嵐の中。無事帰還なう。同期のWくんの厚意に、ただただ感謝。
この週末は遠出をするため、「一日一曲」の更新をお休みさせていただきます。
「一日一曲」チェックのためアクセスをされた皆さん、まことに申し訳ありません。
来週末は、更新いたしますので、お待ちください。
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twitterとの連携はいつになったら、再開するんじゃあぁ!!!
9月27日(火)のつぶやき
16:14 from Power Twitter 週二日目にして、疲れがハンパない。今週、乗り切れるだろうか?16:18 from Power Twitter 特にひどいのが...
昨日は新橋のmeatwoさんで飲んだ。ここはホントに常連率・リピート率が高い。ほとんどのお客がたがいに会話してるw
相変わらず、な~んの連絡もなし。このぶんだと、入手は来月になりそうだなぁ。
次の土日は動けないので、今週平日のうちにauショップでゲットしたいが、ムリかなぁ?
アキバに行ったら、iPhone5用のケース類、すでに発売されてた。ただし、パッケージには「new iPhone用」「iPhone 2012版用」とか印刷されていたが。
#235 バディ・ガイ「Let Me Love You Baby」(Damn Right, I've Got The Blues/Silvertone)
ことしで76歳。現役最年長ブルースマンのひとり、バディ・ガイ、91年のアルバムより。ウィリー・ディクスンの作品。
バディ・ガイは36年、ルイジアナ州レッツワース生まれ。57年にシカゴへ出て、マディ・ウォーターズらのバックミュージシャンとなる。翌年にはアーティスティックよりレコード・デビュー。以来、チェス、ヴァンガード、ワーナーなどのレーベルから、ソロおよびジュニア・ウェルズとのデュオとして、数々のアルバムをヒットさせている。
そんな彼も80年代は失速気味でレコーディングの機会に恵まれなかったが、90年代に入りシルバートーンに移籍するや息を吹き返し、以降、精力的にアルバム制作、そしてライブ活動を続けている。B・B・キングと並ぶ、「生きたブルース伝説」といえるだろう。
さて、きょうの一曲は、その大復活のきっかけとなったシルバートーンでのファースト・アルバムより。彼のチェスにおけるセカンド・アルバム「I Was Walking Through the Woods」に収められていた60年代の名曲、「Let Me Love You Baby」の再演である。
レコーディング・メンバーはバディのほかに、ジョン・ポーター、ニール・ハバードがギター、グレッグ・アーザブがベース、リッチー・ヘイワードがドラムスで参加している(ピアノはノー・クレジット)。3ギターという、厚みのあるサウンドが特徴だ。
ライブでも定番となっているこの曲、約30年間、何百、何千回となく演奏されているだけに、100%完成したスタイルとなっており、一瞬として無駄な展開がない。
おなじみの特徴あるイントロで始まり、そこからはもう、お約束の世界。ヒステリックなバディのシャウトが聴く者のハートをゆさぶり、派手にスクウィーズするナチュラル・ディストーション・ギターが、ところ狭しと暴れまくる。これくらい耳に心地よいバイオレンスはない、といっていいんじゃないかな。4分弱の短い一曲に、バディのすべてが凝縮されているのだ。
筆者も、10年前、2002年のジャパン・ブルース・カーニバルのトリで登場したバディ・ガイを観る機会があったが、とにかくハイ・テンションでとどまることを知らぬ66歳のパワーに圧倒されたことを、ほんの昨日のことのように覚えている。
彼の最近の演奏はyoutubeなどで観ることが出来るが、年齢とともに枯れていくどころか、パッショネイトなパフォーマンスはいまもまったく変わらないようだ。さすがやな~。
引退することなく、このままずっと現役を続けていってほしいもんだ。いやホント。
ことしで76歳。現役最年長ブルースマンのひとり、バディ・ガイ、91年のアルバムより。ウィリー・ディクスンの作品。
バディ・ガイは36年、ルイジアナ州レッツワース生まれ。57年にシカゴへ出て、マディ・ウォーターズらのバックミュージシャンとなる。翌年にはアーティスティックよりレコード・デビュー。以来、チェス、ヴァンガード、ワーナーなどのレーベルから、ソロおよびジュニア・ウェルズとのデュオとして、数々のアルバムをヒットさせている。
そんな彼も80年代は失速気味でレコーディングの機会に恵まれなかったが、90年代に入りシルバートーンに移籍するや息を吹き返し、以降、精力的にアルバム制作、そしてライブ活動を続けている。B・B・キングと並ぶ、「生きたブルース伝説」といえるだろう。
