魔女のひとりごと

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井伊直虎ゆかりの地めぐり

2018-03-29 | 史跡
今回の旅は「井伊巡り」
3/29(木)は、その1…井伊直虎ゆかりの地めぐり

宿から東に車を走らせ、気賀駅から北に走り、
浜松市地域遺産センターの駐車場に車を止め、



そこから井伊谷(いいのや)城(=城山公園)に向かって
急坂をハアハアいいながら歩く。
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桜はすでに散り初め



ようやく到着。

全国あちこちの城めぐりをすると、



「ようこんな高い所に城を建てわ~」
と、思うことがよくあるが、
昔の人は足腰が強かったんやね~。



急坂を滑るように降り、



小野但馬守政次の慰霊塔に向かう途中
道路がややこしくて、老紳士に道を尋ねると、

「小野但馬守様の…」と
様づけで丁寧に教えてくださった。



「おんな城主 直虎」では
「裏切り者」のようにも描かれていた小野氏。

歴史の場面場面で、
憎まれ役を受け負わざるを得ない人がいるが
小野氏もそうだったんだろう。

そして、そのことをしっかり理解し
尊敬している人が
今なおいることを実感。

その後、井殿の塚を参り、



私はIPadを持たず、
夫の後から写真を撮りながら着いて行く。

夫は地理感がいいので、
どこを通ると近道かすぐにわかるようで
畑の傍らの道なき道も平気で進む。
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私はまるでイスラムの女性みたい。

その理由は、3/23(金)に生駒を発つときに、
ツバの広い帽子をかぶらずに出てしまった。

風が強いので日傘も役に立たず
タオルマフラーで日焼け防止というわけ。

少し歩くと公民館があり、
ここが井伊氏居館のあったところ。
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航空写真がとてもわかりやすい。
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さらに少し歩くと、家老の小野氏屋敷跡。
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途中、白いタンポポや、
濃い桃色の小さな花木も撮りながら



携帯電話も車の中に置き去りにし、
ゆっくり歩く私と、どんどん先を行く夫。

井伊谷宮境内に入り、



さらに夫は前方に、私はトイレに。
ついに全く見えなくなった。

「どうせ龍潭寺に行っているはずやから」と
相変わらずのんびり写真を撮りながら進んでいくと


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       井伊家歴代墓所
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ここに直虎(次郎法師)が眠っている。
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巨大な花を付けた山吹もパチリ
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ここを抜けると、龍潭寺の境内に裏から入ることになる。
古い鬼瓦が飾られている。
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ついに夫の姿発見! 気長に待っていたようだ。



龍潭寺境内は桜も



コブシも満開



井伊家の菩提寺 龍潭寺



入ると廊下は見事な鴬張り。いい音!

立派な仏様なのに顔も体も傷だらけ。
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明治の廃仏毀釈の時に、
近所の子どもたちによって
金箔がはがされ落書きされた。

それを歴史の遺産として今に伝えている。

鴬張りの廊下から見える枯山水の庭。
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こちらは奥の庭。とても広くて1枚に収まらない。
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玄関を出ると、小さなキンカンのようなミカン?
と思ったら「橘」の木なのだと。
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桜もお寺もお互いに、美しさを引き立てている。



  山門をくぐり抜けた。
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本来はこっちから入るべきだろうが、
これだと散策コースとしてはきつい。

大通りに沿って歩くと井伊谷川にかかる
神宮寺橋。ここにも井伊の家門。
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強い日差しと暑さなのに、強風で日傘も使えず、
ひたすら頑張って、地域遺産センターまで歩いた。



建物の中に入ると直虎ちゃんがお出迎え。



いろいろと見て、最後に大河ドラマのロケの
様々な資料やパネルを眺めて復習。

次郎法師が龍潭寺で修行していたロケ地は
今日見た龍潭寺ではなく、方広寺だと。



「方広寺に行ってみたかったな~」
と思いながらも、「体力的に限界や~」

と簡単に諦められるくらい
暑さと強風で、体力消耗がひどかった。
でも十分満足できた。

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