惣門から
山号:大梅拈華山(だいばいねんげざん)
本尊:如意輪観音(にょいりんかんのん)
静寂な時間がゆっくりと流れています
積み上げた蛇紋岩の石段とともに、古刹の風格が漂ってくる
日本最大級(約720坪)の法堂の茅葺き屋根は圧巻です
法堂、庫裡、惣門は国指定重要文化財
【東北DC特別企画】奥の正法寺 秘佛本尊
「如意輪観世音菩薩坐像」御開帳
秘佛本尊御開帳期間中で拝観することができました
正法寺の秘佛本尊「如意輪観世音菩薩坐像」は、
鎌倉時代後期の作で岩手県指定文化財にもなっており
毎年10月16日、熊野大権現大祭祈禱会の際、併修で御開帳されています
東北DC期間中は特別企画:2021年4月1日~2021年9月30日
※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により現在企画を中止しています。
永平寺(福井県)、聰持寺(横浜市)と並ぶ元曹洞宗第三の本山
奥の正法寺は1348年の開創以来、道元禪師の厳しい禪風を守りながらも
瑩山禪師、峨山禪師より引き継いだ「師壇和合」を解説き
寺院と檀那との結びつきを大切にしてきました
現在も全国から修行僧が集い、厳格な修行が行われております
丁度、時を知らせる梵鐘が鳴り、
修行僧の「読経」?が、静かな境内に響き渡り、荘厳さを増していました
庫裡・鐘楼堂(右)
庫裏から入り、磨き輝いた年季の入った廊下・階段を上がり、、
庫裏前と本堂や開山堂の内部を拝観致しました
開山堂
本堂右手奥の渡り廊下を上ると、開山堂があり道元禅師を初めとする
お寺所縁の禅師の像と御位牌が安置されています
渡り廊下から撮影
本堂内の御本尊の「如意輪観世音菩薩坐像」は
御開帳中でしたが遠くからでしか拝観できず、、、
隣の座敷に模造?でしょうか、(上の画像)身近にしっかり拝観致しました
※☝ 間違っていたらお手数ですがお知らせください。すぐ訂正いたします。
本堂前は大きく開けた明るい庭となっており、蛇体石の大きな岩が目を惹く
丁度、庭師の方が手入れ中でした
オオバギボウシが満開
法堂(はっとう)
=禅寺の本堂=
一周して惣門に戻って来ました(上から撮影)
段差がある石階段を避けて
スロープのある右側から下りましょう
静かで心が洗われるような禅寺でした
********************************************************
1990年(平成2年)、本堂など、国の重要文化財に指定
以下の3棟が重要文化財に指定されている(他に鐘楼堂を附(つけたり)指定とする)
本堂‐仙台藩による造営で、江戸時代後期に再建されたもの。
当初は「客殿」と称していた。
入母屋造、茅葺き。正面30m、側面21mの大規模な建築である。
本堂の茅葺屋根は、棟高(屋根の高さ)約26m、勾配49度、面積は720坪と日本一の茅葺屋根を誇る。
庫裏‐本堂の手前右側に建つ。寄棟造茅葺き。江戸時代後期の再建。
惣門‐寛文5年(1665年)建立の四脚門。
離れた駐車場まで歩いて見た草花
※ 正法寺受付前に数台停められる駐車場があります
令和3年春に放送の岩手県「正法寺篇」で登場したそうです
お参り後知りました
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます