Let’s Challenge!!

人生で大切なことは、失敗してもいい、チャレンジすること!! 楽しみながら・・・
 Let’s Challenge!!

素敵なできごと、そして素敵なであい

2008年09月22日 | 
お墓参りに行ってきました
今年の春にも、お盆にもお墓参りをしていないので今回は行かなければと思っていました
しかしながら今月は、夫も息子も仕事が忙しく一人での帰省となってしまいました
ちょうど土曜日は、台風13号が関東地方に接近という予報もあり
台風の嵐の中、一人で高速道路を走るのはいくらチャレンジャーでも怖い
金曜日の深夜まで悩みましたが、おはぎを作るための準備を開始しました
あれだけ悩んだのに翌朝には、昨夜の雨がうそのように穏やかな青空が広がり台風はどこへ行ってしまったのという感じでした
金曜日に“あんこ”だけは作っていたので、当日の朝は炊き上がったもち米で“おはぎ作り”が始まりました
今回の“おはぎ”は、あんこ・きなこ・くるみの3種類
おばあちゃんが実家で一人で暮らす妹に“おはぎ”を作ってあげたいと言ってくれたので作ることに
もちろん、お墓にも・・・


しかしながら今日は妹の勤務している学校の文化祭があり実家にはいない
そこで、妹が学校に遊びに行たら、と・・・父兄になりすまして
実は、有り得ないような サプライズ があるのだという
トップシークレットなので教えることはできないけど、お楽しみに・・・と意味深なことを
姉にも言ってはいけないほど、すごいことなのか
今年は、50周年ということで様々な企画があるのだという
ピアノコンサートもあるので聴いたらいいよとも・・・
体育館に着くとコンサートが始まり、次は合唱コンクール
私の中学時代は、1クラス40人~45人クラスが7クラス×3学年あったので、目の前の生徒は勝ち残ったクラスなのかと思っていました
しかしそれが全校の生徒だったことがわかり驚きました
学年で2クラスか3クラスしかいないので、合唱コンクールといってもどちらかのクラスが金賞になるということ

式典も終盤、合唱コンクールの発表と授与式に
授与式のプレゼンテーターがスペシャルなんだとか
なんと、そんな田舎の中学校にあの“ユーミン”こと松任谷由美さんがスペシャルプレゼンテーターとして現れた
思わず、歓声が・・・父兄の席から
体育館のギャラリーから手を振りながらの登場に、私も感激しました
生徒席からの反応が今一でちょっと気の毒に思いましたが、偉大な“ユーミン”でも年代を超えることはちょっと無理だったのか
“ユーミン”にこんな形で、こんなに近くで見ることができるなんて・・・

“ユーミン”は有名なシンガーソングライター
創作活動をする場所に、この田舎の環境を選んだらしい
近くに“うち”があるのだそうな

学校の周りは、黄金色に輝く稲穂が広がる長閑な風景
  
今年の7月の写生会の時に偶然出会い、赤いジャージの生徒の姿がとても素敵だったと出会いの瞬間を話された
担当の先生が、秋にある50周年の文化祭に来ていただきたいとお願いし実現したということ
“ユーミン”がやっているインターネットラジオでもその時のことを紹介したそうです


“ユーミン”のことをそれほど知らなかった生徒も、3時間ほどの触れ合いの中で“友達”になり
なんと赤いジャージをプレゼントされ、それをユーミンは来て生徒の中に入っていたという
記念写真やらサインをおねだりし、素晴らしいひと時を過ごしたようです
父兄に扮した私は、ちょっと近づくことはできず残念でしたが
スーパースターが気さくにこんな場所に、イベントに参加してくれたことに大きな意味があるように感じました
この喜びを分かち合える人もいない私は、一人寂しく胸を熱くしていましたが
突然の素敵なできごとを、きっと全員の生徒は忘れないと思います


翌日は、妹は午後から部活の仕事が入っていたのですがキャンセルになり、どこかに行こうかということに
私も早々に帰ろうと思っていたのですが、寄り道をすることに
しかしながら、遊びに行こうといっても外は雨・・・
以前から行ってみたかった“八ヶ岳倶楽部”に行ってみることに
“八ヶ岳倶楽部”は俳優の柳生博さんが開墾して始めた自然いっぱいのギャラリー
1400m位のところにある“八ヶ岳倶楽部”の雑木林は澄み切った空気の素敵なところでした

ギャラリーの中に入ると、見覚えのある優しい顔が出迎えてくれました
NHKの趣味の園芸に出演している柳生真吾さん、息子さんである
胸がドキッとしましたが、歳を考えると喜びを体で表すことは躊躇しました
ギャラリーには素敵な手作りの家具や小物が
そして、野草や樹木、ガーデニングの≪カッコイイ小物≫etc.
とても素敵なものばかりで時間を忘れて見入ってしまいました
  

スタッフが、毎日違うその風景に感動しているので、年中無休になってしまったというのが素晴らしい
自然を散策するような感じで手入れの生き届いた雑木林を歩くと作家さんの個展などをやっている“ステージ”へ

ここは個展やグループ展など、作家さんのステージ・・・≪晴れ舞台≫と称していました
発想も素敵
そこに、またも柳生真吾さんが・・・
妹が気に入って一着購入
するとスタッフの人が、スタッフと一緒の写真を撮ってくれました
もちろん、真吾さんも入ってくれました
すかさず、私もカメラを渡して撮っていただきました
どのくらいの土地の広さなのかと真吾さんに尋ねると
『どんどん増えているのでわからない』とのこと
華やかなものやアトラクションがあるわけではないけれど、心が落ち着ける素敵な空間です



素敵な風景を満喫したら・・・
こんな素敵なレストランがあるとは知らず、昼食は食べてきたのでお茶をいただくことに
  


ゴマの豆乳クリームのモンブランとロワイヤルブレンドティーを
モンブランの美味しさにとっても幸せな気分になりました
レモングラス・バラ・薄紅あおいのブレンドティ
≪爽やかなレモンと上品なバラが優雅にかおります≫とあった
その通りの、素敵なティタイムになりました

