まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都桜ウオッチング(3/25)円山公園ほか・・・

2008年03月25日 | 京都市東山区

前ブログの、平野神社に加え、あちこち、ちらほら咲いているので、ちょっとだけ覗いてきました。

まずは、岡崎・・・平安神宮のそば、疎水の辺りです。まだまだ開花していません。

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続いて、円山公園です。有名なしだれ桜(写真左下)は、まだまだですが、ちらほら咲いている桜もあり、すでにお花見気分でお弁当を広げている方もたくさんおられました。

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P1090049そして、高台寺のねねの道・・・こちらも、まだまだです。

桜は咲いてないものの、相変わらずたくさんの方が散策中です。変身舞妓さんの姿や、人力車に乗って観光される方もあちこちで見かけました。

今夜から京都は雨が降り、2日ほど雨が続くらしいですが、週末には、一気に咲き始めるかもしれませんね。

京都桜だより http://kaiwai.city.kyoto.jp/raku/modules/information_ja/index.php/sakuradayori.html 


京都桜ウオッチング(3/25)平野神社

2008年03月25日 | 京都市北区

昨日、桜の開花宣言が出た京都!京都の桜の標準木は、京都市中京区の気象台の敷地に植えられているソメイヨシノです。過去に最も早く開花したのは2002年の3月18日で、今年の24日は、4番目の早さだそうです。また、関西地区では、通年、和歌山の紀三井寺が1番に開花らしいのですが、今回は京都の方が少しだけ早かったそうです。(^^)V

本日、天神市が行われている北野天満宮へ出かけた際に、桜の名所「平野神社」へよりました。珍種も多く、境内には50種400本の桜があります。まだ、咲いている桜は少ないですが、神門のしだれ桜がきれいに咲いていました。

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お花見の準備が急ピッチで始まっています。賑やかに夜桜見物もできるので、毎年パパの仕事関係の花見もここで行われています。京都って桜はいっぱいありますが、派手にお花見できるところは思ったより少ないのです。

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売店には、桜にちなんだお土産やお守りがたくさんあります。「さくら湯(100円)」と、「平野桜露(200円)」を頂きました。さくら湯は、桜の花の塩漬けが新鮮な感じで、食べると、とてもおいしかったです。平野桜露(ひらのおうろ)は、三色団子を砂糖でコーティングしたかわいいお菓子です。持ち帰りもできます。

平野神社へは、昨年、まじくんと出かけています。【前ブログ

平野神社 http://www.geocities.jp/daa01397/


京都:「北野天満宮」天神市(2008.3)

2008年03月25日 | 京都市上京区

今日は、北野天満宮の天神市です。今日の京都は最高気温18度!お日さまもさしてポカポカ暖かいです。まずは、すぐそばの平野神社の桜を見てから、天神市に行きました。平野神社の詳しい様子は後ほど。

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舞妓さんによる献茶祭が行われた先月【前ブログ】に比べると、お店の数や人は少ないものの、たくさんの人で賑わっています。春らしく露店の品ぞろえも、なんとなく華やかです

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春休みも始まったので、お子さん連れの方も多いです。冬場は見かけない金魚すくいの屋台も出ていました。また端午の節句のお飾りなどもたくさん見かけました。

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2月1日から始まった梅苑の公開は今日で終了です。まだ遅咲きの梅を楽しむことができますが・・・もう気分は桜の季節だからか、訪ねる人も少ないようでした。

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今年は、ちょうど梅苑が見ごろの頃に富山へ帰省していたので、見ることができませんでした。この後は、秋の「御土居のもみじ苑」の公開があります 。紙屋川を流れる美しい紅葉!【前ブログ】今年も絶対見たいと思っています。ん?気が早いか・・・(^^;)

北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/ 


京都!桜開花!

2008年03月25日 | 未処理

京都!桜開花!

昨日、関西地区のトップをきって

開花宣言がだされた京都。

今、平野神社に来ています。

鳥居をくぐり抜けると

しだれ桜が見頃です。

詳しくは、後ほど。

この後、すぐそばの北野天満宮の

天神市へ行きます。

以上、携帯よりお伝えしました。


くすりの富山「池田屋安兵衛商店」とおいしいランチ

2008年03月24日 | ふるさと富山

P1080927先のブログで、富山の薬屋さん「池田屋安兵衛商店」をご紹介しました。続いてその2階にある「健康膳 薬都(やくと)」をご紹介します。

かつての製薬工場を「食」の空間に変身させたということですが、1階の薬の店舗とは違った雰囲気で、静かにクラッシックが流れています。

ちょうど着物姿の女性グループがお昼のコース料理を召し上がっておられました。今回、富山にきて着物姿の女性を見かけたのは初めてです。なんか、少し京都が恋しくなった私でした。

騒ぎたくてしょうがないまじくんを「静かにね。」と、言い聞かせ、ランチを頂きました。まじくんは「しゅうまい膳(945円)」、私は「玄米膳(735円)」です。

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蒸したてのしゅまいはふわふわでおいしかったです。また玄米膳の、玄米を使ったリゾットのようなグラタンのようなものは、食感もよく、洋風のチーズの味と、和のような味がなんとも不思議でおいしく癖になりそうです。また食べたいです!

