マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

イシダイは七日寝かせて食すべし

2013年12月21日 | 料理
イシダイはとにかく美味い。
本当に美味しい魚は、やはり和食で味わうのがいいと思います。

魚は、寝かせるほどに甘みと旨味がでますが、反面身が緩くなり、臭いも出てきます。

マダイなどはこの両者のバランスが取れるのが2日か3日ですが、イシダイでは一週間ぐらいが丁度よいように思います。
エラとワタを取ったイシダイを紙に包みビニール袋に入れて保存します。

<イシダイの身>


脂がすごいです。
包丁を入れるとべっとりと脂が付き、まさに白身のトロ。

<イシダイのお造り>



冷酒に最高にあいます。
脂の甘みと適度な良い歯ごたえ、旨味が濃く、これ以上美味い刺身はちょっと考えられないほどです。

<縁側>


とりわけ、この縁側の甘みは尋常ではないです。

<焼き物>


脂がじゅうじゅうとこぼれてきます。
コクがあり、味わい深いです。

<イシダイ鍋>


具は、葱と白菜だけ。
美味しい魚には余計な具は不要です。特にきのこ類を入れると、せっかくの魚の甘みがきのこの香りにマスクされてしまうような気がします。

<ネギ>


ネギがイシダイのエキスを吸って甘みがましているような気がします。

<雑炊>


イシダイ鍋の雑炊と比較できるのはすっぽんぐらいでしょうか。

<イシダイ飯>


塩炊きです。最高です。

<お吸い物>


出汁は澄み切って濃厚。


剣崎沖イシダイ料理。堪能いたしました。
来年も是非参加ください。
人数が多ければ2回やります。

また、よろしくお願いします。