きょうはようやく皆で墓参りにいけた。
行く途中、結構新しい家が立ち並び、風景が変わったなと思いながら行く。
霊園に着くと、ここもうちが買った時(父が亡くなった時)は8年前だが、それから比べるとほとんど売れたらしく、すべて墓石が建っていた。
あちらの世もこちらの世も混みだしてきたのかな。
実は父と母の亡くなった年月日がよくわかっていない。
父は5月で母は1月としか頭にない。
弟と久しぶりで会ったので、母の三回忌の相談をする。
亡くなったのが13日だから、その前ということで10日にお寺の方の予約が取れた。
お寺も混んでいてその日しか取れなかったのだ。
三回忌が済むと精神的に落ち着くと思う。
まだ何かにつけ思い出すことが多いから。
そのあと近くのお店で昼食をとったが、姪も甥も大きくなって、携帯ばかりいじっている。
そういえば電車の車内でも、見渡すと携帯をいじっていない人はいないくらい、たいていの人が下をむいて携帯で遊んでいる。
甥なんか危ないなと思ったのだが、運転中に信号で止まるたびに携帯で何かしている。
それだけ普及したというか、依存しているというか。
携帯でもそれを使って話をするということより、ライン、メール、ゲームをしているほうが多いと思う。
弟でさえ、私の家の下についたら電話をすればいいのに、メールで知らせてくる。
そのほうが気がつかないと思うけれど、どうしてそうなるのだろう。
お墓参りをするとまた思い出して哀しくなってくる。
月日が経つと哀しみも遠くに行くはずだけど、まだまだだめだ。
それほど母の存在は大きかったのかもしれない。
でももう一人で生きていかなくてはならない。
健康にさえ気をつけ、仕事に邁進して、毎日を過ごしていくしかないのだ。