10/22(月)の高輪施術にやって来た6歳男子
痩せて薄っぺらな体になっていて元気がない。
「どこが痛いの? しんどいの?」と尋ねると
「ツバを飲み込むのが難しい」と。
私も40年ほど前にそんな経験をした人があり
そのつらさはわかる。
唾を飲み込むなんて普段は全く意識しないのに、
口の中に溜まった唾を飲み込むのが辛いのだから
ご飯は普通には食べられない。
それじゃぁ、痩せてしまうのは無理もない。
経過を聞くと、9月上旬に転んで右腕を骨折。
このように三角巾で腕を吊るしていたことが
お母さんの Facebook に投稿されていた。
↓
この写真を見たとき、私は
「この吊るし方では全身がしんどくなるのだが…」
と思いつつも、体に負担をかけない方法を
ネット上で伝える余力はなく、看過していた。
10/22(月)の施術時に、全身を見ると、
何と、腰椎右側彎までできている!
施術で整えた後は、すぐに元気になり
私に空手の技を浴びせてきたので、
しばし一緒に空手ごっこをして楽しんだ。
お昼休みには出版関係の来客もあり
三角巾の使い方をきちんと教える暇はなく、
急いで教える必要もなかった。
10/26(金)の仙台でのセミナー時のこと
「受け身をしっかりとれない子が多く
骨折して三角巾で腕を吊るしている子が多い」
と、話が盛り上がった。
そこで、三角巾の代わりに“おひなまき”を使って
腕を吊るす実習をしてみた。
私が看護学生のとき、教室実習で学んだのがこの方法。
「気持ちい~い」
「腕が軽~い」
「こんな吊るし方があるんだ~」
「三角巾よりも“おひなまき”の方がフィット感がいい」
などなどと歓声が上がった。
私が「皆さんはどんな方法を習った?」
と、尋ねると…、
「習っていませーん」と全員が返答\(◎o◎)/!
「えーっ、習っていない?!」と
ビックリしたが…、
そういえば私たちの年から
“包帯法”が看護の教科書から削除されたんやった。
「それでは臨床で使い物にならない!」
との大反発のもと、
ザラ半紙にガリ版印刷された資料で
包帯・三角巾の使い方を学んだことを思い出した。
そのようにして教え込まれたのも
全国的に我々の年が最後だったのかも知れない。
以下は、10/28(日) 高輪サロンで
小2男子にモデルになってもらって
撮影し、感想を尋ねた。
現場で、先輩から後輩へ、
テキトーに伝承されているのがこの方法。
↓
↑
①最も一般的な方法
↑
②上の赤い服を着た子がしている方法
①②ともに、首の後ろに結び目があり、
腕の重さがすべて首にかかる。
③私が習った方法。上の黒シャツの女性と同じ方法。
↓
モデルの男子の感想は
一番しんどいのは②
一番気持ちいいのは③
②の写真を見ると分かるが、
左右の方の高さが極端に変わっている。
これではしんどくて当然。
③のメリットは
1.腕の重さを肩~背中の広い範囲で受け止められる。
2.動いても腕がプラプラ揺れないので安定感が高い。
3.結び目は背中のコリ部分に当てると気持ちいい。
三角巾よりもおひなまきの方が
フィット感がよく、気持ちよくて楽。
骨折時など腕を吊るさないといけなくなった時は
ぜひお手持ちの“おひなまき”を!
幼児はS、大人はMSのサイズでOK
痩せて薄っぺらな体になっていて元気がない。
「どこが痛いの? しんどいの?」と尋ねると
「ツバを飲み込むのが難しい」と。
私も40年ほど前にそんな経験をした人があり
そのつらさはわかる。
唾を飲み込むなんて普段は全く意識しないのに、
口の中に溜まった唾を飲み込むのが辛いのだから
ご飯は普通には食べられない。
それじゃぁ、痩せてしまうのは無理もない。
経過を聞くと、9月上旬に転んで右腕を骨折。
このように三角巾で腕を吊るしていたことが
お母さんの Facebook に投稿されていた。
↓
この写真を見たとき、私は
「この吊るし方では全身がしんどくなるのだが…」
と思いつつも、体に負担をかけない方法を
ネット上で伝える余力はなく、看過していた。
10/22(月)の施術時に、全身を見ると、
何と、腰椎右側彎までできている!
施術で整えた後は、すぐに元気になり
私に空手の技を浴びせてきたので、
しばし一緒に空手ごっこをして楽しんだ。
お昼休みには出版関係の来客もあり
三角巾の使い方をきちんと教える暇はなく、
急いで教える必要もなかった。
10/26(金)の仙台でのセミナー時のこと
「受け身をしっかりとれない子が多く
骨折して三角巾で腕を吊るしている子が多い」
と、話が盛り上がった。
そこで、三角巾の代わりに“おひなまき”を使って
腕を吊るす実習をしてみた。
私が看護学生のとき、教室実習で学んだのがこの方法。
「気持ちい~い」
「腕が軽~い」
「こんな吊るし方があるんだ~」
「三角巾よりも“おひなまき”の方がフィット感がいい」
などなどと歓声が上がった。
私が「皆さんはどんな方法を習った?」
と、尋ねると…、
「習っていませーん」と全員が返答\(◎o◎)/!
「えーっ、習っていない?!」と
ビックリしたが…、
そういえば私たちの年から
“包帯法”が看護の教科書から削除されたんやった。
「それでは臨床で使い物にならない!」
との大反発のもと、
ザラ半紙にガリ版印刷された資料で
包帯・三角巾の使い方を学んだことを思い出した。
そのようにして教え込まれたのも
全国的に我々の年が最後だったのかも知れない。
以下は、10/28(日) 高輪サロンで
小2男子にモデルになってもらって
撮影し、感想を尋ねた。
現場で、先輩から後輩へ、
テキトーに伝承されているのがこの方法。
↓
↑
①最も一般的な方法
↑
②上の赤い服を着た子がしている方法
①②ともに、首の後ろに結び目があり、
腕の重さがすべて首にかかる。
③私が習った方法。上の黒シャツの女性と同じ方法。
↓
モデルの男子の感想は
一番しんどいのは②
一番気持ちいいのは③
②の写真を見ると分かるが、
左右の方の高さが極端に変わっている。
これではしんどくて当然。
③のメリットは
1.腕の重さを肩~背中の広い範囲で受け止められる。
2.動いても腕がプラプラ揺れないので安定感が高い。
3.結び目は背中のコリ部分に当てると気持ちいい。
三角巾よりもおひなまきの方が
フィット感がよく、気持ちよくて楽。
骨折時など腕を吊るさないといけなくなった時は
ぜひお手持ちの“おひなまき”を!
幼児はS、大人はMSのサイズでOK
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