さて、きょうの一曲は、その大復活のきっかけとなったシルバートーンでのファースト・アルバムより。彼のチェスにおけるセカンド・アルバム「I Was Walking Through the Woods」に収められていた60年代の名曲、「Let Me Love You Baby」の再演である。
レコーディング・メンバーはバディのほかに、ジョン・ポーター、ニール・ハバードがギター、グレッグ・アーザブがベース、リッチー・ヘイワードがドラムスで参加している(ピアノはノー・クレジット)。3ギターという、厚みのあるサウンドが特徴だ。
ライブでも定番となっているこの曲、約30年間、何百、何千回となく演奏されているだけに、100%完成したスタイルとなっており、一瞬として無駄な展開がない。
おなじみの特徴あるイントロで始まり、そこからはもう、お約束の世界。ヒステリックなバディのシャウトが聴く者のハートをゆさぶり、派手にスクウィーズするナチュラル・ディストーション・ギターが、ところ狭しと暴れまくる。これくらい耳に心地よいバイオレンスはない、といっていいんじゃないかな。4分弱の短い一曲に、バディのすべてが凝縮されているのだ。
筆者も、10年前、2002年のジャパン・ブルース・カーニバルのトリで登場したバディ・ガイを観る機会があったが、とにかくハイ・テンションでとどまることを知らぬ66歳のパワーに圧倒されたことを、ほんの昨日のことのように覚えている。
彼の最近の演奏はyoutubeなどで観ることが出来るが、年齢とともに枯れていくどころか、パッショネイトなパフォーマンスはいまもまったく変わらないようだ。さすがやな~。
引退することなく、このままずっと現役を続けていってほしいもんだ。いやホント。
音曲日誌「一日一曲」#1~#100 pdf版もダウンロード出来ます
ようやく週末。iPhone入荷の報はいまだ来ず。いましばらくはガラケーとともに過ごす。
帰宅後の飲みをガマンし、トレーニングも2回やったので、体重激増はまぬがれる。でも、減らない。
きょうの夜は会食があるので、昼はカロリー控えめにしよう。富士そばでカレー(並)ってとこか。
一昨日の飲み過ぎで、昨日は結局完全オフ日になった。外出もできず。今日からは仕事。体調をたてなおして、ガンガル。
#234 スタッフ「Signed, Sealed, Delivered I'm Yours」(Live Stuff/Warner Bros.)
1970年代に活躍したフュージョン・バンド「スタッフ」の、日本でのライブ盤より。スティービー・ワンダー、シリータ・ライト、リー・ギャレット、ルーラ・メイ・ハーダウェイの作品。78年、東京郵便貯金ホールにて録音。
スタッフは76年にアルバム「Stuff」でレコード・デビューした6人組。ツイン・ギター、ツイン・ドラムスにベース、キーボードという編成だ。もともと、ニューヨークのライブハウスやスタジオで活動していたプロミュージシャンたちが集うセッション・バンドであり、メンバーは流動的だったが、70年代なかばにはほぼ結成メンバーに固まり、ジョー・コッカーのアルバム「Stingray」のバックや、モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブなどで注目されるようになる。
当時のフュージョン・バンドとしては、ホーン主体のクルセイダーズと好一対をなすかたちで、ギター中心のスタッフが、群を抜いて人気が高かったのを覚えている。
レコードデビューするや否や、FMラジオで連日パワー・プレイ。彼らの「My Sweetness」や「Foots」がかからぬ日はなかったと断言できる。
翌77年にはセカンド・アルバム「More Stuff」を発表、こちらも大ヒット。
その勢いに乗って、78年には初来日。きょうの一曲を含むライブ・アルバム「Live Stuff」を残すことになる。
さてそのスティービー・ワンダーの「Signed, Sealed, Delivered I'm Yours」、邦題「涙をとどけて」だが、実は6人全員の演奏によるものではない。ツイン・ドラムスのうちのひとり、クリス・パーカーはこのとき、急病のため参加できなかったのだ。
したがって、この演奏は正確には「スタッフ-1」によるわけだが、それがけっして悪い結果に向かわなかったのは、聴いていただければすぐわかると思う。
ツイン・ドラムスというのは、サウンドが多彩になるというメリットがある半面、演奏にそれなりに制御や連携が必要になり、ドラマーひとりの場合ほど好き勝手な演奏はできないということにもつながる。
今回は、もうひとりのドラマー、スティーブ・ガッドが思うがままにプレイしており、これがライブならではの魅力となっている。
