いよいよ今週の水曜日、18日から「宇野千代の桜と香り」展が始まります。
明日は夕方から店内の準備です。
実は私は宇野千代さんのことを知りませんでした。
でも開店当初から宇野千代さんのお香は販売させていただいていたのですね。
理由?! それは桜の柄で綺麗だから。
最初はそんな程度です。
オープン後間もなくして、
宇野千代事務所のデザイナーの方が偶々お店に寄ってくださり、
おっ、宇野千代のお香扱っているんだね!!
というのが実は始まりです。
それから暫くして、桜の時期に展示会をやりましょう、
というお話を頂いたのが10ヶ月ほど前。
宇野千代さんのことを知れば知るほど興味が沸いてくるけれど、
実は展示会への不安が募るばかり。。。
何度もお断りしようかと思ったものでした。
理由は?
それはデザインが弊店のコンセプトと異なる。
事務所の方との意見の食い違い。
などなどここに到達をするまでにどれだけ先方とも揉め、
何度もお断りをしようと決めたことか。。。
事務所の方々は宇野千代さんを実際に知っておられ、
年齢も私よりずっと上。両親と同じかそれ以上。。。
私の考え方と異なるのは勿論ですし、
メールでやり取りもできず全てがアナログ。。。本当に大丈夫かな。。。
(誤りがあってはいけないのですが、皆さん本当に素敵な方々で、今回の展示会でもとても気を使ってくださっているのは事実です。)
しかし宇野千代さんを知れば知るほど、
いや、やはりこの展示会はやらなければと思うようになりました。
なぜなら私の年代の人は宇野千代さんを知っている人がとても少ないのですね。
いずれ宇野千代さんを知っている方も減り、
宇野千代さんの存在が風化してしまうのが嫌だった。
宇野千代事務所の方々が活動をされているのも、
宇野千代さんの歴史を後世に残すため。
私も僅かでもお力になれればと、そんな願いから。
宇野千代さんは山口県岩国市のご出身。
作家であり、デザイナーであり、実業家でもあったのですね。
3人の有名芸術家と結婚し、
その度にその男性に合わせた格好や生活スタイルに変え、
前に進む宇野千代さん。
晩年は幸福論エッセイを書いたり、
桜を中心とした着物のデザインをされていました。
死ぬまで実業家とでもいいましょうか。
桜の着物は通常春の時期にだけ着るもの。
でも宇野千代さんは違いました。
「桜が好きなら一年中着れば良いじゃない。」
確かにそうですよね。
日本人は本当に桜が好き。
好きなら年中楽しまなきゃ損。
それが宇野千代さんの生き様。
「幸福は幸福を呼ぶ」
「私のしあわせ人生 」
「私何だか死なないような気がするんですよ 」
などなど、幸せに関する著書が沢山あります。
彼女はお料理も大好きでお料理の本も出されているのですね。
実際には色々とご苦労もあったでしょうに。
離婚だって労力を使うことでしょう。
でも常に前向きな姿。
それが宇野千代さんの生き方で、
見習うべき姿のような気がいたします。
不景気?!
本当にくだらない。
千代さんが生きていらしたら笑い飛ばすでしょうに。
こんなご時勢だから、
宇野千代さんの展示会をやらなきゃ、
そんな気がしました。
明日は夕方から店内の準備です。
実は私は宇野千代さんのことを知りませんでした。
でも開店当初から宇野千代さんのお香は販売させていただいていたのですね。
理由?! それは桜の柄で綺麗だから。
最初はそんな程度です。
オープン後間もなくして、
宇野千代事務所のデザイナーの方が偶々お店に寄ってくださり、
おっ、宇野千代のお香扱っているんだね!!
というのが実は始まりです。
それから暫くして、桜の時期に展示会をやりましょう、
というお話を頂いたのが10ヶ月ほど前。
宇野千代さんのことを知れば知るほど興味が沸いてくるけれど、
実は展示会への不安が募るばかり。。。
何度もお断りしようかと思ったものでした。
理由は?
それはデザインが弊店のコンセプトと異なる。
事務所の方との意見の食い違い。
などなどここに到達をするまでにどれだけ先方とも揉め、
何度もお断りをしようと決めたことか。。。
事務所の方々は宇野千代さんを実際に知っておられ、
年齢も私よりずっと上。両親と同じかそれ以上。。。
私の考え方と異なるのは勿論ですし、
メールでやり取りもできず全てがアナログ。。。本当に大丈夫かな。。。
(誤りがあってはいけないのですが、皆さん本当に素敵な方々で、今回の展示会でもとても気を使ってくださっているのは事実です。)
しかし宇野千代さんを知れば知るほど、
いや、やはりこの展示会はやらなければと思うようになりました。
なぜなら私の年代の人は宇野千代さんを知っている人がとても少ないのですね。
いずれ宇野千代さんを知っている方も減り、
宇野千代さんの存在が風化してしまうのが嫌だった。
宇野千代事務所の方々が活動をされているのも、
宇野千代さんの歴史を後世に残すため。
私も僅かでもお力になれればと、そんな願いから。
宇野千代さんは山口県岩国市のご出身。
作家であり、デザイナーであり、実業家でもあったのですね。
3人の有名芸術家と結婚し、
その度にその男性に合わせた格好や生活スタイルに変え、
前に進む宇野千代さん。
晩年は幸福論エッセイを書いたり、
桜を中心とした着物のデザインをされていました。
死ぬまで実業家とでもいいましょうか。
桜の着物は通常春の時期にだけ着るもの。
でも宇野千代さんは違いました。
「桜が好きなら一年中着れば良いじゃない。」
確かにそうですよね。
日本人は本当に桜が好き。
好きなら年中楽しまなきゃ損。
それが宇野千代さんの生き様。
「幸福は幸福を呼ぶ」
「私のしあわせ人生 」
「私何だか死なないような気がするんですよ 」
などなど、幸せに関する著書が沢山あります。
彼女はお料理も大好きでお料理の本も出されているのですね。
実際には色々とご苦労もあったでしょうに。
離婚だって労力を使うことでしょう。
でも常に前向きな姿。
それが宇野千代さんの生き方で、
見習うべき姿のような気がいたします。
不景気?!
本当にくだらない。
千代さんが生きていらしたら笑い飛ばすでしょうに。
こんなご時勢だから、
宇野千代さんの展示会をやらなきゃ、
そんな気がしました。