今回の帰省は、妹が2日間とも仕事だということだったので、お墓参りを済ませて早々に帰ってくる予定でした
予期せぬ素敵なことやものにであえた素敵な旅となりました




ケアンズの旅 おまけ編

2008年08月17日 | 
今回の旅行で驚いたことが・・
成田空港とケアンズ空港がガラガラだったこと
夏休みに入るとごった返したようになる空港に、日本人がいない
原油の高騰が原因なのか
確かに今回の航空運賃の中に燃油サーチャージ(正式には燃油特別付加運賃)として、4人で20万円超加算されていた
車のガソリンでさえ驚くほどの高騰ぶりなのだから・・・
でももったいないと内心思っていた
今行くのか行かないかの決断しかない
思い立ったが吉日  とても楽天的
  


植物編
南の国の花:ブーゲンビリアしか名前はわかりませんでした
南国に似合う素敵な花が咲いていました
今回は“花”というよりは“木”といった方がいいようです
  

  

  


 ヤシの木にたわわに実っている実が気になって仕方がありませんでした


 熱帯雨林でよく見かけた、枝が下に伸びて地面についている幹
 ケアンズの市内でも時々見掛けました
 とても不思議な感じがします

    



ケアンズの街並み
朝の忙しい時だったり、夕方の時間だったり・・
ゆっくりとケアンズも見ることができませんでしたが、街の中心街を少し撮ってみました
ポストはおまけのおまけ・・・なんとなく外国に来たんだな という感じで
  

  


 これは、ただの電柱です
 でも、(昔懐かしい?)木の電柱です

 ケアンズの街を散歩していた時に、UMEちゃんが
 『あの電柱、曲がってる!』と叫びました
 私が小さい頃の電柱はすべて木の柱だったことを
 懐かしく思い出しました
 都内で育ったUMEちゃんには、いや、今では田舎でも
 電柱はコンクリートなんだと思います
 そんな懐かしい風景にも出会えました
 忘れかけていた風景でした











キュランダ村のオブジェ
様々なオブジェを見掛けました
オブジェというには、実用的に使われていたのでオブジェとはいわないのでしょうか?
オーストラリアのこんな感じ、個人的にはとても好きな風景でした
  

  

  
    こんなかわいらしい風力発電です
     街並みにマッチしています


牧場で見かけた昔の道具
ところ変われば・・・想像しながら興味深く見てきました
何に使われていたのかわからないのもありましたが
歴史を感じさせる物が大胆にも野ざらしだったり・・・オーストラリアの人は本当にのんびりしてる?
  

  

  





素敵な風景がたくさんあって、
伝えたいこともたくさんあって・・・
うまく表現できたかわかりませんが、これでオーストラリア・ケアンズの旅の記録はおしまいです
何度も、訪問していただきましてありがとうございました








ケアンズの旅 PartⅥ

2008年08月16日 | 
の後は、牧場の中のテラスで朝食が用意されていました
テラスといっても相当な広さのところ

シャンパンブレックファースト
朝から、シャンパンが出る
ビュッフェ形式の朝食
生クリームたっぷりのマフィンやパンケーキ・トースト
カンガルーのウインナーやカリカリベーコン・スクランブルエッグに野菜のソテー
3時半に起きておなかがすいていましたが、全種類を食べることは無理でした


食事が終ると、今度は“鳥おじさん”が登場
なかなか見ることのできない猛禽類を中心にショーを見せてくれました

  

UMEちゃんはワニを手にのせてもらって緊張の面持ち
ワニのお腹は柔らかったとか

口にはセロテープがしてありましたが、やはり猛獣、眼光が鋭い
いろいろな体験をしたUMEちゃん、夏休みの自由研究の資料には、今回の旅は十分でしたね


楽しいケアンズの旅は、すべて終了しました
あとは空港に向うだけになりました




オーストラリアの食文化?(ちょっと大げさですが・・・)について

ケアンズの中心部にあるエスプラネードに行きました
ケアンズは、レストランのバリエーションも豊富
和・洋・中、そして韓もありました
食べたいものが揃っています
それでも、オーストラリアに来たんだからその土地のものを食べること!
それは決めていました

ケアンズについて初めての朝食
  

  
美味しかったのですが、ちょっと大胆な盛り付け
日本との比較をするとしたら、量が多いことと盛り付けが日本の方が繊細で美しいと思う
この日のUMEちゃんは苺たっぷりのパンケーキにご満悦でぺろりとたいらげました


夕食は、一日目はツアー内のバーベキュー

二日目は、ガイドブックで有名なお店へ
~モダンオーストラリア料理の人気店~とある
トロピカルムード漂う店内
最高級オージービーフ、新鮮な魚介類などオーストラリアならでは食材を斬新な
調理法で出してくれるというふれこみの店
この日はクルーズで全員ダウンした日
昼食がほんの少ししか食べられなかった日です
そんなことで気を取り直して行ったレストラン
夫はお肉、妹と私は魚、UMEちゃんはポテト
楽しみに注文したのに1時間以上待たされたあげく
私たちが注文した魚料理、この日は“バラマンティ(鯉に似た味)のフィレ”
高級な魚だということですが
半分しか食べることができませんでした
夫はオージービーフ、これもまた食が進みませんでした
結局、お腹がペコペコの状態で入ったのにすべてに満足できない夕食になってしまいました
創作し過ぎて時間がかかった上に、口に合わないという最悪の状態
やはり、オーストラリアの人は急がない・・・のんびりしている
デザートも頼む予定でしたが、早々に帰ることにしました
それでも、とても高い夕食になってしまいました
(店内が暗くて写真がありません)


三日目もまた、ガイドブックを頼りに行ってみました
今度は ~エスプラネードの人気シーフードのお店~
海がモチーフの店内
夫はシーフードが苦手なので、またまたビーフを
妹と私はまたまたシーフードに挑戦
UMEちゃんもまたまたポテト
昨日のレストランでかなり待たされたので、のんびりした風土だからだと覚悟していたのですが
この日は妥当と思われる適正な時間に料理が出てきました
こんなことでうれしいなんて

そして、シーフードが出てくるや、歓声を上げてしまいました
もちろん、うれしくてです
 バーナクルズビューティとお店の名前まで付いている       シーフードレストランなのにビーフステーキ
  
店内がかなり暗くて美味しそうには思えない写真ですが      この日のステーキは最高 だったようです
最高でした!
三つのシェル型の器にそれぞれ温冷のシーフードが盛り沢山
冷は、生ガキ・特産のセミエビ(地元の特産)・エビ
温は、カキフライ・ホタテフライ・いかのフィリッター・ピラフ
果物の盛り合わせは、パッションフルーツ・キウイ・
パイナップル・スイカ・マンゴー・メロン・オレンジ
メニューにお一人様分と但し書きがありました
但し書きするほど量が多い?
美味しかったのですが、とにかく多かった
でも、がんばって完食しました
残すのが嫌で意地で食べたのですが・・・
ウェイターの人に“Great!”と  ということは
完食する人はあまりいないのか?





