NEST OF BLUESMANIA

ミュージシャンMACが書く音楽ブログ「NEST OF BLUESMANIA」です。

#214 ゼム「Baby Please Don't Go」

2012-04-29 20:27:21 | Weblog
#214 ゼム「Baby Please Don't Go」(World of Them/Decca)

アイルランド出身のロック・バンド、ゼムのベスト盤(69年)より。ビッグ・ジョー・ウィリアムズの作品。

ゼムは北アイルランドの首都、ベルファストにて63年結成された(当初は5人組)。翌64年ロンドンに進出してこの「Baby Please Don't Go」でシングルデビューしたが、そのB面である「Gloria」がヒットしたことで一躍注目される。

翌年、デビューアルバム「Them」をリリースしたが、この「Baby Please Don't Go」は収録されず、69年のベスト盤でようやく日の目を見たというわけである。

リード・ボーカルのヴァン・モリスンはセカンド・アルバム「Them Again」(66年)まではバンドに参加したが、その後脱退、ひとりシンガー/ソングライターの道を歩むことになる。

66才の現在もなお、第一線で活躍し続けるモリスン。その原点はこのゼムというバンドにあるわけだが、今聴いてみても、パンキッシュでとんがった感じのサウンドが実にカッコいい。

ビッグ・ジョー・ウィリアムズの鄙びたブルースも、アップテンポのビート、オルガンの味付けでいかにも60年代風なサウンドに変貌している。

とりわけ、モリスンの攻撃的でエッジの立った歌声は、一度聴くと耳から離れない。

ストーンズ、ヤードバーズ、あるいはアニマルズといった少し先輩格のビート・バンドを意識しつつも、よりブラック・ミュージックに近い(ジョン・リー・フッカーあたりにも通じるものがある)エグ味とコクのあるサウンドを聴かせてくれるのだ。

この曲の録音当時、モリスンはまだ10代だったっていうのだから驚く。シブすぎるよ、ヴァンさん!(笑) 映画「コミットメンツ」のシンガー、デコもそうだったけど、アイルランドは、音楽的に早熟な人が多いのかね?

バックの演奏といい、歌といい、ご機嫌なことこのうえなし。個人的には、ちょっと単調な「Gloria」よりずっといいと思うのだよ。

見た目はジミだが、音はストーンズ以上にヒップだったゼム。その才能は本物だ。聴くべし。

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4月28日(土)のつぶやき

2012-04-29 03:05:31 | Weblog
10:30 from gooBlog production GW前半一日目。きょうはいつも通りのルーティンから開始。 blog.goo.ne.jp/macolon1013/e/…13:11 from gooBlog production 天気回復してよかった。当然、午後は出かける。 goo.gl/PPqv618:01 from gooBlog production 約4か月ぶりにCD4枚ゲット。ホント、最近買わなくなったよなぁ。

猟盤メモ
blog.goo.ne.jp/macolon1013/e/…by Mac_Nakahira on Twitter


4月27日(金)のつぶやき

2012-04-28 03:04:19 | Weblog
10:53 from web
今週もようやくゴールが見えてきた。

10:53 from web
昨日の問題もなんとか解決しそう。

14:16 from web
きょうはひさしぶりに、命の洗濯をしに行く(予定)。

15:42 from web
問題、解決。これで心おきなく飲める。

17:08 from web  [ 2 RT ]
トッド・ラングレンの「Good Vibrations」が入ってないのは、カバーというより"再現"だからか?amass.jp/4538

17:29 from web
「美声秘書」なら、皆口裕子サンかな。秘書って感じの声だし。

17:44 from web
では、出発。

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