ところで、最近、体調不良が続いていた私。晩婚&高齢出産ゆえ、同級生が集まると子育ての話でなく「病気自慢大会」になっちゃいます。(ーー;)そろそろ体質改善の薬でも始めようかと思っていました。また、帰省して体調を崩し、ただの肩こりと思っていたのが、首のリンパ腺が大きく腫れてしまい病院へ行きました。ところが病院で処方してもらった抗生物質の副作用が強くて(いつもは平気な薬なんです)大変でした。現在おかげさまで、腫れの方は治まり順調に回復しています。皆様、ご心配おかけしました。m(_ _)m

P1080959そういうわけで、今こそ始め時と、漢方薬を処方してもらいました。

池田屋安兵衛商店さんは、昔ながらの「座売り」のお店です。二十数種の自家製和漢薬や、二百数種類以上の薬草から、症状に合うお薬を、薬剤師さんがカウンセリングし、調合してくれます。

お手軽な粉末もありますが、やはり煎じ薬の方が効き目があるそうです。煎じるのが面倒でついつい粉薬にする方も多いそうですが、私にとっては初めての体験なので、興味津々!

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昨日、初めて煎じてみました。薬の袋を500ミリリットルの水で煎じます。半分ぐらいに煮詰めたら出来上がりです。3回にわけて1日で飲みます。思ったほど匂いも強くなく、味も苦くはありません。えい!と気合を込めて飲めば、平気です。(^^;)問題は、お鍋!まじくんの離乳食用だったお鍋を使いましたが、できた薬をコップに移す時、半分ぐらいこぼしてしまいました。がーん。(T0T)明日、素敵なガラスのやかんでも買ってこよう・・・。なんだか、お茶してる気分で楽しんでいる私です。

その後の話はこちら【先ブログ


くすりの富山「池田屋安兵衛商店」

2008年03月24日 | ふるさと富山

昨日で終了した東山花灯路、残念ながらお天気も少し悪くて出かけることができませんでした。今日の京都は最高気温が18℃!とっても暖かです。これからどんどん桜が咲きはじめます。そしてイベントも盛りだくさん!出かけるのが楽しみです。今日は、まじくんも2週間ぶりに保育園に行きました。明日は修了式(卒園式)です。まじくんは在園児代表で出席します。卒園児に贈る歌「ともだち」の歌を歌います。関西弁のちょっといい歌です。今時、「蛍の光」や「仰げば尊し」なんて歌わないのね。(^^;)

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もうすこし、先週まで帰省していた富山のことを綴ります。先に、八尾の和紙のことをご紹介しましたが、その八尾の和紙が大きく発展するきっかけになった「売薬」さんのお店をご紹介します。

そもそも富山の売薬の始まりは・・・元禄3年(1690)、富山藩主の前田正浦公が、江戸城に参勤した際に、三春城主秋田河内守が突然腹痛を訴えられました。正浦公が印籠から反魂丹を取り出して勧めたところ、たちまち腹痛が治まったそうです。その薬効の早さに驚いたのが、その場にも居合わせた諸大名たちで、「自領内で販売してもらえないだろうか」と申し入れが相次いだのが、越中売薬の起源といわれています。

訪ねたのは、富山市にある「池田屋安兵衛商店」さんです。最近は、富山県が舞台の「釣りバカ日誌13」でもロケ地になるなど、「薬の富山」を象徴するお店のひとつです。

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店内には、昔ながらの薬や懐かしい小袋の薬が置かれています。全国でここだけで体験できる「丸薬製造体験」もすることができます。団体さんへの説明に混じって、まじくんも興味津々で見ていました。

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せっかくなんで、丸薬作りに挑戦!後日、まじくんがおばあちゃんにした説明によると「まず、足でぎゅっとレバーを押すと、むぎゅっと“うんち(^^;)”みたいなのが出てくる!それを長い包丁でちょっと切ってまな板の上に並べる!まな板の上に、たくさーん“うんち(^^;)”が並んだら、釜めしのフタみたいなのでコロコロすると、丸いのができる!でも、できたのをキツク触ったらあかんで!2日ぐらいしたら固まって触れるようになるんや!」・・・だ、そうです。

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まじくんに「コロコロして作ったの何かわかる?」って聞いたら、「知らへん! まじくんチョコかと思ったけど、へんなにおいやったわ・・・。」だ、そうです。まじくん、そのコロコロして作ったのが、反魂丹(はんごんたん)だよ!身体に魂を返してくれる、亡くなった人も生きかえる薬なんだよ!

