三菱電機株式会社は、ビジネスユースのワイド液晶ディスプレイとして、消費電力を当社従来品比最大約半減(※1)させる、省エネモード「ECO Professional」などを搭載した、19型WXGA+(※2)対応、20.1型・22型WSXGA+(※3)対応のワイド液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE(ダイヤモンドクリスタワイド)」6機種を7月15日から順次出荷することを発表しました。
※1:画面全体の平均輝度が75%以上の状態において、ECO設定「OFF」とECO設定「大」を比較した場合、最大約10Wの消費電力を低減。
低消費電力液晶パネルにより、新製品RDT221WLMの消費電力は31Wと従来品RDT222WMの消費電力48Wに比べ、17W低減(約35%低減)。
ECO設定「大」と低消費電力液晶パネルの効果と合わせ、合計で最大27Wの消費電力を低減(従来品RDT222WMの消費電力に対して約56%低減)。数値は当社測定値
※2 WXGA+ :1440× 900の表示画素数
※3 WSXGA+:1680×1050の表示画素数
【 発売の狙い 】
Windows Vista(R)の修正プログラムをまとめたService Pack1の提供も始まり、Windows Vista(R)の企業への本格導入が進んでいます。一方で地球温暖化対策として省エネが推進され、特にオフィスでは、IT機器の省エネへの関心が高まっています。
【 新製品の特長 】
1.省エネモード「ECO Professional」と低消費電力液晶パネルの採用により、消費電力を最大約半減省エネモード「ECO Professional」の設定を最大にすることにより、消費電力を最大で約10W削減でき、低消費電力液晶パネルと相まって、同社従来機種比で消費電力を最大約半減することができます。
<省エネモード「ECO Professional」>
(1)「ECO 設定」OSD(画面表示)で3タイプ(大、中、小)の省エネ設定が可能です。
(2)「ECO メーター」OSDで省エネ電力値を画面上に表示します。
(3)「電源自動オフ」パワーセーブ後、一定時間で自動的に電源を切ります。
(4)「省エネ管理」累積での省エネ電力量と省エネ率をOSDで画面に表示し、省エネ効果の確認ができます。これにより、省エネをより意識することができます。
2.高さ調整機能とベース部を前後に分割できるスタンド壁寄せ機能により、作業しやすい環境を提供
スタンドのネック部を高さ約30mmのブロックを積み上げるブロック化構造にすることにより、22型で4段階(※5)、30mmごとの高さ調整が可能です。また、スタンドのベースを前後に分割できる形状にしたので、後部を取り外して壁やパーテーションに寄せて設置することができます。机上のスペースを広く活用でき、作業しやすい環境を提供します。
※4:22型は付属の3つのブロックを積み上げることで高さ調整ができ、19型、20.1型は、付属の1つのブロックを積み上げることで高さ調整ができます。(各サイズともブロックを1個積み上げた状態が従来品と同じ高さです)
■プレスリリース
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2008/0715.htm