曲は、終始アップ・テンポで軽快に進む。まずは、コーネル・デュプリーのギターによるテーマ演奏から始まり、リチャード・ティーのピアノがそれに絡んでいき、その後のギター・ソロが終わってからが、ホントにスゴい。
ティーの異常なまでに速いソロに、まったくひけをとることなくピタッとついていくガッドのハイハット・プレイ。お見事のひとことである。
そして、ハイライトはガッドのドラム・ソロが約1分10秒。そのハイ・テンションなプレイには、舌を巻くしかない。
その後、エリック・ゲイルの粘っこいギター・ソロが引き継ぎ、ステージは最高潮に達し「スタッフのテーマ」へとなだれこむのだが、長いので前半でカット。それでも11分30分以上におよぶわけだが。
とにかく、各メンバーの実力が最大限に発揮された一曲。
スタッフといえば、ティーのフェンダー・ローズをフィーチャーした透明感のある曲調、あるいはファンキーでやや泥臭いミディアムの曲調のものが多いようには思うが、本気を出せば、どんなバンドにも負けないハイ・テンションなアップ・テンポで演れるんだということがわかる。
ジャズの洗練とR&Bの泥臭さの絶妙なブレンド、それがスタッフという名のカクテル。
その究極のグルーヴを、味わってみてくれ。
1970年代に活躍したフュージョン・バンド「スタッフ」の、日本でのライブ盤より。スティービー・ワンダー、シリータ・ライト、リー・ギャレット、ルーラ・メイ・ハーダウェイの作品。78年、東京郵便貯金ホールにて録音。
スタッフは76年にアルバム「Stuff」でレコード・デビューした6人組。ツイン・ギター、ツイン・ドラムスにベース、キーボードという編成だ。もともと、ニューヨークのライブハウスやスタジオで活動していたプロミュージシャンたちが集うセッション・バンドであり、メンバーは流動的だったが、70年代なかばにはほぼ結成メンバーに固まり、ジョー・コッカーのアルバム「Stingray」のバックや、モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブなどで注目されるようになる。
当時のフュージョン・バンドとしては、ホーン主体のクルセイダーズと好一対をなすかたちで、ギター中心のスタッフが、群を抜いて人気が高かったのを覚えている。
レコードデビューするや否や、FMラジオで連日パワー・プレイ。彼らの「My Sweetness」や「Foots」がかからぬ日はなかったと断言できる。
翌77年にはセカンド・アルバム「More Stuff」を発表、こちらも大ヒット。
その勢いに乗って、78年には初来日。きょうの一曲を含むライブ・アルバム「Live Stuff」を残すことになる。
さてそのスティービー・ワンダーの「Signed, Sealed, Delivered I'm Yours」、邦題「涙をとどけて」だが、実は6人全員の演奏によるものではない。ツイン・ドラムスのうちのひとり、クリス・パーカーはこのとき、急病のため参加できなかったのだ。
したがって、この演奏は正確には「スタッフ-1」によるわけだが、それがけっして悪い結果に向かわなかったのは、聴いていただければすぐわかると思う。
ツイン・ドラムスというのは、サウンドが多彩になるというメリットがある半面、演奏にそれなりに制御や連携が必要になり、ドラマーひとりの場合ほど好き勝手な演奏はできないということにもつながる。
今回は、もうひとりのドラマー、スティーブ・ガッドが思うがままにプレイしており、これがライブならではの魅力となっている。
曲は、終始アップ・テンポで軽快に進む。まずは、コーネル・デュプリーのギターによるテーマ演奏から始まり、リチャード・ティーのピアノがそれに絡んでいき、その後のギター・ソロが終わってからが、ホントにスゴい。
ティーの異常なまでに速いソロに、まったくひけをとることなくピタッとついていくガッドのハイハット・プレイ。お見事のひとことである。
そして、ハイライトはガッドのドラム・ソロが約1分10秒。そのハイ・テンションなプレイには、舌を巻くしかない。
その後、エリック・ゲイルの粘っこいギター・ソロが引き継ぎ、ステージは最高潮に達し「スタッフのテーマ」へとなだれこむのだが、長いので前半でカット。それでも11分30分以上におよぶわけだが。
とにかく、各メンバーの実力が最大限に発揮された一曲。
スタッフといえば、ティーのフェンダー・ローズをフィーチャーした透明感のある曲調、あるいはファンキーでやや泥臭いミディアムの曲調のものが多いようには思うが、本気を出せば、どんなバンドにも負けないハイ・テンションなアップ・テンポで演れるんだということがわかる。
ジャズの洗練とR&Bの泥臭さの絶妙なブレンド、それがスタッフという名のカクテル。
その究極のグルーヴを、味わってみてくれ。
音曲日誌「一日一曲」#1~#100 pdf版もダウンロード出来ます