NEST OF BLUESMANIA

ミュージシャンMACが書く音楽ブログ「NEST OF BLUESMANIA」です。

#204 ビリー・ボーイ・アーノルド「Shake The Boogie」

2012-02-19 10:48:27 | Weblog
#204 ビリー・ボーイ・アーノルド「Shake The Boogie」(Back Where I Belong/Alligator Records)

おもに50~60年代に活躍したブルースマン、ビリー・ボーイ・アーノルド、93年のアルバムより。サニー・ボーイ・ウィリアムスン1世の作品。

アーノルドは35年、シカゴの生まれ。土地柄もあり幼少のころからブルースを聴いて育ち、近くに住んでいたサニー・ボーイ・ウィリアムスン1世の薫陶を受けて、自らもシンガー/ハーピストとなった。まさに生粋のシカゴ・ブルースマンなのだ。

52年、17才で初レコーディング。その後、ボ・ディドリーと活動を共にすることで、彼の名前は広く知られるようになる。60年代には、ヤードバーズが彼の「I Wish You Would」「I Ain't Got You」をカバーしたことで、ロックファンにも注目されるようになった。

70年代以降は表舞台から次第に遠ざかるようになり、一時はバス運転手をして暮らしていたが、90年代には本格復帰。この「Back Where I Belong」というアリゲーターでのファースト・アルバムで健在ぶりを披露し、76才の現在に至るまで活動を続けているのだ。

アーノルドの歌はブルースとはいえ、どちらかといえばライトで、むしろR&Bっぽい流行歌感覚がある。ディープな「どブルース」は歌えないが、そのヘニョッとした軽妙さこそ、彼の持ち味といえそうだ。

93年の復帰盤でも、その味は昔と全然変わっておらず、なんとなくホッとする。

きょうの一曲は、彼が幼くして直弟子となった師匠、ウィリアムスンの代表曲。

後代のロックンロールにも通ずるものがある、ライトな味のブギ・ナンバーだ。

歌にせよ、ハープにせよ、力みのない自然体で、そこがアーノルド流。特にハープは、ソロフレーズよりもむしろリズム、ビートを強調するスタイルで、「ハープ=リズム楽器」という筆者の自説を見事に裏打ちしてくれている。

90年代録音とはいえ、その演奏スタイルは、ギターなどのバックも含めて、あきらかに50年代のもの。だが、それがイイ!

アルバム・タイトル通り「原点回帰」な一枚。いまどきの音楽に媚びず、俺流を貫き通していて、実にカコイイ。

ビリー・ボーイの男伊達を証明する佳曲。ぜひチェックしてみてくれ。

音曲日誌「一日一曲」#1~#100 pdf版もダウンロード出来ます

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2月17日(金)のつぶやき

2012-02-18 03:29:53 | Weblog
11:42 from web
ようやく今週のゴールが見えてきた。まだ8時間以上仕事があるが。

11:44 from web
今週の手弁当はきょうの1回のみ。

11:57 from web
迷い猫最終巻、読まなくちゃな。

15:00 from web
きょうはあと2件こなせばいいのだが、それでも8時までは終わらない。

15:17 from web
チョコデニッシュ、ウマー

17:05 from web
ラスト前の1件、解決。

17:16 from web  [ 1 RT ]
きょうは安吾忌かぁ。何食べる日だったっけ。さくらんぼ?←違う

17:17 from web
もちろん、レモンでもない。

17:46 from web
小腹がすいた。8時まで、もつかな。

17:48 from web  [ 13 RT ]
安吾忌なら、まあ酒を飲めば問題ないはず。

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2月12日(日)のつぶやき

2012-02-13 03:31:34 | Weblog
10:00 from gooBlog production
#203 ジョニー・ギター・ワトスン「One Room Country Shack」 goo.gl/vpTGW

10:06 from gooBlog production
中三日休んだので、きょうはまた長距離移動日。 goo.gl/c22a4

20:35 from gooBlog production
このロードにも、ようやくゴールが見えてきた。ホッとしている。 goo.gl/QkBjL

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ホイットニー嬢の訃報に、ただただ絶句。 blog.goo.ne.jp/macolon1013/e/…

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いまはとにかく、ご冥福をお祈りいたします。 blog.goo.ne.jp/macolon1013/e/…

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