ハヤチネウスユキソウ(4合目辺り)
ウスユキソウ(1~2合目辺り)
※早池峰山に咲く2種のウスユキソウ
ヨーロッパアルプス、ピレネーに自生する高山植物エーデルワイス
原語はドイツ語のEdelweiß(エーデルヴァイス)で、「高貴な白」という意味
薄く雪をかぶったような白い花は、花序の周囲を飾る苞葉と呼ばれる葉
その表面に白い綿毛が密生しているため、まるで雪をかぶっているように見える
マルバシモツケ
一合目御門口付近から稜線を仰ぐ
登山口・小田越コースを進み、アオモリトドマツ林を通過し
巨岩が累々と連なる風景は標高は1410m、一合目御門口森林限界に来た
この付近から、蛇紋岩(厳密には橄欖岩)で、植生が大きく変わる
早池峰山にしか植生しない固有植物・固有変種が5種類もあるとのこと
また、他の地域でわずかな個体数しか見つかっていないなどの理由で
早池峰山の準固有種とされているものもあります
満を持して、思い切って花咲くころ出かけてきました
※登山中、撮影順に掲載
キンロバイ バラ科
コメツツジ ツツジ科
キバナノコマノツメ
キンロバイの花弁(雨に濡れて)
ミヤマハンショウヅル キンポウゲ科
日本固有種:ナガバキタアザミ(長葉北薊)の蕾 キク科
ウスユキソウ キク科
イブキジャコウソウ シソ科
オヤマソバ タデ科
固有変種:ミヤマヤマブキショウマ バラ科
コバノツメグザ ナデシコ科
シラネニンジン セリ科
ウスユキソウ
固有変種:ミヤマヤマブキショウマ バラ科
タカネクロスゲ カヤツリグサ科
ミヤマオダマキ キンポウゲ科
タカネサギソウ ラン科
ウスユキソウ
ミヤマアズマギク キク科
ミヤマオダマキ キンポウゲ科
ホソバイワベンケイ ベンケイソウ科
北海道から東北地方の高山帯の礫地に分布する高山植物
雌雄異株で日本固有種
ホソバイワベンケイ(雌株)
固有種:ナンブトラノオ タデ科
固有種:ハヤチネウスユキソウ
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目が覚めるようなピンク色が惹き付ける
ミヤマシオガマ
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コバイケイソウ ユリ科
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準固有種:ナンブイヌナズナ アブラナ科
キバナノコマノツメ スミレ科
チングルマ バラ科
ミヤマシオガマ ゴマノハグサ科(ハマウツボ科)
ミヤマカラマツ キンポウゲ科
ハクサンチドリ ラン科
早池峰三大固有種
8月に咲くナンブトウウチソウ、ハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノオ
想像以上の収穫でした 撮影日 2021.7.12