1ヶ月ぶりのブログアップです。
考える事がいろいろあって・・・何にも纏まらないまま、日だけが過ぎて行ってしまっています。
今日は、とっても暖かくてコートが必要ない春の様なお天気です。
明日の夜からまた寒くなるそうですが、春はもうそこまで来ている様に感じます。
マンションの中庭のユキヤナギが芽吹き始め、沈丁花が蕾を持ち咲き始めました。
お水遣りをしながら、
『もうすぐ春だから、頑張って!!』
って、お花達や木々達に声を掛けています。
任されて植えたお庭の木々達が枯れてしまったら、マンションのみんなに申し訳ないので・・・木々達を励ます事に力を注いでいます。
マリーを亡くして・・・もうすぐ2ケ月になります。
1ヶ月になる頃、娘がマリーが亡くなった日に買って来てお供えしたお花が、枯れずにずっと咲いているのを見て、
「お母さん、こんなに生け花が長く咲き続けるってことある?」
って娘が言いました。
「こんなに長くはもたないよね。」
「いつもは、もっと早く枯れてしまうよ。」
「マリーがそこにいるのかもね。」
って・・・まったく考えてもいなかった言葉が出たので、私は自分の言葉に驚きました。
「そうなのかな?」
「25日までお花が枯れないでいてくれると、いいね。」って娘。
1月25日、朝カレンダーを見て(必ず朝カレンダーに書き込んである用事を確認します)、
『あぁ、今日はマリーを亡くして丁度1か月なんだ・・・』
って思いました。
お花は、枯れていませんでした。
哲君が神戸でテレワークだったので、娘達は夜まで我が家で過ごし、夜家に戻って行きました。
お風呂からあがって、リビングで1人髪を乾かしていた時の事です。
いつまでも居心地のいい我が家にいるマリーを、アンがお迎えに来たみたいです。
(詳しい事を書きたいと思っても・・・思い出すと怖いので、文章が書けません。)
その時、
『えっ~、マリーだ!』
と思ったのですが、姿が細くて長く感じたので、それがマリーなのだという自信はありませんでしたが、とっても怖かったので、
『家の中には、いつもは見えないけれどきっと4人の天使達(リー、ナナ、アン、マリー)が飛び廻ってるんだ・・・』
って思ったら、怖い気持ちがすう~っと消えていきました。
翌日娘に話すと、娘はしばらく考えてから、
「それマリーじゃなくて、アンじゃない?」
「細くて長いのなら、きっとアンだよ。」
「アンが、マリーのお迎えに来たんだよ。」
って言います。
「あぁ、アンなんだ。」
「そうだよ。アンだよ。」って私。
アンだと思うと・・・すべてが納得できました。
※※※
昔、祖父(母方)がなくなり・・・それから10数年後に祖母が亡くなった時、母と叔母(母の妹)がお夕飯を作りながら、
「おじいちゃんが、おばあちゃんをお迎えに来るね。」
「昔からそんな風に言われているから、きっとお迎えに来てくれるね。」
って2人で話していました。
(物静かで穏やかで優しかった祖父・・・気が強くてきつい性格だった祖母。)
「お迎えになんて来ないよ。」
「何でお迎えに来るの?」
「それは、仲がよかった夫婦の話でしょう?」
「おばあちゃんは、おじいちゃんにちっとも優しくなかったから、絶対におじいちゃんはお迎えには来ない!」
って私は強く言い切りました。
母と叔母はハッとしたみたいで・・・黙ってしまいました。
そして、少し間を置いて、
「そうね。おじいちゃんはお迎えには来ないね。」
って母がポツリと言いました。
祖母が祖父に優しくなかったのは、みんなが知っている事実なので、
『そんな言い伝えの話なんて、おばあちゃんには当てはまらない。』
っていう事が、2人にも理解できたのだと思います。
あの時の状況を、今でもはっきりと覚えています。
※※※
アンとマリーは姉妹であって夫婦ではありませんが、本当に仲良しでした。
アンは気遣いのある子で、ナナにもマリーにも気遣いして構ってあげていました。
先に逝ってしまったアンが、マリーの事を放っておく筈はないと思っていました。
娘も私もそれぞれ毎日アンに、
「マリーが最後まで、歩いてご飯を食べに行く事ができます様に!」
「マリーを守ってあげてください。」
ってお願いしていました。
なので、マリーが最後まで歩けたのも、アンが守ってくれていた力もあると思っています。
アンはマリーの事が気になって気になって仕方がなかったのだと思います。
だから、きちんとマリーをお迎えに来てくれたのです。
きっとアンは、ナナの所に行ってリーにも会っているだろうし・・・マリーを連れて、4人で一緒にいるんだろうと思います。
アンがいるから、4人はみんな仲良くできると思っています。
1月25日の夜のでき事があってから・・・仲のいい2人なら、本当にお迎えに来てくれるのだという事を知りました。
今、4人の要素を含んだいい子(ワンちゃん)に巡り合いたいと思っています。
これから先の人生も今まで通りに、両手で一杯の幸せ喜びを抱えて生きて行こうと決めました。