マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2013年9月7日 マグロ・カツオ釣り カツオ釣りをナメていました。

2013年09月08日 | マグロ・カツオ釣り
ここ3年ほど、カツオ釣りの坊主率が異常に高かったんです。
釣り自体はコマセマダイに近い釣りで、かつてはそれほど苦手ではなかったのですが、どうも最近やたらと坊主が多かった。
今日、その理由が分かりました。


葉山あぶずり港清兵衛丸さんからの出船です。葉山の船は都心からも近いので人気の船宿が多いですが、清兵衛丸さんはどういう訳か比較的空いている日が多いです。この日も他船は20人近く載っている船が多かったですが、9人だけでした。

釣座は左舷トモ。でもこの釣り座で坊主が多いんだよ。


<道具立て>




竿:ダイワ ゴウインブルHH-220
リール:ダイワタナコンブル750 PE10号 300m

仕掛け:カツオ用 ヒラマサ15号 ハリス 20号3m→ネムリ系の針 ハイス16号4.5m
    マグロ用 インターフック カンパチ・ヒラマサ16号 ハリス 30号6m

船は出船すると南西方向に舵を向け、行程一時間で江ノ島の真南あたりでナブラ発見。いくつかの船団に別れてそれぞれ群れを追っています。

最初の投入で船中数名にあたりがあり、お祭りしながらも良型カツオが取り込まれますが、自分は空振り。



<活気付く船団>



ナブラは多く、うまく反応に当てると何人かが同時にあたるという感じです。
隣の人は絶好調で何度も当てています。

が、自分には当たらず、エサをむしられることが2回ほどあっただけ。
なんか、魚に見切らてるっぽい気がしてきました。

隣の人が5本釣った時点でアタリなし。

ヤバイ、ヤバイ、一人坊主か・・・

思い切って反対のトモのいつもお見かけする常連さんに、聞いてみました。

「どうも当たらないんですが・・・」
「ハリス何号でやっているの?」
「20号です」
「それじゃあたらないよ。16号以下じゃないとダメ」

といって、ご自分の仕掛けを一組分けてくれました。

そしたら、


仕掛けを変えて、2回目の流しで、ガクガクと竿が震え、直後に突っ込みました。
上がってきたのは3キロ級のカツオ。

<カツオくん>


それから3本連続で当てて全部船に入りました。

カツオは前回より2周りほど大きくなっており、パワーも前回とは比較にならないほど強烈。ゴウインブルでも走ると巻けませんね。

4本取った時点で35リットルのクーラーは満杯になり、その後は30号6メーターのハリスで水深を50mまで落として、キハダを狙いましたが、アタリは来ませんでした。

<本日の釣果>
カツオ 3.3~3.8キロ 4本



<船中釣果>
カツオ 全員クーラー満杯。キメジ2本


キハダかキメジのデカイのが隣の人にあたりましたが、ハリス切れでした。

思えば、キハダが回りだしたのはここ4年ぐらいのことでその前は10~12号ぐらいのハリスでやっていたんですね。
それからキハダに瞬殺されることが多くなり、ハリスもどんどん太くなって20号ぐらいまで行くと、針の結び目も大きくなって、周りの人が細いハリスを使っていると魚に違和感を与えて食いが悪くなっていたんでしょう。
カツオはハリスを気にする魚ではないと思っていましたが、思い込みは禁物です。
仕掛けを変えて、これだけ食いが変わったことはちょっと記憶にありません。

常連さんに感謝です。