この後は、かつての薬の製造工場だった2階でいただく「薬膳のおいしいランチ」をご紹介します。次のブログにて。

池田屋安兵衛商店 http://www.hangontan.co.jp/index.html


富山:八尾「和紙文庫」

2008年03月23日 | ふるさと富山

昨日、ようやく京都へ戻りました。15日ぶりの京都で、まじくんはしきりに「懐かしいー。」を連発していました。5歳の男の子が言う「懐かしい」という言葉、なんだかおかしくて吹き出してしまいました。(^m^)京都は、やはり富山よりはるかに暖かく、そして賑かです。今日は、東山花灯路の最終日、見に行きたいと思っていますが、雨が降りそうで残念です。

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P1080888もうしばらく、富山のことを綴りたいと思います。昨日のブログで正倉院文庫にも記述のある「越中紙」の里、八尾町の和紙の工芸館「桂樹舎」をご紹介しました。続いて、併設されている「和紙文庫」をご紹介します。

和紙文庫は、日本の紙、世界の紙、民族工芸品などが1階と2階の数室に分かれて広々と展示してあります。(入館料:大人500円・小中250円)

建物は、八尾の山の手にあった小学校の分校を移築したものです。学校の図書室や資料室を覗くようで、どことなく懐かしい感じがします。観光シーズンは忙しいのでしょうけど、今の時期は独り占めで静かに見ることができます。

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1階にある喫茶店「パピルス」で、ひとやすみしました。まじくんは信州のりんごジュース、私は八尾のホットミルクを頂きました。

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八尾には長谷牧場という小さな牧場があります。学生時代、西町のバス停から、禅寺の坂を下りて「ぜんでらばし」【前ブログ】を渡り、高台にある中学、高校へ通いました。その坂の途中にあるのが長谷牧場です。牛乳は学校給食にも使われていて、八尾町民ならみんな知っていると思います。給食の牛乳は調整してあり、薄めの味だったような気がしますが、「八尾のミルク」は、濃厚でとてもおいしかったです。

あたたかいミルクをひと口飲むと、「ぜんでらばし」を渡って通学した制服姿の自分にもどれるような気持ちになれます。え?無理があるって(--;)?

そうそう、まじくん、「懐かしい」っていうのは、こういうのを言うのだよ!5歳児が簡単に口にできる言葉じゃないのだよ!!!(≧▽≦)!!!

この後は、八尾の和紙の発展のきっかけになった富山の売薬やさんをご紹介します。次のブログにて。


富山へ帰省中(2)八尾の和紙

2008年03月22日 | ふるさと富山

本日、いよいよ京都に戻ることになりました。気がつけば15日間!長い「ちょうはい(富山弁で里帰りの事)」でした。(^^;)富山を車で昼過ぎに出発して、順調にいけば夕方には京都に着きます。(毎回より道が多いので・・・どうなるやら)

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実家のある八尾町の山奥は、まだ雪が残っているものの、おわら踊り【前ブログ】で有名な八尾町の旧町あたりは全く雪がありません。早咲きの桜が咲いていました。富山県の開花予報は4月5日ですが、木によっては咲き始めているものもあるようですね。途中41号線の道沿いにソメイヨシノが咲いているのも見かけました。

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この八尾町の桜が咲いている近くに、紙の工芸館「桂樹舎(けいじゅしゃ)」があります。八尾町の名産和紙細工のお店です。

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八尾の和紙の歴史は古く、正倉院文書や延喜式に「越中紙」の名が記録されています。また、元禄時代、富山に反魂丹配置の業が興り、薬袋紙としての需要とともに紙の生産が急速に伸びたそうです。ところが戦後、時代の流れで衰退し、今は数軒の紙漉屋さんが残るのみです。八尾の和紙は、全国的にも知られていて、京都でも紙屋さんや、ミュージアムショップに置かれています。全国の有名な工芸品の中に、八尾の和紙製品が並んでいるのは、八尾出身の私としては、とてもうれしく、誇らしく思います。

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お店の中には、和紙を使った工芸品がたくさん並んでいます。今の季節は「鯉のぼり」が人気です。丈夫な和紙製の鯉のぼりは、室内に飾るものです。まじくんも初節句の時に富山からお祝いにもらい、毎年飾っています。年月がたっても色あせもせずきれいです。