 ポテトフライが大好きなUMEちゃんも大喜び
 でも、食べても食べても一向に減らない
 魔法のポテトだったようです










雰囲気も、サービスも満点でした
でも、量の多さには毎回驚かされました



オーストラリアの人たちとの温かい触れ合いもたくさんありました
人懐っこく気軽に声をかけてくれたり・・・優しさをいつも感じました
そして、この地にも日本人が多いことに驚きました
居心地のいい国だからなのでしょうか・・・






ケアンズの旅 PartⅤ

2008年08月15日 | 
いよいよ、最終日です
午前中のアトラクションが終了後、午後には日本へ向けて帰りの途につきます

起きたのは、3時半
早朝4時にホテルの前に迎えのバスが来る
そして、最後の日になるので前日にはチェックアウトも済ませて荷物も持参しなければならない
朝食はアトラクションの後に用意されているので身支度をするだけ

寝ぼけ眼で起きて、今日が最後なんだと思うとなんだか寂しい
ずっとここにいてもいいような気持にもなったケアンズの旅

最後のアトラクション、 です

外はまだ真っ暗で、かなり肌寒い
実家がある佐久市でも毎年5月のゴールデンウィークには バルーンフェスティバル がある
そこでも、体験バルーニングはあるが、係留された状態で上昇するだけ
今日のバルーニングは、30分の飛行

今回の旅行では、私の情けなことをたくさん暴露するはめになりましたが・・・またしても
実は、高所恐怖症
遊園地に行ってもどのアトラクションにも乗ることができない
それなのに・・・今回もまた不安が過る

ホテルを出発して向かうは、マリーバ
初日にカンガルーやワラビーと触れ合ったところ
バルーンは、大変デリケートなスポーツ
気温差を利用して上昇し、後は風任せ
パイロットでさえどこに向かうかわからないのだという
だからこそ、早朝の、海風の影響を受けにくい高原地帯アサートンテーブルランドで行われるのだとか

バスは、1時間以上走りやっと到着
もうすでに、先発のバルーンが上がり始めるところ


日本人スタッフから、注意事項などを聞いた後でいよいよ乗り込みます
定員16名の大きなバスケットに乗るのですが、先発で飛んだ人と2人づつ入れかわる、それを繰り返し全員が乗る
しかも、バスケットの中はパイロットが乗る場所が中央にありその両端が各2つに分かれている
その4つに分かれている場所からバランスをとりながら支持されたとおりに二人づつ入れ替わる
みんなが慎重に支持されたとおりに・・・緊張した空気、ちょっと心地いい
全員が乗り込みいよいよ上昇します

心はドキドキ
下は見れるのだろうか?
カメラで撮ることなんてできるのだろうか?

  
                     陽が昇り始めているのを肌で感じながら・・・
  
                         野生のカンガルーも発見
  
                    オーストラリアの住宅  広大な土地にゆったりと・・・







  バスケットの中はこんな風に仕切られている
  仕切りはクッションがきいていてとても柔らかい


  




パイロットは着陸地点がわかると地上に待機しているスタッフに連絡を取っている
ゆっくりと降下し始めました
着地した後がちょっとおもしろかったのですが、写真を撮ることができず残念でした
というのは、着地した時もすぐには降りるわけではなく支持されたとおりに順番に降ります
ところが、4つの仕切りの2つの仕切りに各4人残り、バスケットを倒します
こんな感じで、しばらくはあおむけの状態のまま  みんなが見ているのでちょっと恥ずかしい
・・・ということで写真は撮れませんでした



横たわったバルーンの空気を抜き始めました
しばらくして支持を待ってあおむけの状態から脱出しました
貴重な経験でした
こんな感じで、少しづつ空気を抜いていく  フライトした全員で力を合わせて・・・(先発の人たちの様子です)
  
このバルーン部分だけで約350kgあるのだと聞いて驚きました
バスケットも結構な重さですから・・・私も乗っているし
空気を抜いた後は、専用の袋に収納します
男性が中心に一列になり肩に担いで運ぶ
専用の袋に収納したバルーンとバスケットをトラックに載せて終了
そのトラックの前で、大きな仕事を成し遂げたような爽快な気持ちで記念写真

バルーニング・・・ただ飛んだだけじゃなく力を合わせてあと片づけができたことがとても良かった思う
心に残るアトラクションでした

不安だったのは何だったのか
でも、無事でよかった
写真もたくさん撮れました


朝食会場に向かいます




ケアンズの旅 PartⅣ

2008年08月14日 | 
3日目は、キュランダです
世界遺産に登録されている熱帯雨林を散策しました

キュランダは、熱帯雨林の町
ケアンズからは、車で1時間もかからずにスカイレールの駅に到着
往路はスカイレール、帰路はキュランダ・シーニックレールウェイでキュランダに戻ります
  
スカイレール は熱帯雨林をできるだけ自然な形で俯瞰できるように、7年もの歳月をかけて造られたケーブルウェイ
環境破壊を最小限にくい止めるために道路は造られていない
建築材料、工機はすべてヘリコプターで運ぶ大工事だったそうです
乗り換え駅が一か所ありますが、総距離世界1位の7.5㎞
キュランダ・シーニックレールウェイ は、19世紀後半の木造車両で車内はレトロな感じ
“世界の車窓”という番組の撮影ポイントにもなっているのだとか
牽引するディゼル機関車の車体には先住民アボリジニの絵が描かれている
現在は、観光鉄道として美しい景色を見ることができ世界中の鉄道ファンの注目の的なのだそうです



