⭐️⭐️浅野まことのここだけの話⭐️⭐️

浅野まことがここだだけの話をブログで大公開!!

謹賀新年 

2020年01月01日 | 日記

明けましておめでとうございます。2020年が幕を開けました。
今年は、台湾総統選挙(1/11)、英国のEU離脱(1月末)、東京都知事選(7/5)、東京オリンピック(7/24〜8/9)、東京パラリンピック(8/25〜9/6)、米国大統領選挙(11/3)と国際的なイベントが目白押しで非常に重要な1年になります。

昨年は米中貿易戦争に見られる様に、中国はほぼ対等に米国とやり合うことができることを示した一年でした。日本は1980年代に米国に為替の見直しと構造協議という名の市場開放を約束させられてコテンパンに遣られたのとは大違いです。

一方、中国も米国の手強さを思い知った1年でした。
基軸通貨ドルの存在、原油の純輸出国となり中東の重要性が薄れていること、あらゆる分野において世界ナンバーワンの企業が米国企業であること。世界中から資本市場にマネーが集まっていること、そして世界最強の軍事力と諜報機関が世界中の通信回線を通じた情報傍受をしています。

今、僕が注目しているのは、中国が人民元の電子マネーをいつ始めるかです。SWIFTという銀行間の決済で使用されるシステムは米国がモニターできるとされており、電子人民元は、SWIFTを経由せず送金できることから、金融における米国の覇権を脅やかすことになります。
戦略物資である原油の取引はドルで行うという国際的な暗黙のルールはドルが基軸通貨であり続けるためには必要不可欠な条件。
米国は、普通であれば電子人民元の存在は許さないでしょう。人民元の暗号化システムを破って、価値を崩壊させる様に仕向けるでしょう。
許したとしても原油だけはドル決済の条件を飲ませるでしょう。その時の取引条件に香港の一国二制度の廃止が使われるかもしれません。
まさにハードボイルド小説の様な血生臭い世界です。

僕は、人類の未来といういうものを楽観視していません。

その意味で2020年は、今後を決める重要な年になります。

今年も宜しくお願いいたします。