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実は、私の母や祖母は、以前、内職で和紙の名刺入れやお財布を作っていたことがあります。丈夫で固い和紙を細工するのは結構難しく、根気と力が必要です。今でも、色鮮やかな和紙を使って財布を作る祖母の姿を覚えています。今回、お土産と自分用に何品か購入しました。お値段は300円位からです。ひとつひとつ手作りなので、同じ品でも柄の出方が少しづつ違っていて、選ぶのがとても楽しいです。

この後は、併設の「和紙文庫」をご紹介します。次のブログにて。

桂樹舎 http://www.keijusha.com/


富山へ帰省中(1)早春の味覚

2008年03月21日 | ふるさと富山

実は、まだ実家のある富山に帰省中です。思いのほか長引いておりまして・・・。

ところで、そもそも、今回富山へ帰省しようと思った一番の理由は「雪遊び」です。雪があるうちに一度帰りたいと思いつつ、2月の初めに親子ともども風邪をひいたり、京都も雪だったりと、結局3月になってしまいました。

そして、帰省したのはよかったものの、トミーズツアーの月岡温泉前ブログ】へ出かけた後、結局風邪をこじらして、2週間以上も富山に足止めです。(^^;)うれしいやら、困ったやら、京都のお義母さん、パパ・・・すいません。m(_ _)m

さて、富山にいる間、1週間ぐらいは治療のためにおとなしく寝ていましたが、その後は仕事をしたり、出かけたりと富山を楽しむことができました。しばらくは、富山でのことを綴りたいと思います。

まず、雪遊びです。富山市内中心部は雪は全くないものの、実家のある八尾町の山奥は、まだ雪が残っています。現在10センチほどになりました。先週は、50センチ以上積もっていて、半日ほど、そりに乗ったり、トンネルを作ったりと、家の前で雪遊びをしました。残念なのは雪がべたついていて、雪だるまが作れなかったことです。(撮影:3月16日)

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雪の間からは、「フキノトウ」や「アサツキ」が芽を出しています。

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フキノトウは天ぷらやフキノトウみそに、アサツキは今が旬の「ほたるいか」と酢味噌であえて頂きます。なお、京都でも富山の滑川産のほたるいかを食べることができます。茹でたものが10匹~12匹で398円ぐらいです。富山のお値段の倍以上です。(@@)他の産地のものは少し安いですけど・・・。

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そして、今年はアサツキの食べ方にもひと工夫。ブログが縁で再びお邪魔した八尾町の長江屋豆富店さん【前ブログ】の生湯葉と和えると、これまたすごくおいしくて、びっくりです。

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作り方は簡単!茹でたアサツキに生湯葉、おしょうゆ少々を加えて和えるだけです。濃厚な湯葉の味と採れたてアサツキがよくあって、絶品です!

この後は、八尾町の名産をご紹介します。次のブログにて。


第13回春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐり」(3)

2008年03月18日 | トミーズツアーご報告

先日(9日)、トミーズツアーの春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐりの第2班に参加しました。1日目の様子は、前のブログでどうぞ。

2日目は、宿を出発して、まずは、燕市にある洋食器センター「キタロー」へ行きました。ちなみに「キタロー」とは、新潟弁で「来たぞー!」という意味だそうです。

燕市の洋食器は、江戸時代の初期に農村の副業として和釘の製造技術を取り入れたときから始まったといわれています。 その後ヤスリ、煙管(キセル)、鎚起銅器などを製造、大正時代になり、この金属加工技術を生かし、現在の金属洋食器工業が生まれました。現在は、全国の生産額の95%を占め、世界各国に輸出される一大産地に成長しています。

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キタローでは、オリジナルのドラえもんのスプーンを使って、作業工程の説明をしてくれます。その後は、じっくりョッピング!スプーンやフォーク、お鍋などが市価よりかなりお得で買うことができます。私は、ドラえもんのスプーン、フォーク、ナイフのセット(1,260円)と、お好み焼き用の大きなコテ(350円)を買いました。

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子供用のスプーンとフォークのセットはよく見かけますが、ナイフまでセットされているものはなかなかありません。以前、小さいうちにテーブルマナーを教えようと子供用のナイフとフォークを探したのですが、気に入ったものが見つかりませんでした。これなら喜んで、使ってくれそうです。ただし、当分は、ホットケーキかハンバーグぐらいにしか使わないと思いますが・・・。

その後は、弥彦神社へ行きました。弥彦山の麓にある弥彦神社は、古くから「おやひこさま」と呼ばれ、心のふるさと、魂のよりどころとして多くの人から広く親しまれています。