まずは、スカイレールに乗ってキュランダへ向かいます
眼下には、世界一美しいと言われている熱帯雨林の森が広がっています
1憶2千年前にオーストラリアを覆っていた巨大な森林の一部分
    

      



レッドピーク駅に到着
ここはスカイレールでは最も高い場所(標高545m)に位置する駅です
そこから、ボードウォークを歩きながら熱帯雨林を探検

熱帯雨林こんな立札が
無料のガイド付きで散策が楽しめる(もちろん英語)
160種類以上の熱帯雨林の植物を観察出来のだとか
英会話をマスターすることで数倍、旅は楽しめることを思い知らされた旅でもあります。残念


熱帯雨林を守るためにボードウォークを歩きます
175mにも及ぶ遊歩道
特徴的な植物についてはパネルが用意されています
もちろん、これも英語です
それでも、パンフレットは日本人観光客が多いということなのか日本語のパンフレットがありました

熱帯雨林
熱帯雨林日本では少ない木生シダ類や着生シダ類を多く見ることができます


個人的には、こんな風景が大好きです
空気が清浄されているのを肌で感じることができます
大きな木にに囲まれた熱帯雨林
自然の緑の屋根に守られた地表に生息するシダ植物
自然の営みに感心するばかりです

熱帯雨林
熱帯雨林画像が小さくてあまりよく確認することができなくて申し訳ありませんが、左上には帰る時に乗るキュランダ・シーニックレールウェイの列車が見えます。
右上には乾季で水量が少ないバロン滝が見えます



  

  
巨大なカリーパインの木や多くの着生植物を見ることができます






 こんなに派手なバスが現れました
 このバスに乗って、レインフォレステーションネイチャーパークまで
 レインフォレステーションネイチャーパークでは
    動物とのふれあい
    アボリジナルダンスショー
    ディジリドゥ(民族楽器)の演奏
    ブーメラン投げ
    やり投げ
    アーミーダックで探検
                 etc.






  

  

コアラもカンガルーもどうしてこんなにも愛らしいのでしょう
コアラとの記念写真は、別のところで撮りましたが
次から次と抱っこされるのに、されるがままの無防備
動物にも役割を与えられて生きているんだなぁなんて思ってしまいました

アボリジナルダンスショーは古代から続くアボリジニ文化・様々な部族の踊りを見ることができました
テーマがちゃんとあります
日本の昔からある伝統文化の踊りとは少し違う気がします
もっと厳しい生活の中からの表現なのではないでしょうか
とても面白いショーでした

ブーメラン投げにも挑戦
ダンサーが投げると、空を自在にブーメランが飛びます
そして戻ってきます
妹が『実際に鳥などを取ったことがあるのか?』と聞いたところ
『ある』と答えてくれました

やり投げは、ダンサーの方たちが見せてくれました
体中が、筋肉
今の時代、実際に獲物を取って生活しているとは思わないが
とても興味深くおもしろかった

次は、水陸両用のアーミダックで熱帯雨林を探検です
  

    
ガイド兼ドライバーが数人います
“ガイド”というプライドがあるので、『これに乗った人は、ラッキー!』などと挨拶していました
それにしても、水に入る時も自然に違和感なく進んで行きました
少しエンジンの音がうるさいのが気になりましたが
楽しいアトラクションでした


あの派手なバスでキュランダ村へ戻り、列車の出発まで自由時間
まずは遅い昼食
やはり、一度は食べたいオージービーフのハンバーガー
しかしながら、品切れでどこに行ってもありませんでした
でも、ガイドブックに載っていた人気ホームメイドのアイスクリームはいただきました
それにしても、オーストラリアの人はの~んびり&あまり働かない?
まだ3時前なのに、私たちが食事中なのに・・・片づけ始めています
そういえば、来たときに開いていたお店も閉まっていました
日本では、あり得ない光景かもしれません


この日の最後は、世界中の鉄道ファン注目のキュランダ・シーニックレールウェイでケアンズまでの旅を満喫しました

このレトロな外観の列車に揺られながら車窓からの眺めを楽しみました
熱帯雨林・バロン川・バロン滝・・・etc. 1時間45分の旅でした
精巧な重機がない時代にこの険しい山間に鉄道を敷くこと、想像を絶することだと思います
駅も列車に合わせて趣のある素敵な駅でした





ケアンズの旅 PartⅢ

2008年08月13日 | 
今日は、海の世界遺産
大切な海を守るために、海の中にポントゥーンといわれる浮島を作り
そこを拠点として様々なマリンスポーツが楽しめる仕組みができている

そのポントゥーンは、サンゴ礁の脇に係留されていて、サンゴ礁を傷つけないように様々な配慮がされている
サンゴ礁ががあるからこそたくさんの自然を満喫できることを私たちも認識して行動しなければいけないと思う
数え切れないほど、無数のポントゥーン・リーフが点在している
私たちが目指すリーフは、最北圏にあるエイジンコートリーフ(クイックシルバー社所有)

5年前にハワイに行った時に、サンゴ礁が破壊されている現状を目の当たりにした
その時は、潜水艦に乗って海の中を廻ったが、残念ながら魚が激減しているとの説明があった
今、その海はどうなっているんだろう

グレートバリアリーフは世界遺産に登録されている貴重な海洋
そして、訪れる人はリーフタックスを支払う義務がある
環境保護に使われている

私たちは、クイックシルバー社のツアーに参加することに ≪クイックシルバーで行くアウターリーフクルーズ≫
  
ここでも妹のちっちゃなこだわりがあるのだとか
ケアンズからポートダグラスに行き、そこから船に乗って世界最大のポントゥーンへ向けて出航
ポートダグラスから行くことがこだわりのようだけど私には全くわかりませんでした

ポートダグラスは、今人気急上昇中のリゾートタウン
オシャレでのんびりとした街並み、美しい海岸線、アクティビティの豊富さは一級品なのだとか


チケット売り場で、『今日の海は少し荒れているので船酔いが心配な方は薬を飲むように』との指示が・・・
恥ずかしながら、電車にも酔ってしまう私はさっそく飲むことに
ポートダグラスからポントゥーンまでは、巡航速度30ノット以上で海を疾走する大型ジェットクルーザーで約90分ほどの距離
出航後30分くらいは海の景色を見たり快調・・・と思いきやその後は座っているのがやっと
美しい海を満喫したり、クッキーや飲み物のサービスもあるのに全く何もできない

