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2012-06-09 | ♦韓国:2012年

 

TOPフォトは 昌徳宮 の仁政門 

 

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街中とは思えない静けさに包まれた美しい自然と建築は

李朝5大古宮のうち唯一ユネスコ世界文化遺産に登録されています

 

 

 

 敦化門 (トンファムン)  <画像は正門の反対側>

ソウルの残る最古の正門

 

 

 

 錦川橋(クムチョンギョ)近くの巨木

 

 

 

錦川橋は1411年に造られソウルに残る最古の石橋

このフォトはその近くだと思うのですが、、、

なんだか修復されてきれいですね

 

 

 

仁政殿に進んでいるのですが、広々とした敷地です

 

 

仁政殿 (インジョンジョン)

王の即位式・朝礼・外国使臣の接見など重要な行事が執り行われました

前の広場には席石が仁政殿に向かって順序よく置かれています

高級官僚たちが位階順に整列していたのかしら・・・と想像できます

 

 

 

 

 

  中央の階段 → 進入禁止マークがついていますが、左側は王様専用階段です

ちょっとしか写っていないですが

階段の下の獅子みたいな瑞獣(ソス)、王様を守ってくれる石獣です

     

 

 

正面から → 陰陽の階段の中央は鳳凰のレリーフ

 

 

防火水を入れる容器(ドゥム)

火魔が水に映った自分の姿を見て驚いて逃げる、という火災予防のための象徴

 (誰が考えたのでしょうか、発想はユーモアがありgood)

 

   

 

仁政殿の中心に御座(王の座席)を置き

日月五峰図(イロルオボンド)が飾られています  

 

 

 

前方にソウルタワーが見えています

 

 

土壌が白くて歩くと「ジャリジャリ」と音がする

日本でも関西地方から中国・九州地方も白っぽく同じ土壌だったと思った

 

 

宣政殿( ジョンジョン)に入ると

 

 

 

屋根付き渡り廊下みたいな複道閣

 

 

王の座席の屏風絵は、上記 ↑ とは違う 日月五峰図(イロルオボンド)  

 

 

熙正堂(ヒジョンダン)

王が最も多くの時間を過ごした実質的な中心建物

最後の王である純宗(スンジョン)が崩御した場所

 

 韓国ではこの色鮮やかな丹青(タンチョン)カラーが目を惹きます

美的効果のほか、木材の腐食を防止し、害虫からの保護という効果もあるそうです

 

 

屋根の上に西遊記の登場人物が並んでいます

三蔵法師が先頭で、孫悟空に猪八戒に・・・宮殿を守る守護神だそうです

物語が歴史ある建造物にあるなんてたのしい♡ 

 

 

立派なアカマツがあったので撮影

 

 

ここから下フォト↓ は熈政殿(フィジョンジョン)と大造殿(テジョジョン)

王と王妃の寝殿があり、王とその家族が生活していた中宮殿

この建物の特徴は屋根に棟瓦がないこと

韓国ではこの瓦を「龍棟」と呼び、国王は龍に例えられたので、

国王の寝殿であるこの大造殿の瓦を省いたということ

内部の寝室周辺には、王と王妃を守る女官が使っていた小さな部屋があります

 

 

 

王妃の持ち物

 

 

 

 

 

 

 

 

日時計

 

 

 

このあたり女官がバタバタ走り回っていたのでしょうね

 

 

 

 段々の花壇です、 アヤメが満開でした

 

 

 熈政殿(フィジョンジョン)と大造殿(テジョジョン)は

王と王妃のプライベートな空間です

熈政殿は応接室として使われたため、

建物の中に応接セットなどが残されていました

周りには風呂や台所の設備もあります

 

 

 

 

落ち着いた静寂な建物は、、、

つづいて樂善斎に向かいます

 

 

 

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