魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

町並み保存地域@竹原市

2015-08-14 | 
8/14(金)は「かんぽの宿たけはら」から、
車で15分ほど走り、竹原の街中へ。

パンフレットの案内に載っていた駐車場に車を止め、
そこから5分も歩くことなく、町並み保存地域に入った。
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入ってすぐのこの立派な旧家は? と見ると、頼 山陽 の祖父の家
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この家で頼山陽は子どもの頃、よく本を読んで過ごしたそうで、
裏庭には漢詩の歌碑が立っている。
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「頼 山陽」という名は学校で習ったが、どんな人だったか?
すっかり忘却の彼方となっていたが、ネットで調べて、
歴史家・思想家・詩人、尊王攘夷運動…、あぁ、そうやったんか。。。

と思い出すくらいで、私は漢詩を見てもちっとも分からない。
昔の人はこんな難解な漢詩を読んで、理解できていたんですね。

     少し歩くと竹細工の教室を兼ねたお店
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これが竹細工?と信じられないほど、繊細で美しい飾り皿。
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これは目の保養だけとし、夫が買ったのは竹の杖。私は花器カバー

           竹原市歴史民俗資料館
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庭にはマッサンこと竹鶴政孝さんと奥さんのリタさんの像
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今はマッサンブームで、1階の展示室の大部分は、
マッサン関連で、リタさんの日本髪姿の写真も。   
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   2階に上がるとナウマン象の化石から「所得倍増計画」で有名な
      池田勇人元総理の写真。竹原の近くの村の出身だそうな。

その先には立派な、ちょっと変な屋根の家。ウダツでもなさそうだし…。
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         これは松阪邸。中をじっくり見た後
        こちら側から撮っても普通の屋根だが…、
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    パンフレットを見ると、こんな屋根なんだと。
   このように見えるのは隣の家の敷地からだけのよう。
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この「隣の家」とはマッサンの生家。今も住居として使われている様子。

         生家の向かいが竹鶴酒造
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これは旅館だったそうで「池田総理とマッサンが、
酒を酌み交わしたこともある旅館」だと
松阪家の案内のお兄さんが説明してくれた。

そのお兄さんに私が「マッサンの朝ドラのおかげで、
竹原は大にぎわいやねぇ」というと。

「遅いっ! やるならもっと早くやってほしかったっ!」と
地団駄踏んで悔しがっていた。

マッサンのドラマが始まるまでは、
竹原もそうとう寂れていたんやろなぁ。

お寺のような高い大きな屋根の建物は森川邸
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  塩で大儲けをして建てた“御殿”とも言える、
広大で高級感あふれる屋敷と庭。家の中は冷房がなくても涼しい。
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江戸時代、「たけはらを買いに行く」という意味は
「塩を買いに行く」という意味だったそうなと。

それくらい竹原の塩は質が良く、大きなシェアを占めていた
ということで、我々も「たけはら」をお土産に買った。

いくつかこのような改築・修繕中の建物を目にした。
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町並み保存地域は、人々が住みながらその町並みを守っている。
このような修繕は費用がかさみ、日にちもかかり、大変でしょうね。

倉敷の美観地区のような、お洒落さや華美さはないが、
竹原の町並み保存地域は、
しっとりとした木のぬくもりと、居心地の良さを感じた。

みなさん、ぜひ竹原に行ってみてください。

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