そして着くなり予約をしていたアトラクションが
まだ少し頭がゆらゆらしています
私たち夫婦は、フルカバーの特殊なヘルメットを被って水中に潜る“シーウォーカー”に挑戦
特殊なヘルメットは約35kgあるので、5年生のUMEちゃんには参加ができないので
妹とUMEちゃんはシュノーケリングに挑戦

小学校の時は、泳ぐことも結構出来たのにいつの間にかできなくなっている
それどころか、わかっていただけるだろうか
洗顔する時にも水が顔にかかると呼吸困難に陥るような恐怖がある
でも、特殊ヘルメットの中には新鮮な空気が常時入り、水に触れることもないので
安心して楽しもうと思っていた
スーツを着ていよいよヘルメット着用
練習したとおりに水の中に・・・
すると、普通に呼吸するだけでいいのに呼吸をすることができない
夫に助けを求めることはもうできない、一歩先を海の中に沈んで行く
覚悟を決めて息を吸ってみた  あぁ、吸えた
そんな感じで始まりました(笑っちゃいますよね)
水が少し冷たかったけど、見たこともない魚たちがたくさん回遊している中を歩く
そして、スタッフの方が、貝やウミウシなどを触らせてくれる
回遊している魚にも触れることができました
そして美しいサンゴも見ることができました
約、20分くらいのシーウォークが終了

ポントゥーンでは、トロピカルランチのバイキングが用意されていて
時間内なら自由に食べることができるのですが、
酔っている状態の私は、ほんの少しだけ皿に取り昼食の席でみんなを待っていました
時間になるとトロピカルランチは片づけられていたのを知らなかった私たちは
夫の分とその少しの私の分で4人で食事をすることになってしまいました  
妹は、UMEちゃんのことが気がかりで食事の時間を忘れていたようです
残念でした
でも、初めてのシュノーケリングにUMEちゃんは大満足だったようです
逗子で育った泳ぎの得意な夫は、私に付き合ったシーウォークの後は
存分に泳いでいました
  

時間になり、ポントゥーンを後にすることに
帰りは想像を絶する悲惨な有様でした
往路は、乗船した人の中で唯一私だけが酔っぱらっていた 情けない状態でしたが
帰りは、海がかなり荒れてほとんどの人が酔っていたと思ます
スタッフ全員酔った人を介抱することになってしまった帰路でした
今回の旅行、≪二つの世界遺産を見る≫の一つが散々なものになってしまいとても残念でたまりません
そして、写真もほとんど撮ることができませんでした

帰りの飛行機から見えたグリーン島

またいつか、この世界遺産を見に行きたいと思います
絶対に“酔わない”魔法の薬を持って






ケアンズの旅 PartⅡ

2008年08月12日 | 
ホテルにチェックイン
素敵なホテルで、一日でもいいからのんびりと過ごしたいところだが
もうすぐお迎えの車が・・・残念

  

  
(画像はHPより)

今回の旅は、毎日チョイスしたツアーのお迎えがホテルにやってくる
今日は、≪世界遺産と動物探検ツアー≫  いざ、出発!
運転手さん兼ガイドさんは、自在に日本語を操って“おやじギャグ”も出てくるほど
そして、運転しながら一人一人の名前を暗記して声をかけたりする
運転しながら、人の名前をよく覚えられるものだと感心する
ウトウトと居眠りをしてしまったら、『○○、ダイジョウブデスカ?』と声をかけたりする
私がいつものように居眠りをしてしまいました
楽しんでもらおうという気持ちが伝わってきます

まずはカンガルーを見るためにマリーバゴルフクラブへ
そのゴルフ場には、野生のカンガルーが棲みついている
夜行性のカンガルーは、カンガルー座りをして木陰でのんびりしている
昼間は、動かない
  
するとカンガルー座りをしながらガイドしていたジェーンさん、『だから、オーストラリア人は働かないと言われる』と・・・みんなで大爆笑



 次に向かったのは、巨大蟻塚
 木々の中に無数に点在する巨大な蟻塚
 シロアリが木や土を食べて作ったもの
 2m前後の大きさに驚いていると、その地下には
 その倍以上の大きさがあるのだとか
 あんな小さな体で、恐るべしシロアリ






10分程で向かった先は、渓谷グラナイトゴージへ
ワラビーを見にいきます
  
希少種のマリーバロックワラビーに押し麦をあげること(餌付け)ができる
とにかくかわいらしい
連れて帰りたいくらいかわいい



 バスの中から広大な農地が広がる
 巨大スプリンクラーで散水している
 その水はどこから引いているのか
 マンゴーの農場・サトウキビの農場もたくさんあった










次は、牧場へ
  
生まれたばかりの牛にミルクをあげる体験                ブーメンラン投げ
野生のカノモハシを探し
静かな森の中でのバードウォチング  
ワライカワセミが笑うとつられて笑ってしまう
大自然の中にどっぷりと浸りました

夕飯は、その高原の牧場でバーベキュー
牛肉・豚肉・カンガルー・ワニのお肉を焼いてくれました
カンガルーもワニのお肉も美味しいものではありません が、
オーストラリアでは日常的によく食べられているようです

食事中にガイドのジェーンさんが懐中電灯を片手に森の方を照らす
そこには、野生の動物がたくさん集まって餌を食べているところ
すでにセットしていた餌に集まって来るのか
ポッサム・バンディクート・パディメロン(ともに小型有袋類)が10匹以上はいました
人が近づいても、慣れているらしく無心に餌を食べている姿がとてもかわいい
オーストラリアの動物に、できるだけ自然に出会ってもらおうという趣旨なのだとか


食事が済むと、天体観察
その農場のまわりには一軒の家もないので真っ暗
そんな天体観察にはもってこいの環境
地球は丸いんだ  とあらためて思う
暗い夜空にくっきりと星が光っている
日本では見れない星たちが輝いている
南十字星も見える
ミルキーウェイがはっきりと見える  “川”がはっきりみえます
こんな素晴らしい星空を見たのは、長野出身の私も初めてでした

すでに8時をまわる頃ツアー最後の探検
夜の熱帯雨林散策  なぜ夜だったのかはわからない
“カーテンフィグツリー(絞め殺しのイチジク)”大自然の生存競争

生きるためにじわじわと次々に隣の木を締め殺していく
なんと不気味な光景か  はたまた“自然”と理解するべきなのか
ガイドブックには、≪自然が作り上げた一種異様なオブジェ≫と表現している


これで今日のツアーはすべて終了

5日は4時近くまで仕事をして急いで成田空港に向かい夜のフライト
6日早朝ケアンズに到着して、やっと一日が終わるところ
とてもとても長い一日というのか二日間だった気がする

ケアンズに戻り翌日の朝食の買い物をし、
ホテルに帰ってもその素敵なホテルを満喫する余裕はなし
シャワールームが2つあったので二人づつシャワーを浴びた順に
ベッドに倒れました




オーストラリア・ケアンズへ出発!

