百合とオレンヂ城Ⅱ

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映画ワイルドセブン

2013-03-04 20:52:00 | 映画

ワイルドセブン




 
 七人の元犯罪者で構成された『ワイルドセブン』
の活躍とバイクアクションを描きます。



 原作のEP『コンクリートゲリラ』を元に
映画化。


 ちなみに原作の『野性の七人(94)』と
『バイク騎士事件(95)』はOAVになってますが
キャラデザは平井久司さん(SEED!)です。



 
 冒頭凶悪な銀行強盗事件が発生。

 そこへ颯爽と登場し強盗団を宣言通りに「退治」
したワイルドセブン


 いつも通りに悪党を退治したワイルドセブン、
しかし悪党の1人が何者かに狙撃される。
 
 主人公でワイルドセブンのリーダーの飛葉は
謎の狙撃者を追う。


 
 
 謎の狙撃者は深田恭子さん演じるユキで
殺された家族の復讐の為に広域指定された
ある犯罪集団を1人、また1人と撃っています。


 画像を見ればわかりますが、実は人の良い
飛葉はユキをほっておけなくなりバイクで
二人乗りして送ったりします(笑)




 中盤の見せ場。
 飛行船でウイルスを散布する、という『パトレイバー2』
『ブラックサンデー』のような事件をワイルドセブン
桐生、犯人グループ、ユキの四つ巴の状況が進行し
ジョン・ウーのようにお互いに銃を突きつける
緊迫した事態にまでなります。

 最後の方のワイルドセブンがどこか
笑えます(笑)


 ここまでは良かったんですが…
 




 ユキが家族を殺したテロリストへ復讐を続け
ワイルド7のリーダーがそれを止めようとする…
のはいいのですが途中から話の軸が
ユキのテロリストへの復讐から、国家の陰謀へと
移ってしまったのは何故なんでしょう?


 しかもその国家の陰謀というのが
管理システムへの疑問という
『マイノリティリポート』や『サイコパス』
みたいな話なんですよ!


 ユキの復讐がどこかへ行ってしまって
ワイルドセブンとユキの逃亡劇になりますが
前半と後半で、どうもストーリーが違ってる
気がします(^-^;)




 
 この桐生がPSUの責任者という立場を利用して
やっている悪事があまりにもセコい(笑)

 中井貴一さん演じる草波に小悪党とまで
呼ばれる程です。




 草波、ワイルドセブンをスカウトし手塩にかけて
育てた人です。

 ワイルドセブン、特に飛葉との関係は正に
腐れ縁という言葉がぴったりです(笑)

 最後はこの人が落とし前を付けるのですが…
…な~んか変なんですよね。

 原作でもそうなんですが、草波って
どこか頭でっかちのインテリというか
胡散臭いんですよね(^-^;) 


 草波はバイク乗りを集めて『ワイルドセブン』を
作りますが時々メンバーを消耗品扱いしてます…
まるで安彦良和の『ヴィナス戦記』(アニメ版)
のように…





 もちろんバイクアクションもすごかったです。


 バイクで狭いところを走ったり飛んだりするのは
相当な技量がなければできないと思います。


 画像はワイルドセブンの1人セカイです。
 映画が原作の『コンクリートゲリラ』に準拠
してるのでユキとセカイが登場しています。


 ワイルドセブンのメンバーは訳ありですが
セカイも訳ありです。


 この映画で飛葉とセカイの取った行動というのが
マシーンなんかじゃなくて人間らしさ、なんだと
思いました。


 飛葉と草波も重要ですが、飛葉とセカイもこの映画
で描きたかったことなんでしょうね。





 画像はメンバーのソックス
趣味はコイン占いです。
 

 マンガ版ではサイボーグ009の004そのまんま
でした(笑)


 変装もするのですが飛葉とソックスは意外ですが
タクシード姿が似合っていました。




左からBBQ オヤブン パイロウ 飛葉 セカイ
ソックス ヘボピーです。


 原作準拠と書きましたが映画と原作で同じ名前の
メンバーは飛葉、セカイ、オヤブン、ヘボピー
で、ソックス、パイロウ、BBQは映画オリジナルの
キャラです。


 中井貴一さんの草波さんはハマり役です。
飛葉役の瑛太さんも朴訥な感じが良く
セカイ役の椎名さんも年長さらしさが
よく出ていたと思います。



 オヤブン役の宇梶さんはそのまんまだと
思います(笑)
 ただオヤブンに原作のヘボピーらしさがプラス
されていて、その分映画のヘボピーは
影が薄くなっています(^-^;)


 
 ヘボピーとBBQは面白い人でムードメイカー
でした。
 ワイルドセブンは悪党の集団なんですが
「オレ達ここしか居場所ないじゃん」の
セリフがなんか面白くて良いです。





 エンディングを見ればわかりますが
現場は和気あいあいとした雰囲気だった
みたいですね(笑)


 映画『テルマエ・ロマエ』もいずれ書こうと
思いますが、次は『アイドルマスター』の記事を
UPします。


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