おはようございます^^昨日は寒露(かんろ)と言いましてれっ歴っきとした二十四節季のひとつでした。字体を眺めてみますと、なんとなくわかるのが
漢字の優秀なところでしょうか。秋が深まり、朝夕の露がいっそう冷たくかんじられるころ日が短くなり太陽はあっというまに沈んでしまうことから、
秋の日は釣瓶(つるべ)落とし という言葉もあります。 枕草子では清少納言が「秋は夕暮れ 夕日のさして 山の端いと近うなりたるに・・・」
まぁ 秋は夕暮れや虫の音に風情を感じると歌っています。野山は秋色に染まり 自然の景色は穏やかに深みを増していきます。
水は冷たく山粧(やまよそおう)季節の到来です。
とまぁ・・私なりに 季節の移ろいを描いてみましたがこの頃、この四季の移り変わりにどれほど心を動かされている人がいらっしゃるのでしょうか。
たとえば、時期になると出回る 梨、柿、みかん、絹さや、蕗(ふき)蕨(わらび)鰹、木の芽、筍、苺、薩摩芋、若芽、柏餅、空豆、茄子、桃、胡瓜、
西瓜、南瓜、玉蜀黍(とうもろこし)葡萄・・・今の若い人は、お菓子は食べるけど、ジュースは飲むけれど自然から育まれたモノは見向きもしません。
美味しさや甘さは敵わないけれど四季折々の産物を味わい そこから季節の変わりを知れたらもっと心豊かな生活を過ごせるのではないでしょうか。
この 寒露 の前に 白露 がありました。ちょっと紹介できませんでしたが、如何にも秋の季節らしいですよね。
このように 秋は少しづつではありますが 夏の終焉を示し彩のある秋の景色へと誘っていきます。 夏の喧騒から秋は静寂・・・
慌ただしいい一日のどこかで垣間見た 秋の装い・・ちょっと一服しながら 楽しみたいですねぇ。