
前泊した宮城県遠刈田温泉から
蔵王エコーライン(無料)の入口「蔵王大権現 大鳥居」を通り抜ける
蔵王連峰の中で、宮城県側の部分が「宮城蔵王」、山形県側の部分が「山形蔵王」
蔵王と言うと、蔵王樹氷、アイスモンスターのイメージですね
もうご存じの方は多いと思いますが、こちら側は「山形蔵王」
今回は「宮城蔵王」、火口湖・お釜を取り巻く
熊野岳、刈田岳間の「馬の背」と呼ばれる東側一帯を歩きます
火山岩や火山礫で覆われる荒涼とした岩原で
樹木の育成はなく夏シーズンは岩陰に可憐なコマクサが咲くそうです
途中、最初の大黒天駐車場に寄る
蔵王古道入口
↓
整備された山道
イヤな雲がわいています
次の展望台 駒草平展望台
白く見える崩れた辺りが大黒天かしら・・・
不帰の滝(かえらずのたき)は
お釜の水が溶岩台地の上を流れ落ち、滝となる
この場所は、高山植物コマクサの群生地で、6月中旬から7月にかけてが最盛期
ヤマハハコの終盤
温度
蔵王エコーラインの最高点、刈田峠にくると蔵王ハイラインへの分岐点
山形にいくには左折、お釜へ行く場合は蔵王ハイライン(有料)へ
お釜の駐車場代金込みで550円
駐車場の上が「県営 蔵王山頂レストハウス」
観光で来る人たち大半は、お釜の全景を眺められる「展望台」へ
視界不良、寒さもあり、すぐ引き返していました
周りは急にガスに覆われ突風も吹き、(気温5℃)体感はもっと寒い
では出発
熊野岳山頂へ続く登山道「馬の背」
棒が道標
往路はお釜が見えず、帰路に期待
火山岩・角礫岩がゴロゴロした登山道
ヤマガタ ロング トレイル(YTL)↓
シラタマノキの群落
山側のシラタマノキを撮影後、振り返る一瞬大きな浮石を踏み、左手を着き転倒
一瞬何が起きたか分からなかったが、「転ぶっ」という感覚はあった
帰宅後整形外科に駆け込むと、舟状骨骨折の診断 (ギブスで固定中)
山頂
蔵王山神社と熊野岳山頂小屋
石積の外壁でしっかりガードしています
頭を低くし、、威嚇顔がカワイイィ、狛犬さま
蔵王山神社 熊野岳山頂小屋
避難小屋で応急処置をし、「足でなくって良かった」と思った
小屋内で、休憩中の方から東日本大震災の話を少し聞く
仙台の方で、山形の地蔵岳から登って来たとおしゃっていた、、、
豪雪に埋もれたお地蔵さまの頭だけを、スキーで来たとき見ている
地蔵岳トレッキングまでを予定していたが諦める
熊野岳山頂(標高 1,841m)
三角点が分からず ↑ ↓ 撮影
頂上は広いですね、少し薄日が射しだしたので下山開始
もう一つ頑丈な避難小屋
↓
外にマキが見えますね、山頂小屋の方もマキの束が用意されていました
火山岩の斜度は注意しながら、、、
なんてラッキーでしょう
頂上で時間を調整したのが良かったのか、、
登山者たちは寒くてサッサと下山したのですが、見たかしら・・?
エメラルドグリーンですね
蔵王連山(刈田岳・熊野岳・五色岳)の中央に位置するお釜は
火口に雨水などが溜まった火口湖
その日の天候や時間によって色が変わることから、五色沼
右折すると、レストハウス、駐車場
そのまま直進し坂道を上ると刈田嶺神社(刈田岳山頂)へ
刈田嶺神社(かりたみねじんじゃ)には蔵王大権現が祀られており
江戸時代後期に流行した蔵王参拝の最終目的地とされ
多くの人々から崇敬の念を集めてきました
違った角度からお釜観賞、まだ見えますね
そして、通って来た馬の背道
ケガはしましたが、旅の最終日でしたから、、、
またまた家族に助けてもらいながら無事帰宅
一晩疼痛に眠れず、、、(今は平気)
<蔵王エコーライン>
冬季閉鎖 毎年11月初旬~翌年4月下旬まで
冬季閉鎖前(10月下旬から)と開通後(5月上旬まで)の数日は、午後5時~翌朝8時の間、夜間通行止
※閉鎖区間はゲートで閉鎖
家族と一緒で良かった。(´∇`) ホッ
でも当面はギブスとお付き合いですね。
火山は溶岩石がゴロゴロしてますからね。紅葉の山も落ち葉の下が見えず浮き石を踏んだことは何度かあります。最近では平衡感覚が衰えているのが自分でも分かるので常にダブルストック装備にしました。
ところで蔵王も火山なんですね、また、蔵王権現を祀ったので蔵王という名がついたと分かりました。ここも山岳信仰(修験道)の山なんですね。
私もいつか行きたいですね。
おだいじに。
未だに登った事がありません。
みさ々さんの詳細レポで、私でもなんとか登れそうな気がします。
東北の山は、標高はそれほどでも無いが、緯度が北のため
北アルプスの山に匹敵するといわれてますね。
寒かった事でしょう
手を怪我されたようですが、それでも写真を撮られたのですね
根性には脱帽しますが、お大事にね。
足元を見ながら歩いていたのですが、植物の遭遇に気が緩んだのでしょうか。
ホントに一瞬の出来事で、、事故るってこうゆう事なのですね。
1秒前からやり直したい気持ち(笑)
実は蔵王山が山岳信仰の山とはこちらに来て知りました。
やたらと麓から大鳥居が目につき、神社も各所にありました。
ご家族様と観光がてら歩かれるといいですね。
東京からですと、だいたい名古屋くらいの走行距離でした。
整形外科とは、なかなか縁がきれそうにありません(ノД`)
ご心配やお見舞いや、、どうもありがとう。
これから東北の山々は錦秋に彩られ素晴らしいシーズンになりますね。
熊野岳には最初に停めた「大黒天駐車場」から蔵王古道を登る人を見かけました。
このコースも後から知ったのですが面白そうです。
どちらにしても、1~2時間くらいで楽しめるコースです。
写真は(笑)、、、シラタマノキ以降から撮ってもらいました。
手のひらは熱をおび腫れてズキンズキン、、、
どんなときでもロキソニンは持参しています。
今は左手の指先は使えますので助かっています。
いつか栗駒岳、八幡平等々も行きたいです。
minoさんもどうぞお大事にね~ありがとう。