今年に入って「雪割草」とかいた小さな鉢植えを買った
枯れた特徴ある葉からミスミソウ、スハマソウかしら、と思って咲く時期を楽しみにしていた
*********** 昨年国内外で見た雪割草 ***********
↓ フォトはピレネートレッキング中、オルデサ・イ・モンテ・ペルディード国立公園で見つけたオオスミソウ
昨年6月中旬、開花季節は過ぎていたが特徴ある葉で記録に残した
過去記事 ☆ピレネートレッキング:オルデサ・イ・モンテ・ペルディード国立公園ベストシーズン(前半)
ヘパティカ・ノビリス/オオミスミソウ(Hepatica nobilis)
キンポウゲ科(Ranunculaceae) ミスミソウ属(Hepatica)/イチリンソウ属
実際、開花時期に見た雪割草は、
過去記事 ☆山肌一面に咲き誇るイワウチワの群生と
保護植栽と思われるが固まりで咲いていた、別名「雪割草」
初心者の私は見るものすべて新鮮で、、、(ワクワク)
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雪割草のミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウの違いを調べていると 下記のサイトに出会いました
※ 岡山理科大学:植物生態研究室(波田研)HPより
ミスミソウ Hepatica nobilis var. japonica (キンポウゲ科 ミスミソウ属)
ミスミソウはユキワリソウとも呼ばれ、本州中部以西から九州にかけて分布する多年草。
葉樹林の林床や崖などに生育し、石灰岩地域に多い。葉は常緑であり、雪の下でも緑を保っている。
雪の積もりにくい急傾斜地で冬越しすることは、常緑の植物としては、有利であるはず。
根出葉は三裂し、裂片の形が三角形で先端は鈍頭のものをミスミソウ、円頭になるものをスハマソウとするが、中間形もあって区別しにくいこともある。
3月の終わり頃から4月にかけ、地下茎から高さ10~15cmの花茎を出し、頂端に1つの花を咲かせる。
顎片のように見えるのは茎葉であり、花弁のように見えるのが顎片であって、花弁はない(ややこしい!)。
弁のように見える顎片の数は6~10と変異があり、色は大平洋側では白色であるが、日本海側では薄く青・紫・赤などを帯びるものがあり、美しい。
スハマソウ Hepatica nobilis var. japonica forma variegata (キンポウゲ科 ミスミソウ属)
スハマソウの3裂片の先端は尖らず、円頭となる。葉には白斑が入ることが多く、深緑色と白斑のコントラスが美しい。
裏面から縁には毛があるが、表面は無毛。常緑であり、花時には落ち葉に埋もれた古い葉があり、新しい葉も展開しつつある。
このような状態を見ると、前年の葉は、高い活性を保っているとは思いにくい。
花と同時に伸び始める新しい葉が主役なのではないかと思うが定かではない。(以下略)
ケスハマソウ (キンポウゲ科 ミスミソウ属)
(説明文略)
そして購入した雪割草の種類は?
顎片(花弁)の数は6枚
表面、毛がありますか?
裏面から縁には毛があるが、表面は無毛?
葉は長い柄があり、3つに中裂し、先端は鈍頭から円頭
両面と葉柄には毛があり、裏面は紫色を帯びる
結果 、葉の形が似ているケスハマソウかと思ったが葉の両面に毛が?、、、区別しにくい
で、一番説明に近いスハマソウでしょうか(;´∀`)
※ 間違っていましたらご一報下さいますとうれしゅうございます
↓
※2018.11.03 大野好弘様よりご教授頂きました、スハマソウ ⇒ オオミスミソウ
本当にありがとうございました
※ 3月26日追記
先に投稿した雪割草と一緒に買った花が咲きました
7花弁で変異(許容範囲)です(*´▽`*)
あれだけ拘った葉も先がやや尖り、毛も先の雪割草と同じ!
なので「雪割草」と園芸店で販売していましたが
正確名称はオオミスミソウでした
温かい小春日和、毎年咲く名知らずのスミレをどうぞ!
ではなく オオミスミソウmagna
です。
ご指摘ありがとうございました。
今日現在、葉もしっかりしています。
来春の花が楽しみです。
今後ともご教授の程よろしくお願い致します。