人間は、こんな失敗をしたらもう取り返しがつかないと思う時があります。
しかし、神様は、そんな時にこそ、神様に頼って欲しいと思っておられるのです。
私たちは、すぐに相手を責めてしまいやすいですが、神様は、責めるお方ではなく、そこからどうすれば最善に行くことができるかを導いてくださるお方なのです。
だから、私たちは、どん底の中で自分の無力と、神様の恵みを知ることができるのです。
失敗を通して、ご自身を現わし恵みに変えてくださるのが私たちの神様なのです。
最近、マーリン・キャロザーズさんの顔を描きながら、いつの間にか「ブリストルの風」のジョージ・ミュラーの前髪と同じ形になってしまったと苦笑しています。
私は、想像力に乏しいので、いろんなパターンを描きこなすことができないのです。
気がつくと、その他大勢の顔も、前にどこかで描いたなーと思ってしまいます。
前に読んだ、あるまんがでは、お姫様がたくさん出てきますが、髪型がほんの少し違うだけなので見分けがつかなくなってしまったことがよくありました。描く人の顔のバランスがあるので、下手をするとみんな同じになってしまうわけです。
だから、意識的に、そのバランスを崩すわけです。
人間も完ぺきな美しさより、どこかゆがんでいる方が魅力的に感じるものです。
立原正秋の小説だと、いびつな中にある美ですね。
幕末時代、有能な蘭学者たちが迫害されｔｒ、死んでいきました。
このとき、じっと時の来るのを待ち続けたのが勝海舟でした。
吉田松陰など焦って急いだ者たちは殺されて行ったが「焦らずに、忍耐。」を主張した勝は、時が来たときは敏速に動いたのです。
聖書でも、ヘブル１０：３６「あなたがたが神のみこころを行って、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です。」と言っています。
私も忍耐が無い方で、途中で待ちきれなくなると「もういい。こんなものいらない。」と言って、別の方へ行きやすいのです。
だから年々、忍耐を学ばされたのです。
しかし、すでに時が来ています。
これからは、「今。」と言う時をとらえたら、瞬時に行動に移せるように祈り備える時ですね。
