今日は、朝から寒い1日!でも、青空が広がりはず!と、はりきって、東山にある泉涌寺(せんにゅうじ)へ行ってきましたのですが・・・午前中は曇りでした。
大門をくぐると、なだらかな下り坂が広がり、仏殿が見えます。徳川家綱により再建されたもので、重要文化財に指定されています。毎年この季節は、菊の花が展示されています。
泉涌寺は、天平年間に弘法大師がこの地に庵を結んだ事に由来します。時を経て、宋の法式をとりいれた月輪大師がこの地に大伽藍を営み、寺地の一角より清水が湧き出たことにより、寺号を泉涌寺(せんにゅうじ)と改めました。この泉は今も湧き続けているそうです。仁治3年(1242)に四条天皇がこのお寺に葬られて以来、皇室とのゆかりが深く「御寺(みてら)」と呼ばれ親しまれています。
御座所のお庭の紅葉が今は見頃です。御座所は、明治天皇によって御所内にあった御里御殿を移築したものです。玉座の間や女官の間など、御所内の様子がよくわかり、現在も皇室の方々が何度もおみえになっています。
このお庭は、午前中は逆光になります。きれいな写真を撮りたい場合は、午後から出かけた方がよいでしょう。でも、朝の方が静かでよいのですけど。(^^;)
このお寺には、「楊貴妃観音像」が祀られていて、美人になれるお守りもあります。【前ブログ】また、寺宝展もあり、当時の皇室の様子などがわかります。
拝観料:大人500円 小中300円 御座所特別拝観:300円
この後は、すぐそばの今熊野観音寺へ行きました。次のブログにて。