
先週、お父さんのお友達が泊まりに来た。
一人は京都から。そしてもう一人は神奈川から。
お母さんがお出かけしていたので、神奈川のおじさんは、夕食の支度をしてきてくれた。
きりたんぽを自分で作って、お野菜もみーーんなきってもって来てくれた。
お鍋とガスだけ用意すればよかったのさ。
美味しかったと、みんなが行っていた。
僕にはくれなかった。匂いだけだった。
そして京都のおじさんは、美味しそうなお菓子とか、漬物をお土産に買ってきてくれた。

一つの袋の中に、かりんとうやら,飴やら、金平糖などが入っていて、本当に上品な京都のお菓子って感じで、見るだけでも美味しそうだった。
僕は見るだけだった。

お父さん達3人は、最初に入った会社の同期だったんだって。
今は全員その会社を辞めてしまったけれど、神奈川のおじさんは、ふるさとに帰るべく、米作りの勉強を今している。
10年以上くらい前から、男3人で、日本中の温泉めぐりをしている。
北は北海道から、南は九州まで。
今年は白川と秋田の男鹿半島の温泉に行ってきたんだって。
お父さんは、毎年その旅行を楽しみにしている。
男の友情って本当にいいな。

京都のおじさんは僕のことをすっかり気に入ってくれて、一緒に寝たいと言い出し、お母さんにだめだしをされていた。
残念そうにしていたよ。