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英エリザベス女王死去に思う

2022年09月09日 | 日記
英エリザベス女王が亡くなった。心よりご冥福をお祈りしたい。

エリザベス女王は英国の女王であると同時にカナダやオーストラリアなど世界に15ヵ国。世界で最も影響力のある君主と言ってよい。以下はその15ヵ国。

英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アンティグア・バーブーダ、バハマ、グレナダ、ジャマイカ、パプアニューギニア独立国、ソロモン諸島、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、ベリーズ、セントクリストファー・ネーヴィス、ツバル。

以前はもっと多くの地域が含まれていたが、独立したり共和制へと移行したりして、少しずつ減りつつある。
最近でもバルバドスが2021年11月30日に立憲君主制を廃止し、ジャマイカでも共和制への移行が進められている。

僕の印象では、女王はロイヤルファミリーをまとめるのに苦心されていたという思いが強い。チャールズ皇太子とダイアナ妃の離婚。ハリー皇子とメーガン妃の王室離脱など日本の皇室からは想像し難い子供と孫たちの自由奔放な行動に頭が痛かったに違いない。
ダイアナ妃の事故死は、真相は明らかになっていないが、実際は暗殺ではないかと僕は思っている。

日本には、英国よりも歴史の長い皇室がある。現在、世界で「エンペラー(emperor・皇帝)」と呼ばれる人物はたった一人。それは日本の天皇。世界に王はいるものの、皇帝は天皇を除いて残っていない。
国際社会において、天皇のみが「キング(king・王)」よりも格上とされる「エンペラー」と見なされている。

安倍元首相の国葬が議論になっているが、「国葬」と「国葬儀」は違うのだそうだ。
戦前は国葬令という法律があって天皇の勅令により執り行われていた。これが国葬。
戦後は、国葬令がないため、吉田茂元首相は「国葬」ではなく「国葬義」という言葉を作って閣議決定で実施したという。今回は、それに続く例外という。

日本において国葬に該当するのは、天皇陛下のみであり、明確に区別すべきだという議論がいわゆるプロの間ではされているようだ。

実は、靖国神社の公式参拝も、公式参拝というのは天皇陛下のみの行為であり、首相の公式参拝というのはあり得ない。その慣例を破ったのは中曽根康弘だという根強い批判もあることは指摘しておきたい。

エリザベス女王の死去で年内に国葬が行われると思う。日本からは天皇陛下と首相が弔問に行くことになるのだと思う。

さて、安倍元首相の国葬問題、否、国葬儀問題。
岸田首相は熟慮のないまま、国葬を行うと言ってしまったのが実際なのではないだろうか。それも麻生副総理に言われて... 税金の支出が問題となっているが、もう海外からも首脳級が弔問に来るという。いい加減な警備では済まされない。おそらく100億円くらいかかると思う。その結果責任は、首相と内閣が負うことになる。