寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

鬼の目にも泪…4

2011年12月20日 08時38分38秒 | 日記
「うちの女房がさぁ…、あなた最近丸くなったわよ…言うんだよ」声色(こわいろ)を使って話を切り出すのが鬼塚専務の十八番(おはこ)です!
女房は女房に娘は娘で(笑)それぞれ声を変えてね…落語家顔負けです(笑)
奥さんや家族が話題に出て来るときはご機嫌ですし… ムス~としていたらご機嫌ななめ…はっきりしていてわかり易いといえばこれほどの人はいないでしょう♪
因みに私が見抜くくらいですから社内では当たり前のことでしょうね笑)

「専務が丸くですか…(苦笑)」
横の高辻役員が呆れたようにうなずきました。
「そうなんですよ、俺もようやく人間が出来てきたんだなぁ…」
鬼塚専務は配下であっても高辻役員にだけ一目置いていらっしゃるみたいで敬語を使われます。
「はは♪」高辻役員は笑うだけです(笑)
永い付き合いで鬼塚専務が何を言いたいのか…わかるみたいで、ただの戯れ言は聞き流していらっしゃいます。
近寄らず離れず、これが永続きの秘訣かも知れません♪
「そしたらさぁ~娘の奴までが、お父さんは一生そのままかと思っていた、だってさ!」
首をすくめるようにして笑いを誘います♪
「ははは♪専務とこの娘さんも言いますねぇ♪」
「そうなんだよ、ありゃあ生意気を通り越して俺より威張ってやがる!」
好好爺としながら仰るので…さすがに鬼の専務も子供には弱いんだなぁ♪と私は家庭での一面を見た気がしました。
そんな時、窓田新本部長が現れました。
窓田本部長は円山本部長の後釜でありますが、風貌からして(オツムが秋の夕暮れ♪です)還暦か?一瞬思いましたが、以外や若くて、吃驚(ビックリ)でした(ごめんなさい♪)
会社では若返りを一貫して薦めていました。だから円山事業部長より歳上が跡に就くはずもないのでしょうが、このタコ…いや失礼窓田営業本部長は温厚実直なタイプの方でした。しかし私の見るところ営業として?がついてしまいますね!!
確かに会社はメーカとしての確立した高い技術力を誇っていますが、それに頼る為にか、或いは超一流企業故に頭でっかちが揃いすぎているように感じます。 (所謂線が細い…)
悪口じゃあありませんが、つい目につきます。
社風が地味なものですから、社員も目立たない堅物な技術系か良いところのボンボンばかりです。
二三人の若い社員が雑談をしているのを聴いていましたが、全く面白そうな奴はいませんね。いくら年の離れたおじさんでももう少し羽目を外しますよ(笑)
全員が全員地味でクソ真面目の金太郎飴ですね(笑)
その典型がこの窓田本部長です!
よほどの時でも冗談はまず言わないし、雑談だって仕事の話です(笑)田舎の長男でしょうね♪急がず慌てずマイペース!それでいて融通が利かない小細工が出来ないために役員から一番叱られているでしょう…
長所は堅い、真面目です。単身赴任中ですが借りているマンションは会社から徒歩って3分で朝の七時から夜中まで缶詰になっています。
…あ~疲れた(笑)この方の事を考えただけで私は疲れていました(笑)
コメント
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