ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

新サービスの目指すもの

2006年04月07日 | 新サービス奮闘記!
最近はいろいろとバタバタしていたこともあってブログの更新がかなりおざなりになっていたのだけれど、その1つの理由が、今、新しいサービスの企画を進めていたためだ。これまでいくら匿名性の高いブログというサービスであっても、あまり直接的に業務についてのことを書くことは控えていたのだけれど、今回は特別。このサービスの立ち上げにともなって考えていたことなどをイロイロと書いていきたいと思う。

このサービスは端的に言うと、新しい概念のサービスだ。

競業他社を真似ただけの「新しいサービス」でもなく、実現がまだ先の「新しい概念」でもない。とはいえ、誰も見たことがない衝撃的なものではなく、きっと多くの人が「あぁ、要するに○○みたいなものね」と言ってしまえるサービスだ。もっともこの「○○」に何を思うかは人それぞれだし、おそらくそのいずれもが正しく、かつ不完全だ(と思う)。

じゃぁ、どんなサービスを作ろうとしているのか。

例えばあなたがサラリーマンだとして、平日、自宅に戻ってパソコンをつけている時間というのはどれくらいあるだろうか?標準的な30代のサラリーマンの場合、残業を終え、自宅に戻って、食事をして、風呂に入って、テレビを見て、パソコンの電源を入れる。しかもWindowsが立ち上がるまでに更に30秒は待たされる。それだけの過程を経てまでもパソコンの電源を入れるのだから、そこにはそれだけの「何か」理由があるのだろう。それがブログだったり、ネットサーフィン(死語?)だったり、2ちゃんだったり、GyaOだったり。

しかしそれがテレビであった場合、テレビの電源をいれるのに「理由」が必要だろうか?仮にどうしても見たい番組があったからと応える人がいるかもしれない。ではその人はその番組が終わると同時にテレビを消すだろうか?おそらくPCとTVとに向かい合う人の姿勢の違いがここにある。TVは習慣でしかなく、PCは目的を満たすものなのだ。少なくとも30代にとっては。

パソコンをテレビのようにつけっぱないメディアに変えること。家に帰ったら、まずパソコンを立ち上げること。何かを検索するためでもなく、ブログを書くためでもなく、ただの習慣として――これが今回の目指すものの1つの終着点である。



コメントを投稿