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御祭神は天香山命「アメノカゴヤマノミコト」で神武天皇の命を受け、住民に海水から塩をつくる技術、漁、稲作など農耕術などの基礎を教えられたといわれています。神社の社殿は、明治の大火に炎上し、大正5年に再築されています。

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その後、寺泊の「日本海」にて昼食です。
まじくんは、おもちゃつきのお子様セットです。このあたりになると、まじくんもお子様セットに飽きはじめ・・・私のお刺身を食べていました。

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京都では、お刺身を食べることがほとんどないので、お醤油をつけて食べるのが気に入っているようです。もちろん、京都のスーパーにもたくさんお刺身が売られていますが、どうも水っぽくて買う気がしないのです。先日、能登出身の女性写真家が、スーパーでお刺身を買って食べたら腐っているのかと思った・・・などと都会でのエピソードを話しておられましたが、私も多少ですが同感です。(^^;)

昼食後は、魚のアメ横でショッピングです。道沿いにたくさんの魚屋さんやお土産屋さんが並んでいます。お土産に魚でも?といろいろ見ましたが、結局何も買わずに帰ってきました。その代りに駐車場で売られていた「焼きイモ」がとても美味しかったです。

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そして、最後の観光地、出雲崎の「良寛堂・良寛記念館へ。
良寛さんは、江戸時代後期の禅僧であり、詩人、歌人、書家としても知られた方です。1558年、出雲崎の名主橘屋山本家に生まれ、18歳の時に得度されています。記念館では、その良寛さんをしのぶ品々が展示されています。しかし、あいにくの冷たい雨!また、富山の隣県ということもありこのあたりのすでに何度も訪ねた方も多いので、さっと見学するだけの方が多かったです。

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良寛さんは、自然を愛し、子供を慈しんだ心やさしい人です。少しでも近づければと、まじくん用に絵本を買いました。童謡のようにリズム感のある詩が気に入ったようです。

そして、すべての観光を終了し、バスは帰路へ向かいました。はじめての1泊2日の親子バスの旅!最初はおとなしく自分の席に座っていたまじくんですが、やがて前方の添乗員席へ行き、ガイドさんやみなさんに相手をしてもらい、後方のお客さんの席へ行って遊んでもらい・・・退屈なはずのバスの中も楽しく過ごすことができました。そのかわり3号車の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。

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最後に、お土産のご紹介をもう少し・・・お得なバスの車内販売で買った柿の種と朱鷺の子(各500円!市価よりかなりお得です)と、キタローで来場記念のバターナイフと、魚のアメ横のプレゼントのわかめです。

さて、無事に実家に帰っておばあちゃんに一言!
「おばーちゃん、楽しかったでー。ちゅきおかおんせんは、よそのおばあちゃんばっかりだったから、おばーちゃんが来ーへんでも、全然問題なしやったわ!!!よそのおじいちゃんやおばあちゃんにいーっぱい遊んでもらったでー!」と、大喜びで報告していました。「ほんでな、なんで温泉には、おばあちゃんが多いか知ってはるかぁ?あのな、温泉に入ってしわ伸ばししはるねん!今度おばーちゃんも行ったらええでぇ!」まったく(@@)誰が教えたんだか(--;)???まぁ、温泉は、しわ伸ばしはともかく、身も心も伸ばしてリフレッシュできますよね。

今回は、久し振りの1泊2日のバスの旅でした。温泉に小さな子を連れての母子2人旅!なかには怪しい?パパはどうした?なんて思う方のおられるかもしれませんが、母子でべったり楽しめるのも今のうちなんで、これからもどんどん出かけたいと思います。
来年の春恋祭りは、いったいどこへ出かけるのでしょう?また来年の行きたいと、まじくんが言っておりますが、はたしてどうなることやら???


第13回春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐり」(2)

2008年03月17日 | トミーズツアーご報告

先日(9日)、トミーズツアーの春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐりの第2班に参加しました。出発から宿到着までの様子は、前のブログでどうぞ。

いよいよ月岡温泉へ到着です。宿泊したのは「白玉の湯 泉慶(せんけい)」です。月岡温泉は、遥か遠い昔からこの地の地表には温泉が涌き、鷺などの野鳥が傷を癒したといわれています。本格的に温泉が掘られたのは大正初期です。泉質は「含硫黄ーナトリウムー塩化物泉」で、美肌成分日本一といわれています。F1000616

