摂末社 大山祇神社のご神犬
今年も1年間のお礼の返納とご参拝に埼玉県秩父市の三峯神社に参りました
良く晴れた秋空に、中央高速から富士山がはっきり見えてきれいでした
圏央道を経由して、、、飯能の農家さんの即売所で野菜・みかんを買って、、、
いつもの<果樹公園あしがくぼ>道の駅に立ち寄り
聖護院大根のような丸っぽいだいこん等を購入したり、、
新そばのマイタケソバを頂いたり、、、(安くて旨い)
今日は山登りではないので、ゆったりしたスタートです
三峯神社
三峯神社を訪れると最初に目に入るのが三ツ鳥居
真っ白な明神鳥居を三つ組みに合わせた全国的にも珍しい鳥居
鳥居前には、神話でヤマトタケル尊を守護したご眷属のニホンオオカミが神域を護っています
今回もご眷属(けんぞく)のニホンオオカミの画像をアップしょうと思っています
動物保護活動をされている滝川クリステルさんの
「幻のニホンオオカミ」の動画を共有させて頂きました
秩父三峯神社
御由緒
髄身門の明かり
参道
ちょうど手水舎の水槽に蓋がされ、代りに可愛い「お祓い」が置かれました
水凍結の為の代替です
お祓いで清め、厄や罪穢れを落としてご参拝に
手水舎
拝殿前のご神犬像、とても優しいまなざしです
正面登拝階段下 秩父最古のオオカミ像 文化7年(1810)3月 江戸四谷(講)
社務所前の手水舎
興雲閣・小教院方向へ、遊歩道があり進むと
「縁結びの木」の下、祠
御仮屋 :大口真神(おおぐちのまかみ)
手前には、ゆるい傾斜の上り口があります、、
下りて来るお二人を待って、、、
珍しい「ちゃんちゃんこ」を着ていたので 、
褒めると肩にかかっていた麦わら帽子もかぶって見せてくれました
(撮影公開了解済)
御仮屋のご神犬像
ニホンオオカミ(左側)
ニホンオオカミ(右側)
後ろに回ると、もう1匹、
合わせて5匹のご神犬像が、お仕え、護っています
昭和38年(1963)5月 川崎、神璽講 石工:東京芝・三橋清太郎
自動販売機(両側面に、ニホンオオカミ図)
拝殿
手水舎で慌てていた方がいた、祓いの穂先(?)が棒から勢いよく飛んで、、、
苦笑いしながら、棒の先につけていた
祓い方は分からないが、両手でやさしく左・右と振って、、
片手でめいっぱい 振ると、こんな事が起こるかもしれない(笑)
来年に続く「氣」を充電をいたします
祖霊社、 国常立神社、日本武神社
伊勢神宮 (天照皇大御神・豊受姫大神)
摂末社
大山祇神社
のご神犬像、身体はオオカミだけれど、顔が漫画ティックで、、
作者は何を考えて、、赤いヨダレカケが可愛らしさを誘う
顔はコワくても、子供オオカミのような、、 「ちゃんとオツカエシテイマス」
遥拝殿
逆光で撮れなかったが、森玄黄斉作のご神犬像が鳥居の奥に鎮座しています
奥宮の「妙法ケ岳山頂」(標高1329m)
先の参拝者が、可愛い2個のミカンをお供えして、、
秩父市?
三ツ鳥居まで戻ってきました
もうお分かりだと思います
ご神犬像は、その時代の崇敬者が自ら造って運んだそうです
それぞれの神犬のイメージで、とても人間的で味がありますね
大鳥居正面
堂々と立派なご神犬像 (ニホンオオカミ)、狛犬を意識して阿・吽になっています
昭和45年(1970)5月 横浜市魚又講奉納 寄居町石匠 中川仙石
午後2時半頃、温かった日差しもヒンヤリしだして、そろそろ下山します
左から、霧藻ヶ峰、白岩山、雲取山
過去記事には、ご眷属のご神犬ニホンオオカミの画像 をその都度撮影しています
今回は、この編で(笑)すみません
参考にしたサイトがありますのでご覧ください コチラ
今、読んでいる宮本武蔵(吉川英治)の撥の章で三峯神社のくだりが出てきました。
ここは宮本武蔵が二刀流を開眼した。
↓
かつこ三峯の神楽は霧の流れる境内にひびく笛と太鼓の調和よく、その巧妙な撥さばきによって彼の宮本武蔵が二刀流を開眼したと伝えられる
丁度、みさ々さんブログ書いてあったのこの神社の事がよく分かります。
すみません、気がつかず遅くなりました。
吉川英治作「宮本武蔵」は昔の朝日新聞(1935年)に連載された小説なんですね。
二刀流の剣豪だったことは知っていますが、よく詳しく分かりません、です。
でPCで少し読んでみると、、
https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/52401_49791.html#midashi1670
確かに三峰とか高麗の犬とか和田峠とか、、、
どちらも全部訪ねた場所です。
高麗神社(芦ケ久保の手前)、陣場山(奥高尾)から和田峠、、、
共に東京奥多摩・青梅から埼玉に入り、山梨県との県境の山深い山間部。
時代歴史を設定するには、まだ自然のままなので想像できますね。
秩父盆地は今の季節、雲海でも有名です。
それに山野草や神社仏閣もたくさんあり魅力的な地方の一つです。