2008年08月10日 | 
7月の始め・・・
いつもこの頃になると旅行に行きたいムシが騒ぎ出す妹に連絡したところ
『今年は、オーストラリアのケアンズに行くよ』と・・・

夏には毎年大小様々な旅行に行っているが、海外は考えていなかった
まだ日本も行ったことがないところがたくさんあるのに・・・

今年 奨学金 を授与されるのは、弟の末娘のUME(愛称)ちゃん
両親が働いていて、高校・中学のお姉ちゃんたちが部活で忙しいので、UMEちゃんに決定したのか
UMEちゃんは、小学5年生
食事をするのが苦手なUMEちゃんは小柄でガリガリ
一番下のせいかお姉ちゃんたちがやることはすべてチャレンジする
お姉ちゃんたちが一輪車をやれば、小さい頃から一緒になって練習し
今では、いろいろな一輪車の大会に出ていると聞く
(これは、UMEちゃんがポケモンに扮して高校生のお姉さんと競技している映像)
負けず嫌いで独特のキャラクターの持ち主のUMEちゃんは
旅行が決まってから、団体行動ができるように“特訓”が行われたという

そのケアンズ行きに私たち夫婦も同行させてもらうことに
残念なことに子供たちは仕事で行くことは叶わなかった


PM9:25成田発のカンタス航空で、一路オーストラリアはケアンズへ
約7時間のフライト
時差は1時間
常夏のリゾート地ケアンズ
直前まで仕事があり、今回もほとんど妹任せの旅になってしまったけれど
あれが見たいこれが見たいと思いを馳せながらのフライトはとても楽しかった
AM5:55ケアンズ空港に到着


常夏といっても真冬のオーストラリア
到着して驚いたというよりも、情報不足だったことを実感することに
6時をまわってもまだ薄明るく、とても寒かった
27℃くらいの気温だということは調べていたが、朝夕がこんなにも寒いとは思ってもみなかった

旅行好きな妹は、ホテルの予約から行程まで海外旅行も業者を通さずにインターネット・FAX・電話などで着々と進めてゆく
オーストラリアの主な産業は観光業
今回の旅はいつもとちょっと違う
出来上がっているツアーをチョイスするだけでいい
そう言っていた妹から3回にわたりFAXが届く
ツアーの内容を交渉したらしい
おかげで、私たちも盛りだくさんで忙しいが旅の楽しさを分けてもらっている

いよいよスタート
とりあえず荷物をホテルへ
今回滞在するホテルはコンドミニアム
スタイリッシュな白い外観、ケアンズ市内中心地に近くとても便利
  

部屋に入ると、2ベッドルームに大型プラズマTVに素敵なキッチン
そして、乾燥機付きのランドリー完備
そして、素敵なテラスも・・・朝食は是非このテラスで
すべてが驚きでしたが、殊の外うれしかったのはキッチン
ピッカピカの調理器具に大型オーブン・食器洗浄機


  

  

朝食しか作らないのはもったいない程のキッチンと道具
こんな朝食ではもったいない

毎日ホテルに戻る前に夕食は素敵なレストランで済ませ
ナイトマーケットで朝食の買い出し
でも、野菜の種類が少ないことなど日本のマーケットのような充実感はないのが残念
あとは、食べたい物をそれぞれチョイス
ヨーグルトだったり、牛乳やフルーツジュースだったり
“特訓”を受けたUMEちゃんも朝早いのに毎日モリモリ食べてくれた


PM1:20から≪世界遺産と動物探検ツアー≫をピックアップ
その時間までケアンズ市内を観光
早朝のケアンズ早朝からスプリンクラーが手入れの生き届いた芝に水を撒いています
ゴミが一つも落ちていない

何もかも清々しい朝にピッタリの気持ちがいい風景でした
トリニティ湾に沿って続く遊歩道
たくさんの老若男女が自分のペースで散歩をしたりジョギングをしたり・・・
こんな恵まれた環境がそばにあったらどんなにいいでしょう
とても羨ましく思いました
早朝のケアンズ
早朝のケアンズあっという間に日が昇ってきました
延々と続く干潟には小さな木の芽が無数に出ています
そして、その干潟にはコウノトリが3羽
あらためて平和のありがたさを感じます
ラグーンプール
“市営”に見えない素敵なプール
到着した日は午後からのツアーに参加するので午前中はこのプールで遊ぶ予定でしたが、あいにく定休日
とても残念でした
早朝のケアンズ



これは弟が小学校5年生のUMEちゃん用に手作りしたガイドブックらしい
UMEちゃんが十分に楽しんで来れるように作ったものなのか
旅程順にホッチキス止めされている
お金の計算もしっかり学習してきて・・・
弟夫婦の子供に対する愛情を感じました
悪いと思ったのか私たちの分まで・・・
  
                                    右側は妹が作るたびに送られてきた行程表
                                    これを作っているときが一番幸せなのだとか                    

そして行程表の最後には“役割分担”が・・・
隊長はお兄さん いざとなったら決断する人
お姉さんは食事、保健係 美味しい食事場所を調べておいて欲しいなぁ
UMEちゃんは学習、レクリエーション係 行きたい所をたくさん調べてね
私は会計、庶務係です
    