お部屋に案内されたまじくんは「やったー!ほんまに今日からずっとここで暮らすの???」「え?今日からって、今日だけだよ・・・」えー今日だけ???でも、やったー!」と大喜びです。考えてみたら、まじくんは生れて初めての旅館です。見るものなんでも、珍しく、あちこち開けては大はしゃぎです。お部屋には、暗証番号を使う金庫があり「触ったらダメ!!!」の注意もむなしく・・・気がつけば、まじくんが自分で入れた財布が取り出せない状態に(--;)かくして、お部屋に入って約10分でフロントに電話を入れることとなってしまいまいした。すぐに来てくれた係のお兄さんに、丁寧に説明を受け、その後は暗証番号を忘れないようにしっかり自分でメモをして、お風呂に行く時も見える所にメモを置く?というとても慎重な、まじくんでした。(^m^)

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お部屋には、こども用のアメニティもそろっていました「せんけい」と、ひらがなで書かれた半纏がなんともかわいいです。さっそく着替えて、お風呂に行きました。さすが美人の湯といわれる月岡温泉!お湯も滑らかで効き目ありそうな予感・・・子供用のお風呂のおもちゃもおいてあり、まじくんが遊んでいる間、私は、洗い場にある美しくなれそうな試供品(クレンジングやせっけんなど)を使ってみましたが、効果は果たしてあったのでしょうか(??)

その後、露天風呂へ!ゆっくり入ろうと思ったら、まじくんが一言「くさい(TへT)!」そうです、月岡温泉は硫黄のにおいが強く、小さな子供には苦手!・・・私は、ゆっくり美しくなる暇もなく、早々にお風呂を出たのでありました。あーぁ、もったいない(^^;)

部屋へ戻って、夕食までの時間テレビを見ながらゆっくりしていると「ねぇ、ねぇ、おかーさん、どうして温泉は、おばあちゃんばっかりなの?」と、まじくんが聞いてきました。どうしてって言われてもねぇ・・・。この日は、団体さんが多かったし、この日のトミーズツアーも7割が女性客・・・どうしてって言われてもねぇ・・・答えに困る母なのでした。

さて、待ちに待った夕食の時間!今回の参加のお客さん全員で大広間での宴会の始まりです。乾杯をした後、まずはゆっくり食事を楽しみました。

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まじくんにはお子様用御膳です。まじくんの感想は「お寿司とグラタンがおいしかった!」そうです。大人用の御膳も盛りだくさん!食べきれないほどの料理が並ぶのは温泉宿ならではですね。

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ほどなく、春恋名物?の余興が始まりました。今回は、「こきりこ踊り」と「麦や踊り」です。「こきりこ踊り」は、新富観光の新入社員小林くん(五箇山出身)です。本場さながらの迫力のある踊りに、みなさん拍手喝さいでした。「麦や踊り」は、小林くん&新富バラバラダンサーズ?によるもので、麦や踊りが、あんなに楽しいものだと初めて知りました。ヽ(^。^)ノ

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そして、毎回おなじみの豪華賞品が当たる「大抽選会」です。宿泊券や、掃除機、炊飯器など、3人に一人は当たることになっています。くじが引かれるたびに、みなさん一喜一憂!なぜか、抽選券をもっていないまじくんも「当たるかも!」と、ドキドキの抽選会でした。

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夕食宴会終了後は、みなさん、各自館内でお酒を楽しんだりカラオケを楽しんだりされたようです。ゆっくり温泉に入って美人に磨きをかけた方も多いのかな?

私とまじくんは、温泉場お決まりのゲームセンターで少し遊んだあと、お部屋に戻りました。お部屋に戻ると、ちゃんとふとんが敷かれていているのが不思議なまじくん「あれ?どうやって誰が布団を敷かはったん?まじくん、お部屋のかぎ、しっかり締めたはずなんに・・・。」うーん、確かに冷静に考えると不思議なシステムかもしれないですね。

その後、大浴場ではなく、硫黄の匂いのないお部屋のお風呂に入って床につきました。

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翌朝は、朝食バイキングです。種類も多くて、洋食・和食好きなものが選べてうれしいです。まじくんは、好物の納豆ごはんをパク!温泉での朝は、子連れでなければ、朝風呂にも入りたいところなのですが、そこは仕方がないですね。朝食後は、さっと荷物をまとめて、バスに乗り込みました。

続きは、次のブログにて。

月岡温泉白玉の湯 泉慶 http://www.senkei.com/index.html


第13回春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐり」(1)

2008年03月17日 | トミーズツアーご報告

先日(9日)、トミーズツアーの春恋祭り「月岡温泉と越後路めぐりの第2班に参加しました。
春恋祭りは今年で13回を迎えるトミーズツアーの定番ツアーです。毎年春が恋しくなる3月上旬に、日本全国の名旅館を訪ねます。料金的にもお得で、抽選会などのイベントもあり、毎回多くの方が参加されます。

