Acer Aspire REVOをホームサーバ代わりにオーディオ機器やテレビと接続しているのだけれど、1つ失敗したなぁ、と思うのがMP3の音質。
以前はオーディオで聴くのはCDで聴けばいいし、DAPの容量もそんなに大きくないし、そもそも楽曲配信サイトですらAAC/WMA128kbpsで販売しているのだからMP3も128kbpsか192kbpsでエンコードすればいいや、と思っていた。おかげでHDDの中には128kbps前後でエンコードされたmp3が山盛り。しかしこれをオーディオを通して聴くとやはり品質の劣化が耐えられない。
例えばPLAYLISTでU2の楽曲をランダムに再生させたりしている時に、320Kbpsの曲の後に128kbpsの曲が再生されると正直耐え難い。音質の「厚み」や「臨場感」「空間の広がり」が全く違うのだ。
で、結局、休みのたびにシコシコと再エンコード、置き換えといった作業をしているのだけれど、取り込むたびに「ジャンル」を合わせ直したり、インターネット上から得られる曲名があっているか確認したり修正したりしているとなかなか作業が進まない。(インターネットからDLされる曲名に「●●タイアップ曲」とか入れるのやめて欲しいと思うのは僕だけ?あぁいうのを削除したり、半角全角混在したりしているのを直すのが結構手間なんだけど)
ちょうどクリス・アンダーセンの「フリー」に書かれていたことで、納得してしまったのが、CPUやHDD、通信帯域なんてどんどん安くなっていくのだから「無駄」に使えばいいのだ、ということ。外付けのHDDなんて1TBで1万円を切るような状態だし、SONYのフラッシュメモリWalkmanでも32GBで2万強くらい。
320kbpsでエンコードした場合、1曲5分だとすると12MB。32GのDAPなら2,600曲(アルバム260枚分)以上入れることができるし、1TBのHDDなら83,000曲(アルバム8,300枚!)以上入れることができる。DAPの寿命なんかを考えると、そんなにセコセコ低ビットでエンコードなどせず、最初から高品質でエンコードすればよかったのだ。
このことは「音楽ファイル」だけではない。デジカメの画像なんかも、頻繁にPCに取り込まねばならない不便さはあるものの、できるだけ高品質な画像で遺しておくべきなのだろう。自宅のHDDで保存するなら全く問題ないだろうし、PICASAで1GB、フォト蔵なら年間12GBのアップロードができる。普通に使う分にはこちらでも十分だろう。
WEBサービスやIT・デジタル家電については、「今」ある制約(ex.HDD容量)をもとに考えるのではなく、「将来の可能性」をもとにどんどん贅沢に使っていくこと、そしてその中で新しい使い方を考え出すというスタンスに立つことがBITの時代には必要なのだろう。
そう考えるとMP3・320kbpsなんかではなく、FLACやapple losslessなどの可逆圧縮形式(ロスレス)やWAVファイルで保存するというのでもいいのかもしれない。ただ実際にはこれらのファイルはDAPでも利用するので、将来利用する(かもしれない)機器でも対応できるような「汎用性」も加味する必要があるのだろう。
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リビングPCで音楽・動画を楽しむ(1):AspireRevo+HDMI+テレビ - ビールを飲みながら考えてみた…
リビングPCで音楽・動画を楽しむ(2):AspireRevo+USB+オーディオ機器 - ビールを飲みながら考えてみた…
以前はオーディオで聴くのはCDで聴けばいいし、DAPの容量もそんなに大きくないし、そもそも楽曲配信サイトですらAAC/WMA128kbpsで販売しているのだからMP3も128kbpsか192kbpsでエンコードすればいいや、と思っていた。おかげでHDDの中には128kbps前後でエンコードされたmp3が山盛り。しかしこれをオーディオを通して聴くとやはり品質の劣化が耐えられない。
例えばPLAYLISTでU2の楽曲をランダムに再生させたりしている時に、320Kbpsの曲の後に128kbpsの曲が再生されると正直耐え難い。音質の「厚み」や「臨場感」「空間の広がり」が全く違うのだ。
で、結局、休みのたびにシコシコと再エンコード、置き換えといった作業をしているのだけれど、取り込むたびに「ジャンル」を合わせ直したり、インターネット上から得られる曲名があっているか確認したり修正したりしているとなかなか作業が進まない。(インターネットからDLされる曲名に「●●タイアップ曲」とか入れるのやめて欲しいと思うのは僕だけ?あぁいうのを削除したり、半角全角混在したりしているのを直すのが結構手間なんだけど)
ちょうどクリス・アンダーセンの「フリー」に書かれていたことで、納得してしまったのが、CPUやHDD、通信帯域なんてどんどん安くなっていくのだから「無駄」に使えばいいのだ、ということ。外付けのHDDなんて1TBで1万円を切るような状態だし、SONYのフラッシュメモリWalkmanでも32GBで2万強くらい。
320kbpsでエンコードした場合、1曲5分だとすると12MB。32GのDAPなら2,600曲(アルバム260枚分)以上入れることができるし、1TBのHDDなら83,000曲(アルバム8,300枚!)以上入れることができる。DAPの寿命なんかを考えると、そんなにセコセコ低ビットでエンコードなどせず、最初から高品質でエンコードすればよかったのだ。
このことは「音楽ファイル」だけではない。デジカメの画像なんかも、頻繁にPCに取り込まねばならない不便さはあるものの、できるだけ高品質な画像で遺しておくべきなのだろう。自宅のHDDで保存するなら全く問題ないだろうし、PICASAで1GB、フォト蔵なら年間12GBのアップロードができる。普通に使う分にはこちらでも十分だろう。
WEBサービスやIT・デジタル家電については、「今」ある制約(ex.HDD容量)をもとに考えるのではなく、「将来の可能性」をもとにどんどん贅沢に使っていくこと、そしてその中で新しい使い方を考え出すというスタンスに立つことがBITの時代には必要なのだろう。
そう考えるとMP3・320kbpsなんかではなく、FLACやapple losslessなどの可逆圧縮形式(ロスレス)やWAVファイルで保存するというのでもいいのかもしれない。ただ実際にはこれらのファイルはDAPでも利用するので、将来利用する(かもしれない)機器でも対応できるような「汎用性」も加味する必要があるのだろう。
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