こんなケアンズの旅が始まりました
しばし、お付き合いください




民藝館

2008年05月08日 | 
いとこ会の帰りに、私たち兄弟で“多津衛民藝館”に立ち寄りました
私は、長野のことも佐久のことも知らないことが多くていつも妹や弟に連れて行ってもらうことが多いのですが、
いとこ会が昼前に解散となり、ゴールデンウィーク最終日のその日は教師をしている妹が3時から会議が入っているということで
実家にゆっくりもしていられず、帰るのも少し忍びないと感じていたところ
それを察したのか、妹が『小さな民藝館だけど行ってみる?』と聞いてくれた
そして、東京在住の弟家族も一緒に行くことに・・・

 “多津衛”とは、いとこ会を催した望月町出身の
 教師、小林 多津衛のこと
 私も、初めて知った人物
 多津衛は、民芸運動創始者との出会いをきっかけに、
 民芸というものを愛し、その思想を構築した人
 自ら“民芸”としての陶芸を残した人
 民芸には三つの目標があると・・・
 第一は何が本当に美しいか見る眼を養う
 第二は素朴で健康な品々を使って日常生活を豊かなものにする
 第三は自分の手足を動かして物を作る喜びを持つ・・・と
 民芸の願いは、自分の心情も素朴で誠実な慎ましいものにして
 いこうというところにあります
 美を喜び、美を創ることは、人間として
 趣味の問題ではなく、人間存在の本質にかかわり、
 人間生活の生命の問題だ・・・と著書にもあるようです
 “民芸”の持つ深い意味に触れたような感じがします



この民藝館は、この町の元町長が退職金を当てて建て、守っているところでした
その元町長さんはとても気さくな素敵な紳士
喫茶コーナーで、元町長さんが入れてくれたお茶を頂きました

  


 

 面白いティスプーンが添えられていました
 それぞれ違う手作りのスプーンの話題に
 花が咲いていると・・・
 さりげなく何種類か見せてくれて、
 手作りする様子などを話してくれました

 これが、“民芸”であり、
 この元町長のさりげない暖かいおもてなしの心に
 繋がるのかと思いながら、お茶を頂きました





ここに来るまで、かなりの急な坂道を登ってきました
佐久市は、佐久平と呼ばれ四方を山に囲まれた小さな盆地
庭に出てみると高台のここからも素敵な風景が目に入ります
そして、たくさんの山野草などが敷地いっぱいに生息しています


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スミレ・グミ・花イチゴ・ノミノフスマ?・ムスカリ・・・などなど
山野草などが自然に生息しているという感じの庭

自然に生息しているという感じなのですが、話を伺うと・・・
このタンポポは、日本タンポポだと・・・
日本タンポポと西洋タンポポの違いを比べて説明してくれました
繁殖力の強い西洋タンポポは抜いて、日本タンポポだけ残しているのだとか
つぼみも日本タンポポの方ががっちりして丸い感じ
日本タンポポをこよなく愛しているお気持ちが伝わってきます

    

     丁字草・・・山野草だけをまとめて一角に置いてあった弱々しい鉢植えと
     地植えしたものを見せてもらいました
     地植えしたものは、太くしっかりしていて色も濃い緑
     花は、とてもかわいい
       

     今回わたしがとてもきれいだと思ったのはイカリ草の葉
     ほんのり赤い縁取りがあって、それが整列している様がいい
     野生種なのか花はとても小さかったけれどこれもかわいい
       

そして、国蝶のオオムラサキが食べる木 ・・・食菜?『ショクサイ』と説明されたような・・・
オオムラサキが食べる木なのでエノキかもしれません
 



しばし山の上でのんびり英気を養い、渋滞が予想されるので、
そろそろ昼食をとり、帰路につくことに・・・
佐久IC近くのイタリアンレストランへ・・・
地元でも人気のレストラン
今日は、浅間山が一望できるカウンター席で・・・

豚バラとリコッタチーズのピザとトマト味のスパゲッティを頂きました
渋滞かもしれないので、ドルチェもいただいて・・・

今回は、24時間もいなかった短い滞在でしたが
たくさんの充実した時間を過ごすことができました
今度は、母の13回忌に・・・




伊香保温泉 Part Ⅲ

2008年01月09日 | 
伊香保のたびの最後は、昼食に『水沢うどん』をいただくことに・・・
ガイドブックで目星を付けていたので、迷うことなく元祖水沢うどん『田丸屋』へ



“創業天正10年の老舗”といってもちょっとわからない
1582年創業のうどんの専門店


中に入ると、まず下駄箱に圧倒された

  下駄箱は、スライド式の扉
  なんとも、趣があって
  面白い造り








独特な“和”の雰囲気の店内


                    


待ち遠しかった、お料理がでてきた


田丸屋のうどんの特徴は、
三種類の小麦粉を調合し湧き水と天然塩で、こねこみからしあげまでの13工程を
2日間かけて熟成したうどんだとか・・・

たれも、“醤油だれ”と“胡麻だれ”のお好みで・・・

山菜の天ぷらや、山菜の煮物など・・・
たくさんの美味しいご馳走に舌鼓をうった



中央に“とんがり”がある独特のうどん用の器のざる
山菜の煮物などが入っていた器
天ぷらが載っていた器

           最後は、マンゴスティンのデザート


ご馳走様でした
それぞれに、好きなものを注文していただきましたが
どれも、美味しくいただきました




 




伊香保温泉 Part Ⅱ

2008年01月07日 | 
今回の旅行でお世話になったのは、森秋旅館
5回がロビーで、客室・食堂・お風呂はすべて階下のフロアーにある
なぜかというと、“坂の街”だから・・・

駐車場が1㎞ほど離れているというのもおもしろい・・・

        冬の風物詩、雪囲いがしてある



                    全館、まだ正月のムードの森秋旅館





楽しみにしていた夕食
石段街を歩き、お腹をすかせて・・・用意万端



           お刺身の器に趣向が・・・
かまくらの中に、お刺身が・・・  食べ終わる頃には、こんなに解けて・・・


部屋で食事ができ、しっかり上州牛もいただき・・・満足
今回の旅行の目的“ただただのんびりする”こと
中居さんも甲斐甲斐しくお世話してくれて、本当にいい旅になりました


朝食も、バイキングではなくこんなにりっぱな朝食が・・・


後で気が付いたことですが
夕食と朝食に付いた“箸袋”が・・・


上の箸袋が夕食に付いたもの
その箸袋には、夕食の後に必要であろう施設のご案内

下の箸袋は朝食のもの
その箸袋には、チェックアウトしてから使用できる地図が記してあった
これも、一つの“おもてなし”なのではないでしょうか・・・
うれしくなりました