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今回の旅の出発は、新富観光バスセンターからです。無料駐車場に車を停めると、すでにバスが高岡、砺波を経由して到着していました。私たちが乗ったのは3号車で、中ほどの席に座りました。バスに乗って、まずは一服!コーヒーのサービスと、今回限定の車内販売の「朱鷺の子」というお菓子のサンプルを頂きました。

P1080551_2ところで、こどもがバスツアーに参加できるのは何歳ぐらいからでしょう?それぞれ個人差がありますが、トミーズツアーの場合は、日帰りの旅などには比較的小さなお子さんでも参加されています。子供たちだけで参加できるようになるのはツアーの内容によりますが、中学生以上から、もちろん保護者の同意が必要です。

まじくんが本格的なバスツアーに参加するのは3回目です。1回めは昨年のGWの「立山黒部アルペンルート通り抜け」前ブログ】に、パパと富山のおばあちゃんと私と4人で参加しました。2回目は、夏に「びっくり黄金!佐渡日帰り」前ブログ】に、富山のおばあちゃんと私と3人で、そして今回が3回目、初めての1泊2日旅で、しかも親子二人旅です。どんなことになるやらと心配です。(^^;)

今回参加の県内各地からのバスが4台名立谷浜インターで集合し、昼食場所の新潟ふるさと村」へ行きました。昼食のメニューは、カニのお味噌汁や日本海の幸の定食です。まじくんはお子様ランチでした。

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ふるさと村は、たくさんの施設が集まっていて、新潟の海の幸、山の幸、お土産がたくさんあります。館内には大凧合戦で有名な白根の大凧が飾られていました。

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その後、「北方文化博物館」へ行きました。江戸時代の中期に、農より身を起こし、代を重ねて越後随一の大地主となった豪農「伊藤家」の邸宅が一般開放されています。明治15年から8年がかりで建てられた本邸は、敷地8,800坪、建坪1,200坪、部屋数65を数える純日本式住居です。平成12年には国の登録有形文化財に登録されています。

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年に数回、冠婚葬祭など特別な時だけに使われた大広間座敷は、すべて欅造りで、床の間をはさんで7つの部屋があり、畳の数は全部で100枚に及びます。座敷に面した庭園は、新潟県柏崎市出身で、京都の銀閣寺ゆかりの庭師、田中泰阿弥(たいあみ)により5年かかりで造られました。

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伊藤家には当時、50人余りの奉公人が働いていたそうで、毎朝1俵(60kg)の米を炊いていたそうです。五右衛門風呂かと思ったら、ご飯を炊くお釜でした。びっくりでーす!(@@)また、南側の廊下の庇(ひさし)を支える丸桁(写真右上)は1本の杉で、長さ30メートルもあり、遠く会津から川を下り運ばれて来たそうです。

P1080610 敷地内には、珍しい正三角形の「三楽亭」があります。建坪11坪余りの書斎兼茶室で、柱、建具、畳のほとんどが三角形やひし形で出来ています。形のわかる写真が撮りにくかったので、かわりに藤棚ちかくにある電話ボックスを撮りました。三楽亭のミニチュアです。

続いて、旧新発田藩(しばたはん)下屋敷庭園の「清水園(しみずえん)」へ行きました。城下町新発田の400余年の歴史を今に伝える清水谷御殿と回遊式の大名庭園があります。国指定の名勝になっている庭園は、近江八景をとり入れた京風の池回遊式の庭園です。越後路から東北にかけてほかに比を見ない名園と言われています。

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その清水園に沿って流れる新発田川をへだてた路筋に、藩政時代の足軽が居住した茅葺平屋建の八軒長屋「足軽長屋」があります。

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かつては会津街道にむかっていくつかの長屋がありましたが、現存するのはこの棟だけで、全国的にも例をみない遺構として、昭和44年に国指定の重要文化財になっています。長屋の天井はかなり低く、まじくんでちょうどぐらい?でした。当時の日本人は、いまより背が低かったのでしょうね。

この清水園から歩いてすぐの所に「市島酒造」があります。本家はもともと豪農で、1790年代にこの地で創業しています。大きな酒樽などが展示してあり、中に入ることもできます。お酒の香りがするかな?と思いましたが、ほとんどしませんでした。

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バスツアーなので「きき酒」も、安心してたっぷり楽しむことできます。私とまじくんは「おいしいお水」をいただきました。

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市島酒造を出た後は、いよいよ月岡温泉へ到着です。続きは次のブログにて。


京都伝統産業の日&近況報告

2008年03月15日 | ふるさと富山

P1080541 京都市では、平成13年度に春分の日を「伝統産業の日」と定め、1200年の悠久の歴史の中で培われた京都の伝統産業の魅力を国内外に発信し、振興を図るため多彩な事業を実施しています。昨日、3月14日(金)~23日(日)に開催される東山花灯路【前ブログ】やきものクラッシックコンサート、フリーマーケットなどのイベントもたくさんあります。

伝統産業の日2008ガイドブックには、「きもの姿優待券」がついています。きもの姿で出かける際に、無料乗車券や無料入場券を提示すると、京都市バス・市営地下鉄、観光施設や美術館などが無料になります。
バスや地下鉄が無料なのは、とってもうれしいです!トミーズツアーも期間中、京都への日帰りツアーが3本ほど催行決定しています。これを機会に、京都へきもので出かけてみてはいかがでしょうか?

