Let’s Challenge!!

人生で大切なことは、失敗してもいい、チャレンジすること!! 楽しみながら・・・
 Let’s Challenge!!

年が明ける前に・・・

2011年12月27日 | 悲しい出来事
先日 最後のブログ記事を書いたつもりで、しばらくお休みさせていただこうと思っていましたが・・・
夫が亡くなって、ちょうど3週間目の朝に 息子が交通事故で亡くなってしまいました

夫のことが大好きで悲しくて、悲しくて・・・それでも各種手続きをしなければいけないそんな日々の中
今度は大切な息子が・・・どうして!どうして!! そんなことしか考えられません
夫の葬儀の時には、大好きな父のために娘と一緒に準備をしてくれて、滞りなく執り行うことができました
成長した姿を、心強く誇らしく思ったほどです
最後まで私が困らないように葬儀の整理もして帰って行った息子

最後の食事の時には、『おばあちゃん(義母)を大切にしてあげてね』
息子を亡くした義母に・・・それが最後の言葉でした
優しくて、優しくて、いつも相手のことを気にかけて行動する子でした



葬儀には、遠くから友人、同僚の皆様、そしてお客様までご会葬いただき
葬祭場始まって以来という多くの皆様にお見送りをいただきました
駅に弔問客があふれ、交通渋滞もあったようです
多くの方々にそのように大切にしていただき、また その後も息子のことでメールをいただいたり
心に大きな穴が開いてしまったのですが、そんな優しさに支えられています

お付き合いしていた素敵なお嬢さんもいました
初めて知る息子のことをたくさん伺いました
納得がいかないと行動をおこさなかった頑固さもあります
お話を伺うと少しづつ納得がいく人生を歩み始めたばかりではなかったかと、ただただ 切なくなります
忙しい日々が続いていますが、感謝の気持ちと冥福を祈る毎日です


明年も皆様にとって良い年でありますようにお祈りいたします



今年もありがとうございました

2011年12月05日 | 悲しい出来事
大変ご無沙汰をしてしまいました
去る11月21日、夫は一人で旅立ってしまいました
2か月も食べていないので大丈夫かな?
おせっかいな私は、すぐにでも助けに行きたい気持ちです

優しくて厳しかった・・・そしていつも助けてくれた夫に感謝の気持ちでいっぱいです
死んでしまうなんて少しも思っていなかった夫
たくさんの手続きに四苦八苦している私を遺影の夫は優しく微笑んで見ているだけです
遺影の写真は、大好きだった八千穂高原の白樺林で撮ったものです

たくさんご心配をおかけし、たくさん励ましていただいて心より感謝しています
ありがとうございました
もうしばらく、お休みします。
私のブログをいつもさりげなく見てくれていた夫との夏休みの日記の続きを
来年になったら完成したいと思います
『八千穂高原から帰りたくない』と言い続けていました
あの日に帰りたいと私も思っています




八千穂高原の夏休み 奥村土牛美術館&中央アルプス駒ヶ岳 千畳敷カール

2011年10月18日 | 散歩
今日は、夫の61歳の誕生日でした
先週、息子から 誕生日に病院に行くよ との連絡がありました
何だかうれしくなって、おばあちゃんとも打ち合わせをして
今日は病院で、4人の誕生日サプライズパーティーをしました
夫には、おばあちゃんが来ることも、息子が来ることも内緒でした
ミニデコレーションケーキにロウソクを灯しました
もうそんなことは子供たちが家にいた時以来のこと
食事療法で甘味は制限していたのですが、今日は美味しくいただきました
とてもうれしそうな夫の笑顔に、皆が幸せだったと思います



八千穂高原では、たくさんの高山植物を目にしました
こちらでもあまり見かけなくなったトンボもたくさん見ました
そして、ペンションの周りでは“アサギマダラ”という美しい蝶をたくさん見かけました
ヨツバヒヨドリの花の周りで何匹ものアサギマダラが戯れていました