窓からは、谷川連峰・三国山脈から赤城山まで素晴らしいパノラマが飛び込んでくる


          

                 


この旅館は、詩人・野口雨情がこよなく愛し定宿した温泉宿 

部屋にも、廊下にも雨情の詩が・・・
“野口雨情”と聞いてもすぐには詩が出てこない
露天風呂に行く途中、雨情の詩が並べて飾ってある
『あぁ~』『あぁ~』とお互いに連呼・・・情けない


姉のことをいつも気遣ってくれる妹に感謝
の~んびり・・・こんな幸せはないと思う






             

伊香保温泉 Part Ⅰ

2008年01月06日 | 
初めて、伊香保温泉に行ってきました
ただただのんびり温泉につかろうと、妹が招待してくれたものです
おじいちゃんたちは、寒いので・・・
娘は、会社の同僚とスノーボードに・・・
息子は、仕事で・・・
ということで、夫と私と妹の3人旅となりました

伊香保の町の“坂”には驚きました
その坂の傾斜角度が急なので、雪が降ったら大変なこと
そして、温泉旅館がひしめき合って建っている
目的の旅館を探すのも“坂”と“細い路地”で容易には探せないほど・・・
こんなに狭い路地も、特に一方通行でもなく車が行き交っていました

          


早速荷物を置き、石段街を“石段散歩”に向かいました

  

石段の両脇には、みやげ物やさんが・・・
狭い店内は、観光客がいっぱいで身動きが取れないほど
ちょっと驚いたことは、若い人が多かったこと


“湯元通り”を源泉の湧出地を求めて上へ上へ・・・



              

赤い太鼓橋があり、新緑や紅葉の時期だったらとても素敵だったのでは・・・
その“河鹿橋”の下を流れる湯沢川は、鉄分が多い為酸化した赤褐色
源泉を見、飲泉所で温泉の湯を飲んでみました
その近くには、市営の露天風呂があり、賑わっていました



            

それにしても、寒かった
伊香保神社の手水所には薄氷が張っていて
道の脇には霜柱が・・・
途中で見かけた饅頭屋さんで蒸かしてあるホカホカのお饅頭を頂いた
寒かったので、ことのほかあたたかくて美味しくかった

遅くに来ることになっていた妹が、そろそろ着く頃・・・
私たちも、旅館に向かった






袋田の滝 PartⅢ 馬頭道の駅

2007年11月20日 | 
袋田の滝には、R122から東北自動車道で宇都宮で降り、馬頭“道の駅”で一服
新鮮な野菜がところ狭しと並んでいる


   ヤーコン・さつま芋・むかご・銀杏         聖護院大根?・赤カブ

  

  

        立派な椎茸                      大きな大きな梨



取りたてなので、みずみずしい・・・
しかも、安さに驚きました

これから行く袋田の滝のことはすっかり頭の中から消えてひたすら買い物籠に入れ
夫に呆れられてしまいました
帰ってからの野菜の整理が大変だということも忘れて・・・




結局、こんなに大量に野菜を買ってきました
どれをとっても、最高に新鮮でした



初めて、漬けて見ました              むかごのご飯を炊きました




赤カブは、“簡単ピクルス”の《すし酢》 で漬けてみました
見てる間に、こんなきれいな“赤色”に染まりました

“むかご”は半分ずつ調理して・・・
《素揚げ》 したものを軽く塩を振っていただきました
もう半分は、炊き込みご飯 で・・・

とにかく、 素材が新鮮という美味しさ を堪能しました






袋田の滝 PartⅡ

2007年11月19日 | 
旅の楽しみは、その土地の食べ物や特産物などなど・・・
水と緑に恵まれた茨城県の大子町の特産物は奥久慈茶、久慈川鮎、りんご、チーズケーキ、
そば、奥久慈しゃも、こんにゃく、おやき、ゆば、漆、地酒、地ビール、硯など
たくさんあります

袋田の滝までの道の両端には露店が並び、お馴染みの特産物が並んでいた
面白いものを発見




                       こんにゃく芋 & こんにゃく

                                


 



  これは、ご覧の通りの“だいこん”
  
  こんな趣向が・・・
  “グラーマー大根”と“美人大根”
  ※不愉快な画像だったら、許してください







  こんな、怪しいお店も・・・

  見れば見るほど、怪しい お店







昼食は、地元のもの美味しいものと思って探したがわからず・・・
とれたての久慈川鮎とゆず味噌をからめたこんにゃくと里芋の串刺しですませた
鮎もこんにゃく・里芋、全部美味しかった
おそばも食べたかったが、満腹で食べることができなかった 残念

こんにゃくを4袋も合計12個
ふわふわのお麩
美味しそうなりんごも・・・

“新鮮”なものを見るとついつい買ってしまう・・・
今しか買えないと思うとつい・・・




袋田の滝PartⅠ

2007年11月18日 | 
               日本三名瀑のひとつ “袋田の滝” に行ってきました

  

                      高さ120m ・ 幅73mの大きさ を誇る滝

        この滝の壮大さを写真に収めようとしても、滝と観瀑台との距離が近い為
        部分的にしか撮れなかったのがとても残念でした




しばし、滝をいろいろな角度から眺めた後は、次に目指すは “生瀬の滝”・・・
鍛えていない体では、ちょっと きついコース
階段で登っていくとたった今見てきた滝が角度を変え
木々の間から見える



                       “生瀬の滝” に到着

               

                    生瀬の滝は、観瀑台からは見えない一番上の滝



        “生瀬の滝”までは、この“袋田自然研究路”の案内板を見ながら・・・



この案内板によると袋田の滝は、西行法師が“秋”訪れた際、
「四季に一度ずつ来てみなければ本当の良さはわからない」と絶賛したことから
『四度の滝』と言われているようです

また一説では、大岸壁を四段に流れることから、『四度の滝』と呼ばれているとも・・・


                     素敵な秋も・・・

               


              あらためて、もみじは“緑”でもなく“赤”でもなく、ちょうどこんな
              移行する時期が素敵だと思う