築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

必死です(^^;)

2024-01-08 08:48:25 | Weblog
今日が祝日だということを完全に忘れてしまうくらい、
ふつーに営業して、ふつーの月曜日の人出な今日の市場場内。

競り場も「ふつー」な時化気味な休み明けの感じでした。
時化っぽいときは小さな釣りの船は漁に出られませんので、
必然的に延縄漁のマグロが多くなるものなのですが、今日は
塩釜の延縄が中心で、あとは房州(千葉)勝浦や
三宅島といったところの延縄のマグロが数本。
釣りは津軽海峡三厩のが1本あったのと、定置網が京都の舞鶴と
長崎県のデカい定置網が1本ありました。

相変わらず塩釜の延縄のマグロは浜値が高いので、セリ残っているんですが
なかなか売れてなかったですね’~
確かに、しっかり値段出ている物も結構ありますが、塩釜のマグロは現状
「全部が全部、高い」
になってしまっているので、そのしっかり値段が付くところから漏れた魚は
浜値の高さもあってセリ残って、その後もなかなか買い手がつかないという状況になってますね。
各仲買さんもマグロが決して安いものではないので、仕入れるとなったらしっかり魚は見定めます。
なので、見るところといえば尻尾の脂は色だけでなく、身の質だったり、魚体の形だったり
腹の鮮度だったり・・・最後は直感だったり(^^;)
まぁ、「セリ残る」ってことは、何らかの欠点があるからなわけで、
そこが値段と釣り合ってないということなのでしょうね。

まー正直、私ももうちょっと安ければ塩釜の魚でもよかったんですが・・・・
高いんでヤメました。



今日は房州勝浦の延縄マグロ!
魚体も160キロ台と大きく、脂もしっかり乗ってます(笑)

ホント、天然本マグロ仕入れるのに必死です(^^;)
今日は漁が少なかったのもあるので仕方ないところもありますが、
ここのところ、気楽に買える値段が全くない。。。。

セリ落とした瞬間に、支払いのこと考えてしまう自分がいます(^^;)
まっ、「億」に比べれば全然ですが(笑)