LE QUATTRO STAGIONI op.8 No.1-4
(レ・クアットロ・スタジョーニ)
4つの季節・・・つまり「四季」
うちの本棚、スペースがなく、2重に入ってるって言ってましたよね。
それで、生徒さんが
「先生、2重に入ってる奥の本って何があるか覚えてるんですか?」
って言うから、
「ぜーんぜん。全く」
2日ほど前に、何気なく、全く最近手に取って見てない、棚の一番上の段の対訳の付いた日本の古典物の本を取り出してみたところ、奥からスコア譜がいっぱい出てきたんですよ。
本棚の隅っこの見えるところにも20冊くらいはあったんですけど、確かあれもあったよな~と思う楽譜「運命」とか・・見つからないなぁ・・とは思ってたんですけど、けっこう大量に見つかって・・・って、自分がそこに入れたくせにね~~
見えてる分の2倍・・いや、3倍くらいは出てきて、ちょっとした宝を探し当てた気分になりました
中1になったY君が、レッスンにインヴェンションを持って来ていて、細かい音の動きの中の大事な音だけ取り出してみてみると、和声の進行として、どうしてもこのヴィヴァルディの四季のココの部分に聴こえるんだよね~って話してて。。
あ。そうそう、スコア譜あったわ~
って見せたんです。
「ちょうど学校の音楽で習ってます。試験の範囲です!」
「ああ、そうなんだ。」
そういえば去年の今頃S君が、ヴィヴァルディがなに人(ナニジン)か知らなかったんで、イタリア人だよって教えといたら、
「テストに出ました!」
って、喜んでメールしてきたっけ。。
「あ、これ教科書にもありました」
って興味深そうにY君も見てましたよ。
「ここの部分なんだけどね。。。」
ヴィヴァルディはバッハより10歳年上で、おそらく若きバッハは、ヴィヴァルディの作品も勉強していたようなんですよ。
だからって、関連性はないかもしれないけど、もしかしたら素敵なこの和声進行を、少し形を変えて入れ込んでたかもな~って思うだけで「ロマン」ですよね
何番のインヴェンションかは秘密でーす。
みなさまの中にも、もしかしたらヴィヴァルディの四季の一節に聴こえると思ってらっしゃる方が、大勢いらっしゃるかもですね。
大量にスコア譜買ってた20代のころは、まだイタリア語に全然興味がなかったんですが、30代でちょこっとだけイタリア語かじったんで、部分的に読めるところもあり、さらに興味深かったです
ソナタ・・ソナチネでも、ちょっとしたオケの感じがあったりするので、スコア譜手に取って見ると面白いかもしれませんね。。
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