寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

似て非なるもの 2

2011年10月28日 10時14分24秒 | 日記
今月 私のブログも600日を越えました♪ たどたどしい内容でありながらも毎日書き込んできたのが唯一の誉れです。
(ただし土日は休ませてもらいましたが…)
私は約二年間続けられたのは皆さんの愛読いただくのが励みになっています。
これからもよろしくお願い致します♪
さて、昨日の続きです。 お客様の都合で会食会場まで急げと言われるこっになりそうですが…
その前の週です。
韓流のお客様の時でした。
この時は若いバイヤーではなくてほんと会社のオーナーでした。
年配者で如何にも「私はお金持ちです」貫禄と言いますが風貌がゆったりとしていましたね。
一般的に韓流は切れ上がった目が特長ですが、この方はなぜかたぬきみたいなひとみですゆったりとしてギスギスした感じが抜け落ちていました。
あとで聞いたら日系さんらしくて、 母国の韓国で幼少のころ差別に逢ったのだそうです。
差別はどこの国にもあるものですね。
それでこのオーナーさん、うちにこられたのはいわば表敬訪問でした。
これから取引する相手の工場を見ておきたいとの願いを今回実行されたのでした。
この時は鬼塚専務や高辻役員をはじめ本部長クラスは勢揃いです。 部長はアシスタントみたいにチョロチョロとコマネズミみたいに動き回っていましたっけ(笑)
こんな田舎の工場にまさか…と私も思ったのですが、相手は韓国の有力者です。
地方の工場を知ることでその会社の内容がわかる!と見込んでいました。
さすが偉大な人はちがいますね(笑)
視察はピリピリした雰囲気の中で行われました。
工場を見るに当たっては設備は基より作業のあり方や動作など仔細な項目を見ていたようで、詳しい技術的な質問よりソフトな部分に集中したそうです。
対応は主に工場長です。
例の飲み助ですが(笑)このときばかりは 冗談は封印です。
額に汗を流して説明に終われていらっしゃいました。
さて視察は予定より一時間以上も早く終わりました。
雑談でお茶を濁すにも相手は多忙な方です。
早く会食をしましょう… とせっつかれつ慌てたのは高辻役員でした。
会食の段取りを担当していらっしいましたから…
実際は河田部長ですが、二人であたふたしています。
私はまだ時間があるからと深夜に備えて午睡を取っていたのです。 午睡…早い話が昼寝です(笑)
私の携帯が鳴りました。
「はい高村です」
半ボケみたいな声だったかもしれません。(笑)
余談ですが私は普段昼寝をするばあい必ず目覚ましをかけています。 時間の15分から30分まえですが、こうしておいたら寝過ごすこてはありませんから…
念のため二度時間差をつけている人もいますが、私は一度きりです。
大体そんなに寝るなんてあり得ませんからね(笑)
私のパターンは一時間です。 午睡の場合まずこれくらいで自然と目が覚めてしまいます(笑)
この時は予定より一時間以上前でした。ちょうど深い眠りに入ったころだったかもしれませんが、 携帯の呼び出し音に私は現実に引き戻されました。

電話の向こうの河田部長は困った困ったを連発しています。
「どうしました?」
私が尋ねると
「早くなったんですよ」
「早くなった!?」
のんびりやの私ですがさすがに飛び起きました。
早くなった、とは早く車を出せ~ということです。
幸いにも車の整備は済ませていましたからそう慌てることはないのですが(笑)
電話の話を聞きながら私はセルを駆けていました。
河田部長の話によると祇園の料亭に6時の予約を入れているそうです。
「はいはい…」
6時なら楽勝だと私は思いました。
「それで今から出れば何時ごろ着きますか?」
「はぁ…」
私には河田部長の尋ねている意味が理解できませんでした。
今が4時でしょう…
ここからなら祇園まで一時間です。
こんな事河田部長なら承知のはずですが…
「5時に間違いなく着きますよ」
私は胸を張って答えました。
だってこの時間なら自然渋滞も気にせずに行けます。
5時より早く着くことだって簡単な話です。
しかし河田部長の声は沈んでいました。
「5時ですか…」
「…」
「もっと掛かりませんかね」
「はぁ…」
早く着けろはたまにありますが、早く着くからと言ってため息をつかれたのは始めてでしたよ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする