〓〓 東山通り(東大路)は京都市内の一番東側を南北に通っています。
寒空の中二人は来た道を黙して歩いていました。
…なんか話さないと…河田部長は考えていました。
しかし考えれば考えるほど言葉が浮かんできません(苦笑)
「あの…」辛うじて、取り合えず… 声をかけました…
「はい?」うつむいていた金沢さんも同じ気持ちでした。
そして…この男はどうしたいんだろう…と考えていました。
四十半ばの既婚者…
とても結婚の対象にはなり得ません。
かといって無視するのは…
金沢さんには恋心も無いわけですが、雰囲気次第では少しくらいなら…
どうせ家に帰ったって仕方ないし…
「さっきはありがとう…」
「え?」
「ああ…お金さぁ、助かったよ♪」
拝観料の五千円でした。 金沢さんもなぜあの場面で渡せたのかわかりませんでした。
「いえ…」
そんなこと…誤解しないで、と言いたいのですが…やっぱり勘違いしますよね(笑)
金沢さんは相変わらず下を向いていました。「明日には返すから…」「はい…」
たぶん今の私は仏頂面しながらいるのだろう…
ああ山田さんはこんな時笑顔で返すのだろうなぁ……
「ねえ、折角だからなんか食べにいかない♪」
…いきなり?(苦笑)
「ははい…」
まぁ、いいか♪ このあとどうせ暇だし…(苦笑)
「あっ、お金は別に返すから…(汗)」
なんか冴えない人ね(笑)けど真面目なんだな(〓)
金沢さんは短いやり取りの中で河田部長の誠実さを少し感じていました。
「焼き肉大丈夫かな…」
「ええなんでもいけますよ♪」
食事になって金沢さんは少し元気が出て来ました(笑)
「じゃあ、この近くだけど…」
河田部長はたまに接待で使う焼き肉屋に入りました。
「ここなんだけど…」さすがに接待用だけにこざっぱりしたお店でした。
「へぇ~」
焼肉屋にしてはきれいな店構えに金沢さんは驚きました。…
「いゃあ、お客様といったりするんだよ」
なんか言い訳みたいに聞こえるけど…
「ホントは山田さんと来たかったんじゃあないのですか? 」
言ってからしまったと思いました…
「とんでもないよ」
河田部長は慌てて手を振っています。
…はは~ん 図星だわ(笑)
これは女の勘というやつでした。
四十過ぎでしかも営業部の部長さんなのに…金沢さんは思わず笑っていました。
寒空の中二人は来た道を黙して歩いていました。
…なんか話さないと…河田部長は考えていました。
しかし考えれば考えるほど言葉が浮かんできません(苦笑)
「あの…」辛うじて、取り合えず… 声をかけました…
「はい?」うつむいていた金沢さんも同じ気持ちでした。
そして…この男はどうしたいんだろう…と考えていました。
四十半ばの既婚者…
とても結婚の対象にはなり得ません。
かといって無視するのは…
金沢さんには恋心も無いわけですが、雰囲気次第では少しくらいなら…
どうせ家に帰ったって仕方ないし…
「さっきはありがとう…」
「え?」
「ああ…お金さぁ、助かったよ♪」
拝観料の五千円でした。 金沢さんもなぜあの場面で渡せたのかわかりませんでした。
「いえ…」
そんなこと…誤解しないで、と言いたいのですが…やっぱり勘違いしますよね(笑)
金沢さんは相変わらず下を向いていました。「明日には返すから…」「はい…」
たぶん今の私は仏頂面しながらいるのだろう…
ああ山田さんはこんな時笑顔で返すのだろうなぁ……
「ねえ、折角だからなんか食べにいかない♪」
…いきなり?(苦笑)
「ははい…」
まぁ、いいか♪ このあとどうせ暇だし…(苦笑)
「あっ、お金は別に返すから…(汗)」
なんか冴えない人ね(笑)けど真面目なんだな(〓)
金沢さんは短いやり取りの中で河田部長の誠実さを少し感じていました。
「焼き肉大丈夫かな…」
「ええなんでもいけますよ♪」
食事になって金沢さんは少し元気が出て来ました(笑)
「じゃあ、この近くだけど…」
河田部長はたまに接待で使う焼き肉屋に入りました。
「ここなんだけど…」さすがに接待用だけにこざっぱりしたお店でした。
「へぇ~」
焼肉屋にしてはきれいな店構えに金沢さんは驚きました。…
「いゃあ、お客様といったりするんだよ」
なんか言い訳みたいに聞こえるけど…
「ホントは山田さんと来たかったんじゃあないのですか? 」
言ってからしまったと思いました…
「とんでもないよ」
河田部長は慌てて手を振っています。
…はは~ん 図星だわ(笑)
これは女の勘というやつでした。
四十過ぎでしかも営業部の部長さんなのに…金沢さんは思わず笑っていました。