魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

終わった~っ、メンテ“力”upセミナー

2022-11-12 | トコ企画セミナー

トコ企画主催の最後のメンテ“力”upセミナーが
11/11(金).12(土)
東京の高輪サロンで開催。

12人と11人が受講
講師は私
事務局・アシスタント助産師が2人

私が講師をしているこのセミナーを
やめようと思った主な理由は

①パワポでの理論編はオンラインでできる。
②実技の講師は小林助産師などが私よりも適切。
③内容が今の受講生のインプット力に対し
 濃密すぎて、教える私の負担が大きく
 体力的にしんどくて限界。

など…。

なので、私は「最後のセミナー…」との
感涙にむせぶことなどなく

むしろ、「やっと重荷を下ろせる」との
安堵感の方が大きかった。

上記の①はオンラインの方が
受講生にとっても私にとっても便利。

②が最も問題

受講者の骨格が悪く、かつ
インナーマッスルが弱いのか
私のような安定した姿勢で
診察やケアができない。

(この写真は2019-4-19 安定した診察姿勢をとるには?)

私と同じ手の動きができないため
下の写真のような私と同じ姿勢と
手指の使い方で、診察ができない。

  (この写真は2016-3-15触診姿勢と手の平の向き )

私は、骨盤の上前腸骨棘を
内側から触診するときは
左右の爪を向かい合わせてする。

外側から触診するときは
指紋を向かい合わせてする。

だが、受講者のほとんどは
内外どちら側から触診するときも
爪は上を向いている。

私は、上前腸骨棘を下側から触診するときは
このように ↓ 親指の腹でする。

ところが、受講者の多くは
親指と人差し指が90度まで開かず
こんな手になるので、上手く触診できない。

このような手指の使い方の違いの
最大の理由は、肘が捻じれているため
手首~腕全体が滑らかに動かない。

この写真の上段の腕は私。
手の平も肘も前を向いているので
一番上の写真のように、O字の腕で触診できる。

下段の腕は近年激増中の腕で
手の平を前に向けると
肘は天井方向に向く"捻じれ肘"

多くの受講者は下段の写真の腕ほどは、
強く捻じれていないが

私のように完全に肘が前に向く人は
100人に1人いるかいないか…?

なので、トコちゃんベルトも
私とは同じように着けるのは難しい。

"捻じれ肘" の改善に最も効果的なのはバトン。

2日目の昼休み、受講者の1人が
「バトンを回してみていいですか?」と
言うので、みんなで回してみることに。

カイロプラクティックセミナーまで修了し   ↑
今回、復習受講のMさんは、きれいに速く回せる。

が、他は全員回せず
回し方を教えたところ、3人はかなり上手くなった。

ところが、正しく回せていないのに
正しく回せていると思っている人も数名。

何度説明しても
「違いがわからない」と言う人も😲

なので、当然のことながら
診察も正しくできていなくても
自分では
「正しくできている」
と、思っている人も…。

骨盤ケア歴10年以上の助産師の中にも
"捻じれ肘"が
なかなか改善しない人と
改善してきている人がいる。

なので、講師として最も適任なのは
"捻じれ肘"が改善してきた人。

その人なら
上手にできない人の理由もわかり
気持ちもわかり
どうしたらいいかの工夫も
アドバイスできる。

もちろん、上手なお手本を
見せることもできる。

なので、私には
"捻じれ肘"の人の実習指導はできない。

たのため、セミナーの講師をするのが
だんだん疎ましくなってきた。

③10年前に同じセミナーで
実習していた内容と比べると
今の方を7割くらいに減らした。

それでも、今の受講生の
インプット力が追い付かず
なかなか実習が終わらない。

なので、私はしんどくて、もう限界。

2日間のセミナー中
しょっちゅう頭の中を
「来年からどんなセミナーをしようか…?」

との雑念が飛び交い、
目の前の受講生の
実習指導に集中できなかった。

その分、2人がしっかりと
働いてくれたので助かった。

といった状況の中
最後のメンテ“力”upセミナーが終わった。

トコ企画セミナーご受講くださった
1万人近くの(?)皆様
ありがとうございました。

ぜひ、来年からの、(有)青葉の講座や
トコ・カイロプラクティック学院セミナーを
ご受講ください。

さぁ、来年からのセミナー準備に
取り掛かろう!


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