左から、霧藻ヶ峰、白岩山、雲取山(電柱のうしろ)
三峯神社(三峰神社)は、秩父市の麓から山を登った山奥にあり、標高は約1102m。
秩父多摩甲斐国立公園の中にあり、広い神域を持ちます。
埼玉県と東京都にまたがる雲取山から白岩山・霧藻ヶ峰を経て、北に続く山並みの北の端にあり
山梨県との境の雁坂峠にも近く、奥秩父の大自然を感じることができます。
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かつては山岳信仰もさかんで、三峰の開山には熊野修験の影響があり
中世以降は日光系の修験道場として東国武士の崇敬を集めていました。
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毎月1日に頒布されていた「白い氣守」は、2018年6月から当分の間、頒布休止です
12月初め、三峯神社へお詣りに行ってきました
毎年の恒例になりました
今年のお札の「お札返納」「お焚き上げ」と言うのでしょうか、一年の感謝とお礼のお参りです
数年前、三峯神社社務所で(神宮大麻)とお札を授かった時、お祀り神札立台を頂戴いたしました
あわてて仮神棚らしきものをチェスト上に作り、神社仏閣のお守り等を置く場所にしました、、、
(我が家は仏壇・神棚はなく、すべて仮で一応の形を真似しています)
美しい社殿群(本殿・拝殿・随身門は春日造に極彩色の装飾)をご参拝しながら
今日はいつものお参り順に進めていきます
随身門
扁額は増山雪齋の筆跡
当初は青銅鳥居(拝殿正面)付近に建立されていたという記録が伝えられています(境内案内より)
清く静寂な 参道は、奥伊勢の瀧原宮・瀧原竝宮に似た霊気を感じます
お手水舎
拝殿から(振り返って)
拝殿
「三峯神社」の扁額は有栖川宮熾仁親王殿下御染筆
社務所
興雲閣の前を進み、深呼吸しながら杉林の道を進む
縁結び
祠の後ろは 縁結びの木
遠宮(御仮屋)
大口真神(お使い神、お犬さま)のお宮です
大口真神(おおくちまかみ)は秩父多摩甲斐に信仰があります おいぬ様
今から1900年ほど昔、第十二代景行天皇の皇子日本武尊が東夷御平定の帰り道に
山梨県から奥秩父の山々を越えて当山に登り、初めて三峯神社を祀られた時
道案内をつとめたのが山犬でその忠実さと勇猛さによって三峯神社の御眷属に定められたと伝えています
お宮から、前のご参拝者の順待ち中(振り返り)
遠宮(御仮屋)
境内に戻って来ました
「氣」の充電を致します
初めてのご参拝時で、手が熱くなり、、、ごく普通の日本人の信仰心ですが、、
「氣」は源なり、、、と
八棟木灯台
少し専門的になりますのでコチラをご参照下さいませ
中央の塗ってない茶色は原木を表しているのでしょうか?
祓戸
↓
神楽殿
(左側) 拝殿側面 (右側)本殿
寛政12年(1800年)建立。昭和37年(1962年)改修
祖霊社(開山以来の歴史の祖霊をまつる社)
国土形成の神である、国常立尊(くにとこたちのみこと)
伊勢神宮
日本古来の建築様式を伝える、ヒノキの素木(しらき)を用いています
摂末社 (23社)
大山祇神社をお守りする、可愛いお犬さま
あらあら、大山祇神社を撮り忘れて、、、
今年は愛媛・大三島の総本社までお詣りに行ってきました
階段を上がって見えた「雲取山」
日本武尊が手を振っていたのは「 白岩山」方向だったのですね
神社の創始者とされる日本武尊は
東征の途中甲斐の国酒折宮より雁坂峠を越えてこの山に登り、遥かに国中の地理を見渡し、神威の擁護を願い
仮宮を造営してイザナギノミコト、イザナミノミコトを祀ったことに始まります
この銅像は本体5.2m、地上15m
階段を上がり
遥拝殿
妙法ヶ岳(1329m)(奥宮)
↓
遥拝殿から降りてお土産屋さんの方に歩いてきました
毎年の吊り干し柿の風景、ちょうど手もみ中
コチラニモ。。。
来る途中立ち寄った「道の駅果樹公園芦ヶ久保」で買ったお弁当を食べます
久しぶりに食べた、味がしっかりした太巻き と甘さが濃いお稲荷さん
味噌ポテト、衣をつけて揚げた上に甘味噌タレを、
ちちぶ餅、お赤飯 新もち米がとても美味しい (こちらは持ち帰り)
昭和生まれが好きな、炭水化物だらけ、、、
三ツ鳥居近くのお土産店で、富有柿を買った
今日の秩父は-2℃ということで霜が降り果物が傷みそうなので「どうぞ」と言って渋柿を頂きました
「このままにして熟して食べるといい」ということでしたが、、ありがとうございました
(私は運がいいのか、買う人がいないのか、いつもこんな感じで頂き物をしている)
霧藻ヶ峰(1523m)、白岩山(1921m)、雲取山(2017m)
それでは次は「秩父神社」にご参拝に参ります
= 御朱印 =
過去記事 ☆2017三峯神社 ⇒ 昨年と同じようになって
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