おはようございます^^
昨日は十五夜でした。 ♪~十五夜お月さん見てござぁる…とのんびりとした時代の童謡にあります。 たまには と私も昨夜は夜空を眺めて お月見を楽しみました^^
外灯や街の灯りも気になりましたが 真ん丸の見事なお月さまを眺めていると そのうちにまわりの明かりが気にならなくなりました。
十月も二日目、このように二日目 三日目と指折り数えるのに大相撲があります。一日目は初日、 二日目、三日目…と呼んで八日目が中日(なかび)…十四日目ときて最終日は 千秋楽 です。
この前の日曜日に九月場所が終わりました。大相撲は15日間の興行になっていて初日が日曜日、千秋楽も日曜日と決めていますが他の組織や制度なども実にうまく出来ています。
例えば 大相撲の組織は、力士がおよそ800人いまして 階級制になっていて 下から 序の口 序二段 三段目 幕下 十両 幕内(この上位が大関、横綱) とあります。
この階級は下が多くて上にいくにつれて人数が少なくなる ピラミッド型になっています。組織は野球の大リーグと似ていますが大相撲の場合 幕下以下は無給…給料は出ません。給料は十両か
らで貰えばサラリーマンよりはるかに多いですから 何が何でも十両に上らないと生活が出来ないのですが力士は各部屋と呼ばれる小さな組織の中に所属していますので最低限の衣食住は保証され
ています。昔から大相撲では 金や名誉、地位はすべて土俵の中にある というのがあります。どういうことかと言いますと相撲が強くなったら階級地位はいくらでも上がっていく、そうすれば若く
ても最高位の大関や横綱にもなれる、なれば 付き人が何人もつく給料も増えるしタニマチと呼ばれる後援会などから色々ごっちゃんができます。これらについては多種多彩なものですから
ここでは省略します^^肝心の昇級については ごく単純に出来ています。ひと場所15日間のうち幕下以下は7番相撲を取って4勝以上が勝ち越し3勝以下なら負け越しとしてその地位から
上ったり下がったりします。強くなれば階級地位はどんどん上がります。例えば稀勢の里がいましたが 彼は18歳の時に十両に上りました。これは何十年ぶりという高速の昇級でした。
たとえ18歳でも十両に上れば給料はもらえるし 付け人が付きますし大相撲協会の正式な会員として一人前として認められるのです。この昇級の制度は公平になっていてたとえ協会のエライ人
の子弟であっても勝てなかったら絶対に上がれませんし手心が入る余地はまったくありません。このようなきっちりした制度は大リーグや日本のプロ野球よりしっかりと出来ています。。
さて続きはいずれまた^^