昨日、京都の紅葉の名所「三尾(さんび)」のひとつ、高雄の神護寺をまじくんと訪ねました。参道や茶店の様子は【前ブログ】にてどうぞ。
参道の紅葉はそれほど進んでいませんでしたが、神護寺の楼門(写真左上)をくぐると、あちこちきれいに色づいていました。なお、写真右上は、楼門の横にある本坊です。
まずは、応仁の乱で焼失し、昭和の名作といわれる金堂へお参りしました。中へ入ってお参りできます。 階段の周辺は色づいているものの、金堂周辺の紅葉は、まだまだでした。
その後、第44回非公開文化財特別拝観が行われている大師堂へ行きました。金堂の階段(写真左下)を降りると、左手には毘沙門堂(旧金堂)と五大堂があり、右手に大師堂(写真右下)があります。
大師堂は、創建当時のものではありませんが、応仁の乱で焼け残っている唯一の建物で、弘法大師の住居跡に建っています。今回の特別拝観では、大師堂内部に入り、板彫りの弘法大師像を見ることができます。ともに重要文化財で初公開です。板彫りの弘法大師像は大変珍しく、神護寺と四国88ヶ寺の金剛頂寺にあるのみだそうです。若いころの弘法大師を写したもので、近づいて見ることはできませんが、なかなかの迫力です。なお、内部は撮影禁止なので看板の写真にてお許しください。
毘沙門堂の周辺の紅葉がとてもきれいです。私が大師堂を見ている間、まじくんは大好きなお絵描きです。(写真右下)
描いていたのは、毘沙門堂でした。応仁の乱で焼失した後、元和9年(1623)に再興されたもので、以前は金堂でした。重要文化財です。
そのあとは、名物「かわらけ投げ」をしました。100円でかわらけが2枚もらえます。茶店には、コーヒーやあまざけ、お抹茶があります。
「おもちゃ、もらえますように!」願いを込めて、錦雲峡(きんうんきょう)へえぃ!と投げました。・・・こんな願いじゃ、バチがあたりそうです。(><)本来は、厄除けです。
神護寺の歴史などは、昨年の11月16日に訪ねた際に、ご紹介しています。【前ブログ】
別格本山 高雄山神護寺 京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
9:00~16:00 参拝料:大人500円 小人200円
*特別拝観は11月9日までで、1人800円(参拝料込)です。
この後は、槇尾の西明寺をご紹介します。次のブログにて。