アトピッコハウスは、一般の人が身近な活動でCO2の削減を実感でき、地球温暖化対策に貢献できるアトピッコ流カーボンオフセットを行うことを2008年7月18日発表しました。第1弾として、エコでカワイイ自然素材クロス「
すっぴんクロス」をパステルカラーなどを取り揃えリニューアルし、7月25日より発売するとのことです。
住宅の内装用クロスは90%以上がビニールクロスです。クロスとはクロース(布)のことで、そもそも壁紙は布でした。しかし、石油化学の発達に伴い、華やかで価格の安いビニールクロスが主流になりました。
我が家はビニールクロスですが、今度リフォームするときは絶対自然素材にしようと心に決めています。
さて、自然素材クロスは、製造時のCO2排出量も少なく調湿性があるため、冷房温度を低く設定でき、省エネに貢献する素材です。しかも人の健康に負荷をかけません。このように、人にも地球にも優しい素材なのに、価格が高い、工事が面倒といった理由であまりこれまでは普及していませんでした。
自然素材クロスの採用が増えれば、石油を原料としたビニールクロスの使用量が減り、2重にCO2 削減に役立ちます。さらに自然素材クロスは対応年数が高いので、その点でも地球に優しい素材といえます。
今後、アトピッコハウスでは、たたみ、無垢フローリング、珪藻土塗り壁材などの自然素材内装材を普及することで、CO2を削減できるようアトピッコ流カーボンオフセットを推進していくとのことです。
第2弾で予定しているのは、畳です。天然畳は、イグサとワラで出来ており、イグサもワラもCO2を吸収し固定化する1年草です。もともとカーボンオフセットされた製品である上に、日々の生活でも天然畳はCO2を吸収分解するため、CO2が削減されます。
アトピッコハウス(珪藻土の壁もありますよん)
http://www.atopico.com/index.html