8月20日 こども未来館&奥村土牛美術館
娘が遊びに来てくれました
娘を佐久平駅まで迎えに行き、その近くの“こども未来館”に
今注目?の“はやぶさ”の帰還カプセルの特別展示があるということで行ってみました
妹は時々ここに来ているようで、いつになく混んでいる未来館を珍しがっていました
やはり“はやぶさ”の展示コーナーが一番人気で混み合っていました
子供に混じり楽しんできました

次は、珍しい美術館に行ってきました
妹が勤めている中学校のすぐ近くにある奥村土牛美術館
私は名前さえ知らない画伯でしたが、美術の好きな妹はこの美術館の作品を絶賛していて
ぜひ行くように再三勧められていましたが、あまり興味を持てず行かずじまいでした
日本画壇の最高峰にいた奥村土牛画伯の素描を収蔵した美術館
素画だけの・・・というのはとても珍しいのだそうです
何がそんなに素晴らしいのかと聞くと、完成度の高い素画だとか・・・
いつもほんわかしている妹がいつになく熱く語っていた
少しも素画の素晴らしさを理解できない私でしたが、建造物の素晴らしさには惹かれました
大正時代から昭和の初めに建築されたというこの建物
建築士の娘がちょうど遊びに来ている時で、だからこそそこに連れていってくれたのか・・・
重厚な趣のある素晴らしい建物の内部でした
建物の中は撮影禁止だったのが残念です



8月23日 中央アルプス駒ヶ岳 千畳敷カール
雨の日が続き、どこにも行けずに何日かペンションで過ごしたり、映画を見に行ったりしました
夫は計画していた予定を毎日変更しなければなりませんでした
どんどん滞在する日数が少なるにつれ、どうしても行きたい所以外を一つずつ消していきました
雨模様の中、ずっと行きたいと言い続けていた《千畳敷カール》に行ってきました

駒ヶ根高原も見どころはたくさんあるようですが、ここは外せなかったようです
蓼科高原を下り、諏訪I.C から駒ヶ根I.C で降り、菅の平バスセンターから しらび平駅までバスに乗ります
ここも上高地と同様に、一般車両乗り入れ禁止で、自然を守っています
ロープウェイで千畳敷まで行きます
しらび平駅(1,662m)から千畳敷駅(2,612m)までのロープウェイは、日本最初の山岳ロープウェイ
ロープウェイのおかげで、一部のアルピニストしか見られなかった雄大な山の風景がぐっと身近になったのだそうです
千畳敷カールのカールとは、氷河期に氷河によってえぐり取られ出来た大壁面のことです
夏は高山植物の宝庫で、様々な高山植物が咲き乱れ カール内を埋め尽くし、
秋にはナナカマドやダケカンバなどの紅葉が山肌を彩る素晴らしい絶景を見ることができるそうです
今回は叶いませんでしたが、いつか木曽駒ヶ岳や宝剣岳にも登ってみたいと思いました
この日は雨模様の天候でしたが、登山客やトレッキングの多くの人で賑わっていました
霧が濃くて、あっという間に目の前が真っ白になりましたが、霧の晴れ間の少しの瞬間がシャッターチャンスでした
チングルマの群生が目の前に広がります
残念ながら、花は見られなかったのですが、長い毛の種子の風景も面白いものでした
そびえ立つ山々、紅葉の時期はかなりの賑わいだそうです
天候の良い時に、そして秋にぜひもう一度来てみたいところです

中央アルプスは、千畳敷カールの他にもたくさんの高山植物の花畑や紅葉が楽しめるスポットがたくさんあります
駒ヶ根高原に戻り、天然温泉で疲れを癒して帰途につきました
まだ明るい時間の露天風呂、目の前の新緑の山も魅力がありましたが、紅葉した山を見ながらもいいですね!



