資料を調べていたら、面白いことに気がつきました。
明治から昭和にかけて活躍した、歌舞伎役者の15世市村羽左衛門(うざえもん)が、ハーフだったということです。
お父さんは、 明治政府の外交顧問として来日したチャールズ・ルジャンドルというフランス生まれのアメリカ人で、お母さんは、旧福井藩主で、大蔵卿などを歴任した松平慶永 (よしなが・ 春嶽)の庶子だったのです。
意外な組み合わせで、びっくりですね。
ハーフだったので、歌舞伎役者の養子に出されましたが、超ハンサムだったそうです。
生きているうちに、演じている姿を見たかったですね。

築地場外市場の出しているHPを見ていてびっくりしました。
なんと、 関東大震災前は、全部がお寺だったのです。
築地市場のところは、海軍省だったところです。
江戸時代は、尾張殿や松平や紀伊家の多分別宅があったところです。
それにしても、近くにある西本願寺は、 残っていますが、こんなにお寺があったなんて信じられませんね。
な・なんと、今築地が大ブームになっているそうです。
かなり前に、プロテスタント史の取材で、聖路加病院に行ったことがありますが、その時は、築地場外市場はしまっていました。
今年、行った時はまだ空いていましたが、3時にはほとんどしまってしまうようです。
所が、観光客があまりにも多いので、今は夕方5時から、再び開けるお店も出てきたそうです。
ここのところ、明治時代の地図を見ながら築地の居留地を調べていて、もう一度行って見ようと思っていた所です。
今の聖路加病院のあるところが昔の居留地です。
聖路加病院の隣が、慶応義塾の発祥地で、その通りのならびの隅田川沿いに米国公使館がありました。
築地は、1872年と1876年に大火災に会い、辺り一帯焼け野原になっています。
その他にも大きな火事があったようです。
少し涼しくなって、観光客が減った頃、もう一度行こうと思っています。
玉子焼きを食べてみたいです。