魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

伊賀 上野公園 -2 忍者のように生きたい-

2022-10-14 | 史跡

忍者衣装を身にまとって
13:30開始の忍者ショーを見に急ぐと

途中に、英語混じりの看板。

コロナ禍前はたくさん外国人が
見に来ていたんやろな~。

10/11(火)から水際対策も
解禁になったとはいえ、まだガラガラ。

15分ほど早く着いたので

博物館内を見学。実際に使われていた
忍者の装束などを見ていると

「ショーが始まりますよ~」

と、迷彩柄の忍者衣装をまとったイケメン
(伊賀忍者特殊軍団 阿修羅の本日の責任者?)が
呼びに来たのでついて行くと

幕で囲まれた土の会場に
階段席があり、私は一番乗り。

最前列に座って鑑賞。撮影禁止。

阿修羅のYouTube はこちらから見られ
よく似た動画を見られる。

が、実際の迫力は格段に違う。
手裏剣投げもすごい迫力だが

それよりも遠くまで投げられる
短い矢は
笠の裏に隠して持ち歩ける。

終了後、この矢投げの体験ができる。
幼児・若い女性が体験し
お客さんがみんな帰った後、
私も挑戦。

ところが全く、動作の身体イメージがわからず。
ボール投げともダーツとも違い
1本目は地面に落ちた😥

手の甲を上にして投げるようにとの
アドバイスをもらって
それで投げたらヒラヒラと
変な方向に飛んで行き
5本+おまけの1本も全滅。

後になって考えたら
手刀鎖骨打ちの腕の使い方だったら
飛んだのではと思った。

としたら、手の甲は垂直。

「阿修羅の若者と私とでは
 腕のアライメントが違うのでは…?」

と思ったのだが、うーん、悔しい。
「もう1回、挑戦に来なアカンな~」と…🙄

気を取り直して忍者屋敷に戻り

どんでん返しの戸
隠し階段・通路
隠れて周囲を見張る工夫

大切なものは床下に隠す工夫がされていたことや

ドンと床板をかかとで蹴る音がした思った直後
床下に隠してあった刀を抜く演武も、見事!

このガイドさん、なかなか優秀。
忍者修行しているのだと。

その後、地下の博物館で
実際に使われていた道具などを見て

外に出て、記念撮影。↓

城の石垣を見に行くと
約50mの高さがあり
日本でも1.2位の高さを誇るそうだが
雑草だらけ。

これを放置したら
石垣が崩れるのでは…? と心配に。

そこから天守の見学。

この城は、天正伊賀の乱、つまり
忍者・地侍などからなる伊賀衆と
織田家の戦で
伊賀衆は壊滅的惨敗。

平楽寺・薬師寺という
2つの大きなお寺は焼け落ち
その跡地に、この城が築かれた。

が、城の解説にはそんなことは
一言も書かれていない。

ガイドらしいの男性に尋ねたところ
2つのお寺のあったところがここだとか

三重県、特に伊賀の人達は
織田信長が大嫌いなんだとの話をしてくれた。

この天守が再建されたのは昭和16年。
政治家である川崎克氏が
私財を投げ出して
木造にこだわって再建したそうで
内部は見事な木材。

様々な展示物があり、その上に
忍者の人形も飾られていたのを見て

忍者衣装と一緒にもらった赤い刀を
さっき一緒に撮らなかったことを思い出して

刀を手にして記念撮影。

3階の窓から外を見ると
もう紅葉が始まりかけていて美しい。

ノンビリ見学して
だんじりを見られなくなったら大変と
走って戻る途中
忍者に間違えられたことはこちらに書いた通り。

忍者衣装を返し、刀はプレゼントとしてもらい
着替えて、少し休んでから、2階席に上がり

15:45~このスクリーンに映るお祭りのビデオを鑑賞。
             ↓

京都の祇園祭の鉾とは少し小型だが
よく似ただんじりが9基
祇園囃子に似た音色と共に巡行。

それだけなら「見に来たい」とは
思わなかったのだが、圧巻は鬼の行列。

その鬼達の一部も1階に展示されている。

だんじりも下から見るととても美しく豪華。

全国各地のお祭りを
これまでいろいろと見たが
見たいお祭りはまだまだたくさんある。

鬼達がねり歩く伊賀上野のお祭りは
死ぬまでに一度は見たいものだ。

手裏剣も、あの短い矢も
投げられるようになりたい…。

子どもの頃から鈍足で
ジャンプもできなかった私は
「忍者になれるような人間ではない」
と思っていた。

ところが、忍者の最も重要な任務は情報収集と知り
しかも、記録することなく正確に記憶して
生きて帰らないといけないので
護身術を身に着けていることが大切だった。

護身のためには薬草に関する知識も
豊富でないといけない。

となると、大切なのは
記憶力・護身術・薬草に課する知識!

おーっ、2つは若い時から得意で
護身術も最近は上手くなった。

ということは
私も若い時から体を整えていれば
旅芸人に扮した優秀な
くノ一(くのいち=女忍者)になれたかも😄!

なーんてアホなことを考えながら
名古屋へと戻った。

あ~、これからも、少しでも
忍者に近づけるよう頑張ろう。

忍者のように生きたいな~。



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