形容詞に接尾語 -ísimo を付けて、絶対最上級をつくることができる。
fácil(容易な) に -ísimo を付けると facilísimo (きわめて容易な)という具合だ。
ある日、こんな「なぞなぞ」を聞いた。「スペイン語で、たったひとつの単語なのに、i の文字が5つも入ってるのはな~んだ?」というもの。キューバに長く滞在していたという日本人がスペイン語で出題したのだが、その場に居たスペイン語のネイティブは誰も即答できなかった。
う~ん。。。
出題者:¿Es difícil?(難しい?)
出題者:¿Es difícil, no?
出題者:¿Es muy difícil?
出題者:¿Es dificilísimo, no?
うんうん唸っているネイティブを尻目に、出題者は何度もたたみかける。ここで、
Sí, es dificilísimo.(はい、難しすぎます)と降参すれば、実はそれが正解なのだ。
dificilísimo ね? i が5つ入っているでしょう? ピンポーン!
あ~! と納得してこの「なぞなぞ」はお終い。
しかしこの答えに納得しないペルー人がひとり居た。「そんな単語は辞書にない」と頭を抱えたのだ。「どうやって書くんだ?」と書いてみる。dificilísimo? そうそう。
しかし彼は納得しない。そんな言葉はペルーにはないとまで言い出すのだ。もうひとりのペルー人が「これはcubanismo(キューバ独特の語法)だろう」などとなぐさめる。いやいや、文法書に普通に載っているし、一般的なスペイン語だと思うんだけど。
caro(高い)→ carísimo(すっごく高い)
barato(安い)→ baratísimo(すっごく安い)
などと例を出して、「ね?こういうふうに言うでしょ?」と聞くと、
「それじゃ felicísimo(すっごい幸せ。feliz の絶対最上級)なんて言うのか!?」とのたまう。
それはこっちが聞きたいよ。ネイティブはあなたの方だ。
ちなみに愛用の『中級スペイン文法』(白水社)では felicísimo も例に出ていた。
fácil(容易な) に -ísimo を付けると facilísimo (きわめて容易な)という具合だ。
ある日、こんな「なぞなぞ」を聞いた。「スペイン語で、たったひとつの単語なのに、i の文字が5つも入ってるのはな~んだ?」というもの。キューバに長く滞在していたという日本人がスペイン語で出題したのだが、その場に居たスペイン語のネイティブは誰も即答できなかった。
う~ん。。。
出題者:¿Es difícil?(難しい?)
出題者:¿Es difícil, no?
出題者:¿Es muy difícil?
出題者:¿Es dificilísimo, no?
うんうん唸っているネイティブを尻目に、出題者は何度もたたみかける。ここで、
Sí, es dificilísimo.(はい、難しすぎます)と降参すれば、実はそれが正解なのだ。
dificilísimo ね? i が5つ入っているでしょう? ピンポーン!
あ~! と納得してこの「なぞなぞ」はお終い。
しかしこの答えに納得しないペルー人がひとり居た。「そんな単語は辞書にない」と頭を抱えたのだ。「どうやって書くんだ?」と書いてみる。dificilísimo? そうそう。
しかし彼は納得しない。そんな言葉はペルーにはないとまで言い出すのだ。もうひとりのペルー人が「これはcubanismo(キューバ独特の語法)だろう」などとなぐさめる。いやいや、文法書に普通に載っているし、一般的なスペイン語だと思うんだけど。
caro(高い)→ carísimo(すっごく高い)
barato(安い)→ baratísimo(すっごく安い)
などと例を出して、「ね?こういうふうに言うでしょ?」と聞くと、
「それじゃ felicísimo(すっごい幸せ。feliz の絶対最上級)なんて言うのか!?」とのたまう。
それはこっちが聞きたいよ。ネイティブはあなたの方だ。
ちなみに愛用の『中級スペイン文法』(白水社)では felicísimo も例に出ていた。