じゃなくてタクシー使えよってことなんですけどね。そもそもこの大きな大きなスーツケース、3辺の合計が手荷物として持ち込める240センチ以内なんでしょうか。
これまでならマナーというレベルで、そこのところは分かってよ、で済んでいたことも、これからは「ルール」にしなくてはいけないのでしょうか。
また、先日はこんなことがありました。8時台前半のJR秋葉原で、西洋人がスタバの大きな紙コップを持って電車に乗ろうとしていたけど、そんな余裕のある電車はあの時間帯にありませんって。彼らも後悔してホーム上で飲み物を飲み干したのでしょうか?それとも、迷惑承知で乗り込んだのでしょうか?
以前からこのブログで書いていますが、私自身は外国人が観光に訪れるのは大いに結構、と思っている一人です。でも、電車も、街も、テーマパークやアトラクションではなくて、そこに住み、働いて、通学する人のものでもあることを分かってほしいわけです。外国人観光客が来たら後は本人たちの「節度ある行動」を期待したり、事業者任せにするのではなく、そろそろルールとして守らせるための議論を、国も自治体もなさったらどうですか、と言いたいです。皆様だって何か起きてから痛い目に遭ったり、メディアから叩かれたりするのはお嫌でしょう?
それから個人的に思っていることをもう一つ。たまたま私の経験だけなのかしれませんが、相手に何か尋ねたり、親切にされたりしたときに、アジア系(東アジアも南アジアも含め)の方は「ありがとう」や「Thank you」といった謝意を言葉で示さない人が多いように思います。そのたあたりは、欧米の方の方がカタコトの日本語でも、英語でもちゃんと言ってくるように感じます。私が卒業旅行で欧州を訪れた際、ツアーの添乗員さんから言われたことがありました。それは訪れる国ごとに「ありがとう」、「美味しい」という言葉は最低限覚えた方がいい、というアドバイスでした。なんだか年の瀬に愚痴ばかりですが、ちょっと言いたくなって書いた次第です。