不動産屋さんから電話があった。
実家を売りにだしたら、引き合いがあったそうで、合いかぎを渡すことになった
売れるかはわからないけれど、人の手にわたってしまうのが寂しい。
でも年を取ってからの一軒家は余計危ない。
売れたら、老後のホームへ入る資金にしようと思っている。
本当にそれでいいのかなと、最近おもっているが、汽車はもう走り始めてしまった。
なにかあっても、もう帰るところはなくなってしまう。
雨露しのぐ場所がなくなってしまう。
やっぱりさびしい。
最近、今からでも、戻ろうかとも思うことがある。
無理だとわかっていても、涙がでてきてしまう。
思い出も全部もってきたはずだけど、やっぱりさびしい。
喘息の吸入薬が新しくなるので、それをもらうまで、なんと3回も病院に足を運んでしまった。
1回目は、新しくなるけどまだ入らないから、来週来て、と言われて。
2回目は、まだ薬が届かないから、また来週来れる?と言われて。
ようやく3回目の今日、手にすることができた。
毎週、ついでのように診察をしてもらう。
1回目は、苦しかったので点滴をしたが、2回目、3回目は、せっかく来たから診ましょうか、という感じ。
でもまた今回も、脈拍数が早い。
待っている間寝ていたから、早くなるはずはないのに。
そういえば、人間ドックでも脈拍が早いと言われた。
今、使っている薬の影響かもしれないという判断に落ち着いたけど、ちょっと心配。
漢方だと脈診というのがあって、脈でいろいろな病気を診断する。
漢方で診てもらおうかしら?
さて、新薬は2週間分しかもらえない。
薬局で使い方をモデルを使って説明してくれる。
なにかあったら、すぐ連絡をするように、薬局でも言われ、ちょっぴり不安。
昔は喘息と言ったら、発作がおこると死に結びつく病気だった。
今は、次々と新薬がでてきて、普通の人と同じ生活ができる。
面倒なのは、毎日の吸入だけ。
新薬をもらうのに、今まで使っていた薬が残ってしまった。
まだ封を開けていない薬は病院で返品することができた。
結構お値段も高いから助かった。
その返品した薬は製薬会社へ戻るのだろうか。
まだ、それを使っている人々もいるから、そちらのほうへ回るのだろうか?
などと下世話なことを考えてしまった。
というわけで、年内はもう一度病院に行かなければならない。