北海道を離れて10年以上経過し、北海道弁はほとんど使わなくなりました。しかし、いまごろになって、これって北海道弁だったのか?と驚くことがあります。
最近気づいたのは、営業の断り文句「よかったです」が北海道弁だということ。
昔はピンポーンと鳴って玄関出てみると営業の人だったり、営業の電話がかかってきたりすると、やんわりと「よかったです~。」と断ったものです。
北海道人は「いいです」「けっこうです」より「よかったです~」のほうがやわらかいと思っているのです。
しかしこの「よかったです」は、道外では意味不明なんですね。そういえば私も大阪に来てから、インターホン越しに「よかったです」と断って営業の人に「は?なんですか?」と言われたことがあります。
「よかったです」は多様に使われます。スペイン語に訳しながらそれぞれの意味を考えてみました。
1)映画を見に行った翌日、「昨日の映画どうだった?」と聞かれた。
「とてもよかったです」
→ Estuvo muy buena.
→ Me gustó mucho.
(その映画はとても良かった、気に入ったという意味)
2)知り合いが念願のスペイン旅行に行けることになった。
「よかったですね~」
→ ¡Qué bien!
→ Me alegro.
(知り合いの幸運を祝福している)
3)電話に出たら、何かの営業らしい。
「よかったです~」─どうやら北海道限定─
→ No gracias.
(断りの意味の「けっこうです」と同義)
「けっこうです」という言葉もまた、多様に使われ、日本語学習者には頭痛のたねかもしれませんね。
最近気づいたのは、営業の断り文句「よかったです」が北海道弁だということ。
昔はピンポーンと鳴って玄関出てみると営業の人だったり、営業の電話がかかってきたりすると、やんわりと「よかったです~。」と断ったものです。
北海道人は「いいです」「けっこうです」より「よかったです~」のほうがやわらかいと思っているのです。
しかしこの「よかったです」は、道外では意味不明なんですね。そういえば私も大阪に来てから、インターホン越しに「よかったです」と断って営業の人に「は?なんですか?」と言われたことがあります。
「よかったです」は多様に使われます。スペイン語に訳しながらそれぞれの意味を考えてみました。
1)映画を見に行った翌日、「昨日の映画どうだった?」と聞かれた。
「とてもよかったです」
→ Estuvo muy buena.
→ Me gustó mucho.
(その映画はとても良かった、気に入ったという意味)
2)知り合いが念願のスペイン旅行に行けることになった。
「よかったですね~」
→ ¡Qué bien!
→ Me alegro.
(知り合いの幸運を祝福している)
3)電話に出たら、何かの営業らしい。
「よかったです~」─どうやら北海道限定─
→ No gracias.
(断りの意味の「けっこうです」と同義)
「けっこうです」という言葉もまた、多様に使われ、日本語学習者には頭痛のたねかもしれませんね。