「オリバー・ツイスト」の映画をレンタル・ショツプで借りてきました。
19世紀のロンドンの町並みが再建されていると言うので「ブリストルの風」の参考のために見ましたが、捜していた1930年代の前半のお話だったので、感動しました。
19世紀の資料と言うと1937から始まったビクトリア朝の資料がほとんどで18世紀から、ビクトリア朝までの資料が無かったので助かりました。
それにしても、悪名高い救貧院の生活はひどいものでした。
オリバーは10歳になったら孤児院から救貧院に移動させられましたが、食事はわずかなおかゆだけです。
救護院のお偉方は、お肉満載の豪華な食事をしていて、オリバーがもう少し食事を多くして欲しいと言っただけで、葬儀屋に売ってしまったのです。葬儀屋でもいじめられて、けんかをしたとき、救貧院の人が来て「肉を食べさせたから反抗するんだ。おかゆだけでよかったのに。」と行った時は、びっくりしました。
その後、逃げ出し、ロンドンにやってきてすりの仲間に入りましたが、悪に染まることなく、最後はハッピーエンドでほっとした作品でした。