寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

似て非なるもの

2011年10月27日 08時22分40秒 | 日記
昨日まで韓流ブームにあやかって特集を組みました。エレクトロニクスで欠かせないのはもうひとつ台湾があります。
中華民国が正式な名称ですが、大体台湾で通っているようですね。
韓国と台湾…多少知識のある方ならご承知でしょうが、かつて日本の領土でした。
戦前はどちらも貧困にあえぐ国や地域でした。
それが昨今は猛烈な成長を遂げて経済力のある国になっています。
外面は確かにそうですが、内情を現地にいた駐在員に聞くとまだまだの部分がいっぱいあるそうです。
そうは言いましても世界的に見ればかなり飛躍を成し遂げた国に違いありません。
台湾は非常に親日で知られていますが、うちの会社も子会社を含めてかなりの投資をしています。
台湾は韓国と同じように格差社会です。
従いまして日本に来るような人はエリートです。
背景はこれくらいにしまして話を進めていきましょう♪…
うちの事業部はエレクトロニクスを扱っています。
国内は基より海外の取り引きもたくさんあります。
むろん外国向けの工場を台湾に設けるのは平成の始めに流行りました。
流行ると言うよりは自然な摂理かもしれません。
内地と比べて人件費が安いのが第一ですが、勤労意欲やインフラなどもまず整っているからです。
台湾の首都は台北ですが工場はその周辺つまり田舎にありました。 当時うちでは台湾の工場に赴くのは出世のコースで今をときめく臼井事業部長がそうでした。
以前ご紹介しましたように苦労はしても報えるだけの業績があがりました。
しかし今日は様子が違ってきました。
力を付けた台湾メーカーが独自で製品を作り出しました。
そうなると今までとは様相が一変しました。お客様となったのはここ数年です。
台湾の人は先ほどのとおりエリート集団です。 特にエレクトロニクス系は皆さん日本語が堪能です。
私は例によってアッシー君です。車内に台湾の人が乗ると韓流とは違った雰囲気があります。
言葉では中々表しにくいのですが、韓流が剛のイメージに対して台湾は柔でしょうか♪
顔つきも角張った感じに対して平べったい感じでしょう(笑)
これは私がお乗せした人だけのイメージですから、全部がそうだと誤解のないようにしていただきたいです(笑)
さて台湾のメーカーさんは至って礼儀正しく…この点は韓流と同じですが、韓流には儒教の教えがあるので同然でしょうが、台湾にはエリート、つまりエエとこのボンボン躾ができていると感じました。 衣食を足りて礼節を知る…です。
脱線しますが、儒教とはまず目上の人を敬う教えが根底にあります。
古き日本にもありましたが、急速な欧米化によって形骸化しつつあります(苦笑)
それが韓国にはありました。
台湾の人は穏やかでいつも微笑みを絶やさなのですが、ことビジネスになると豹変するらしいのです。これは私が聞いた話ですが、
値段になると特に顕著に表れてきます。
技術とか納期などは案外なぁなぁで済ませていられるのが、単価になると目の色が変わるそうです。
どうも植民地時代のイメージが引き継がれているみたいで…
つまり日本人はお金に汚い!?
こすっ辛い、油断ができないと思っています。 騙されるものか!!と肩を怒らせて頑張る人が多いのは
裏返して見ると劣等感につながるのでしょうか…
とにかくこだわりだすと手が付けられないようになります。
その日も 午後4時には商談を終える予定が5時になっても終わる様子がありません。
この日の予定はこのあと京都まで移動して会食になっていました。 工場は韓国メーカーの視察と同じでした。
前回の失敗に懲りて今回は京都で食事することになっていました。 京都までここから一時間です。
たぶん祇園の料亭の予約時間は過ぎているでしょう…
私がヤキモキするのは、遅くなった分しわ寄せが移動時間にくるからです。
「急げ」と言われれば急ぎますが一時間がそう… どんなに走っても5分の短縮が出来るくらいでしょうか!?
早く走ればそれだけ危険性は上がります。私一人なら未だしもお客様を乗せてですから、滅多な運転もできません。 急げと言えばその前にこんな話がありました…
コメント
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