高原の雲

2011年10月10日 | 感動したこと
空が大好きです。
天高く~秋の空は本当に素敵だけど、私は秋の空だけではなくいつでも空を眺めているような気がします
信州の高原なので特別美しいのかもしれません
今日はちょっといつもの日記はお休みして特別編にしました

そうです! 夜の空のことも忘れてはいけません! しかし・・・
夫が張り切って持って行った星座表は2回しか活用することはできませんでした
この夏、本当に異例の天候不良でした
いつも曇っているか雨かのどちらかでした
見えた時も、ペンションのお母様が『星がきれいですよ~』と外から声をかけてくれて急いで外に出ました
澄み切った夜空は本当に吸い込まれるような満天の星空でした
ペンションの周りは白樺があるのでパノラマで見えるスキー場まで歩いて行きました
ペンションのお嬢さんは友達とブルーシートを敷き寝転がって見るのだそうです
高原の夜はすでに11月くらいの気温、とても寝転がっては風邪を引きそうなので早々に引きあげました
とても寒くてじっくりは楽しむことはできませんでしたが、素晴らしい夜空を見れただけで満足でした

脱線しましたが・・・
雲が動いている“空が生きている”ようなそんな空は、いつまで見ていても飽きることはありません

高原の雲




八千穂高原にいる時から夫は胸の痛みを堪えていました
日によっては、痛くて寝込んでいる時もありました
そして血痰が出たこともありました
帰ってから、レントゲンとCTを確認してもらったところ、放射線の副作用だと言われました
ほっとした気持ちと、これからどのくらいこの状態が続くのか不安でした

そして今、食道がんの部位で食道が閉塞し、水も通らない状態になり再入院しています
閉塞している原因は、がんの再発か炎症なのか・・・炎症であってほしい!
今度は前回の医大ではなく、統合医療をやってくれる病院です
入院とともに痛みを取る薬を処方され、毎日気功・温灸をやっています
治療としては、丸山ワクチンを提案され日本医科大に行き買ってきました
丸山ワクチンはご存じのとおり、有償治験薬です
そのため、本人あるいは家族が行き、カルテを作ってもらい説明を聞き、はじめて買ってくることができます
しかしながら、それを認めていない医師もたくさんいるわけで、買ったからといって使えるものではありません
本人・家族が望んでもそれを注射してくれる医師を探さなければいけないことも多いと聞きました
夫の場合は、病院からの提案です!そんな“幸せ”なことはありません
“幸せ”だと信じています
そして担当医から、『何でも可能性のあるものはやってみましょう!』
私たちが医大に通っている時に提案された抗がん剤も選択肢から外さないで考えてみましょうと言われました
ホメオパシーの治療も始めました
丸山ワクチンにしても、ホメオパシーにしても賛否両論のある中、ホメオパシーのどのHPをリンクさせようか迷いましたが
こちらにしました

丸山ワクチンの現所長さんの熱いメッセージを聞きながら、何度も目頭が熱くなりました
医療に携わって50年とおっしゃったので、すでに70歳代ではないかと思われるその先生の情熱を素晴らしいと思いました
『いつでも不安なこと、困ったことがあったら私宛に直接連絡ください』と心強い言葉をいただきました

少しづつですが、水が通るようになってきました
栄養と水分補給はまだ点滴に頼らざる負えないのですが
それでも一昨日から重湯(50cc程度ですが)が出ています
早く通常の食事が摂れるように回復してほしい
今は、痛みを堪えていたストレスから解放され、一見元気そうに見えます
病気の経験がないので、風邪を引いても自然治癒に任せていた私たちは、恥ずかしながら全く医療や薬の知識がありません
すべてを医師に任せて、治ることを信じて、頑張っていきたいと思います
そんなことも少しづつ勉強している毎日です
そういえば、今日は結婚記念日でした



八千穂高原の夏休み 南相木ダム&松本・安曇野

2011年09月29日 | 散歩
14日は今年夫が入院中に亡くなった伯父の新盆に、二人で行ってきました。
そこでは、年老いたおじやおば、いとこたちが私たちを(私の方の親戚ですが、夫を)待っていてくれました
85歳の伯母は、夫のために千羽鶴を折ってくれていました
コツコツとどんなふうに折ってくれたのかと思うとうれしくてたまりませんでした

翌日には2人の伯母を連れて従姉たちがペンションに遊びに来てくれました
伯母たちもきっとこんなに素晴らしい白樺林を見たことがないと思い誘ったのです
そこで、弟家族が来てくれた時のように、ペンションのテラスでバーベキューをしました
従兄が八千穂レイクでイワナを買ってきてくれました
年老いた伯母たちもめったに経験しないバーベキューをとても楽しんでくれました
イワナの美味しさもきっと忘れないでしょう
そして従兄からいろいろな情報をもらいました
その一つ南相木村に東京電力の発電専用のダムがあるとのこと
それが素晴らしいというので翌日行くことにしました

8月16日 南相木ダム
南相木ダムは、高さ136mの中央土質遮水壁型ロックフィルダムです
東京電力の神流川発電所の上部ダムとして平成7年より10年かけて建設されたダムです
ダム湖は奥三川湖(おくみかわこ)と名付けられました
深い色の静かな水面を見ていると吸い込まれそうです
この水が勢いよく下流に流れるところも見たいものです
堤頂部は日本のダムの中でも一番標高が高く1,532mです
壮大です
南相木ダムの表面や欄干または展望台の周辺に敷き詰めている白い石、石灰岩はダムを作る際の爆破で出来た石の再利用です
石灰岩の白さが太陽の光に反射して、とても眩しかった、そして本当に美しかった
神流川発電所は南相木ダム湖(奥三川湖)を上池、上野ダム湖(奥神流湖)を下池として利用する揚水発電所です
現在は1台 47万kwの稼動ですが、最終的には6台の水車発電機により、
揚水発電所としては世界最大となる282万kwの発電を行う予定なのだそうです
山の中にひっそりたたずむこの発電所が、こんなにも美しくて素晴らしい発電所だということ、驚きました

壊れたままのカメラで撮って、全体にぼけている写真がたくさん入っています m(_ _)m
大理石でできた《ちょちょやまのモニュメント》
ダム堤の下には、《ウズマクヒロバ》というランドスケープアートがあります
この《ウズマクヒロバ》は2006年度のグッドデザイン賞 環境デザイン部門を受賞しています
ロックフイルダムを美しい景観として整備すると同時に、目には見えない自然の中の大きな力の流れについて
五感を通して体感できる広場を創ったのだそうです
『ウズマクヒロバを楽しみながらこの美しいロックフイルダムと連係して地下深くに造られた発電所から生み出されていく
エネルギーについてちょっと想像を膨らませて下さい』とありました
福島の原発事故が起きたばかりで・・・複雑な気持ちがしました
深い山の中にあるこのダム、知る人ぞ知る・・・このダムの美しさに感動した一日でした


8月17日 松本&安曇野 散策
長野の夏休みはとても短い
妹の最後の休みの日に、松本と安曇野に遊びに行こうと計画しました
安曇野には、弟の連れ合いの実家があります
今回の長期滞在、実は八千穂高原ではなく、安曇野方面を探していてお義母さんたちにご尽力いただいた経緯があり
挨拶もかねて行こうということになりました(行ってすぐに一度は挨拶に伺っていたのですが、バタバタしていたので・・・)

すると実家を出てすぐに息子から連絡が入り、今から来るというのです
この週に来たいことは連絡を受けていたのですが・・・
レンタカーで来る息子とは松本城で落ち合うことになりました

松本の街を散策しました
夫は予てからサイトウキネンフェスティバルに行きたいと思っていたのですが叶わず
松本市美術館で、その歴史の展示を見てきました
いつかきっとサイトウキネンフェスティバルも聞きに行きたいと思います


松本&安曇野 散策
安曇野は、NHKの連続テレビ小説の影響で、道が渋滞していました
そこで、美味しいお蕎麦をいただき、大王わさび園だけ立ち寄りました
「ひまわり」にもよく出てくる小川は、以前来た時に見た素敵な小川ではありませんでした
観光用のボートが何艘か浮かんでいました
そのボートに乗るために長蛇の列ができていました
何年か前に来たときは、澄んだ水の中で、きれいな緑色の水草が泳いでいました
水草にコケがついたようなよどんだ感じがしました
どうしてこんなに川幅が狭いのにボートなどを入れたのでしょう
観光のために、美しい自然を壊さないでほしいと強く感じました
そしてわさび田は夏の強い日差しを避けるために、日よけをしていました
青々したわさびの葉を上からは見ることはできませんでした
ちょっと残念に思った安曇野でした