京都伝統産業の日http://www.city.kyoto.jp/sankan/densan/densannohi/index.html

F1000615 ところで、ずいぶん久しぶりのブログアップです。実は3月7日(金)から、実家のある富山へ帰省しています。9日(日)・10日(月)と、トミーズツアーの「春恋祭りIN月岡温泉」に、まじくんと参加してきました。その報告もしなくちゃと思っているうちに、私の体調がどんどん悪くなり、現在実家で療養中です。たくさん雪遊びをしたかったまじくんも、実家でおばあちゃんがパートから戻るまでお留守番で、なんだかかわいそうなんですが・・・仕方がないですね。

今日あたりようやくPCを打てる状態になりましたので、月岡温泉のことなどを綴っていきたいと思います。ただし、ネット環境がよくないのでぼちぼちですが・・・。

さて、問題は、いつ?京都の戻れるかなんですか・・・花灯路を見ることが出来ないかもしれません。でも、そのぶん、富山でゆっくりするつもりです。御心配をかけました皆さま、申し訳ありません。m(_ _)m


京都:東寺「河津桜」がようやく咲きました!

2008年03月06日 | 京都市南区

先月の東寺弘法市でお伝えした御影堂の河津桜前ブログ】がようやく咲き始めました!本家本元の伊豆の河津桜は満開だと聞いて、もしかしたら、東寺の河津桜も見ごろかもと出かけたのはいいのですが・・・まだ咲き始めたばかり、10輪ほど咲いていただけでした。今年は、やはり寒いのですね。昨年は2月の弘法市には咲いてたのに・・・。このままだと、3月の弘法市(21日)ぐらいが満開で見ごろかも?

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でも、つぼみはふっくら!来週は暖かいそうですから、一気に咲きそうです!なお、河津桜は、鐘楼の横の小さめの木です。(写真右下)

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ところで、昨日、ソメイヨシノの開花予報が出ましたね。京都は3月31日(月)の予定です。ちなみに昨年の開花宣言【前ブログ】は、3月25日でした。

なお、東寺のソメイヨシノの様子は・・・まだまだ、かたーい蕾どころか芽?って感じです。(写真左下)弘法市には、たくさんの人でにぎわう御影堂も、平日はひっそりしています。

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おまけ:納経所(食堂)の前にある夜叉神堂屋根の下に白豆を埋めて祈願すると、夜叉神が歯痛を治してくれるといわれています。治ったお礼に、割り飴を備える風習があったといわれています。現在は、おさい銭箱(写真右下のステンレスの筒)があります。飴じゃ困りますよね・・・。

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2008年桜開花予想 http://www.tenki.jp/skr/yosou/index.html


京都:智積院「名勝庭園」

2008年03月06日 | 京都市東山区

P1080411先日(29日)、第42回非公開文化財特別公開中の智積院(ちしゃくいん)へ出かけました。特別公開中の宸殿と、国宝壁画、書院の様子は前のブログにてどうぞ。

先に紹介した書院から、庭園をゆっくり見ることができます。

利休好みの庭と伝えられ、中国の蘆山を形どって造られています。池にかかる石橋から奥は、智積院の前身の祥雲禅寺(秀吉の愛児鶴松の菩提寺)のものです。桃山時代の庭の特色である自然石のみを用い、庭の外にある大木を借景とし、深山の中にあるような奥行きのある庭(写真左下)です。派手好きだった秀吉の好みなのか、植え込みが「バチ」の形になっています。(写真右下)

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また石橋の手前が江戸時代のもので(写真左下)、蘆山から滝が流れ池となっています。この池は長江に見立てられ、中国の長江と同じようにわざと粘土質の泥を入れて濁らしてあります。また、蘆山を見上げるように羅漢さんが立っておられます。(写真左下)

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植え込みにはたくさんの種類の植物が使われていますが、特に5月下旬から6月下旬にかけてのサツキの頃が華やかだそうです。

智積院 http://www.chisan.or.jp/sohonzan/index.html